🌸厚生省・結核感染症課(「コロナ騒動」諸悪の根源)
☆日本での結核感染症課の役割
*新型コロナウイルスのような新しい病原体が発生したとき担当する
*検疫法と感染症法を所管検疫法に基づき、空港などで水際対策を指示する
*感染が判明した人物を隔離、その人物との接触者を探しだし検査する
*国立感染症研究所と連携して感染経路を調査する
☆今回の流行では、新型コロナウイルスクラスター対策班を設置している
*感染症対策のプロ集団と思われるかもしれないが実情は違う
*感染症対策のプロ集団と思われるかもしれないが実情は違う
*総勢三十人程度の小さな組織
*トップの課長ポストは医系技官の指定席
☆ 医系技官の世界では「公衆衛生と国際畑は傍流」(厚労省関係者談)
*医療費抑制、医師不足対策が喫緊の課題である厚労省
*有能な人材は保険局医療課と医政局に投入される
☆結核感染症課に配属される人材
*「出世コースから外れたイマイチの人材」(厚労省関係者談)
*彼らは結核感染症課以外に、国立国際医療研究センターの検疫所
*世界保健機関(WHO)や国立感染症研究所をローテーションする
⛳結核感染症課、感染症対策明治以来のまま
☆このメンバーが新型コロナウイルスの流行で矢面に立った理由
⛳結核感染症課、感染症対策明治以来のまま
☆このメンバーが新型コロナウイルスの流行で矢面に立った理由
☆結核対策は、戦後の公衆衛生上の最大の課題だった
*当時日本人の死因の1位で、結核感染症課は厚生省の花形だった
*潤沢な予算と十分な定員があてがわれ、伝染病も大きな問題だった
*対策は明治時代に成立した伝染病予防法に則り
*感染者を強制隔離し、患者発生地域の交通を遮断することだった
*この方法が、現在に至るまで我が国の感染症対策の基本だ
*この方法が、現在に至るまで我が国の感染症対策の基本だ
(多少の変更はある)
☆経済成長で、衛生環境改善し結核感染症課は「冬の時代」に突入する
☆経済成長で、衛生環境改善し結核感染症課は「冬の時代」に突入する
*厚生行政の中核は社会保険、医療、生活習慣病対策となる
*ハンセン病の強制隔離が世界の非難を浴びた
*ハンセン病の強制隔離が世界の非難を浴びた
*人権に配慮した法体系の構築が求められた
☆感染症法が制定された
*感染症法と名前を替えても、明治以来の基本的な思想は変わらない
☆強制隔離は、入院勧告、入院措置と名前を替えて引き継がれた
☆感染症患者の濃厚接触者を検査し、陽性者を隔離するため
*新たに疫学調査を規定し、国立感染症研究所(感染研)が統括する
⛳2009年新型インフルエンザの流行で、結核感染症課に激震が走つた
☆新型インフルエンザ等対策特別措置法が制定された
☆政策決定は二元体制となった
*厚労省と内閣官房新型インフルエンザ等対策室
(医療は厚労省、その他は内閣官房の棲み分け)
*軽症者の病院以外の施設での隔離など
*担当課が不明なまま放置された
☆感染が確認されれば強制隔離する
☆感染が確認されれば強制隔離する
*古典的感染症を対策では不十分だった
*空港検疫では一人の感染者を見つけるのに
*14人の感染者を見逃したと報告されている
⛳結核感染症課の新型コロナウイルスの流行での対応
⛳結核感染症課の新型コロナウイルスの流行での対応
☆厚労省は健康局に新型コロナウイルス感染症対策推進本部を設けた
☆結核感染症課の管理下においた
*にわか職員を集めた為、後述する多くの過ちを犯すことになる
☆最大の過ちは初期対応
☆最大の過ちは初期対応
*武漢から帰国した日本在住の中国人に感染が確認されると
*国立感染症研究所が積極的疫学調査の実施要領を公開した
*この措置を発動するということは
*検査対象を中国から帰国した感染者、濃厚接触者に限定した
*潜伏期や不顕性感染の患者から感染が広まることを無視した措置だ
☆結核感染症課、国立感染症研究所
*11年前の新型インフルエンザ対策の迷走を反省することなく
*古典的感染症のスキームを新型コロナウイルス対策にも当てはめた
(敬称略)
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⛳出典、『日本の聖域ザ・コロナ』
厚生省・結核感染症課(「コロナ騒動」諸悪の根源)1
(ネットより画像引用)