木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

おまえ!

2012年11月03日 | 日常雑感
今日、プールの後で家の近くの飲み屋さんに行った。
久しぶりだった。
そこには先住民たるシニア3人組。
かなり出来上がっているような雰囲気。
そんな雰囲気が嫌いでないので、OK、OKと入店。
ビールを飲むうち、一組のカップルが入店。
しばらく問題はなかったのだが、そのうちに問題発生。
ふと気が付かないうちに、先の先住民の一人とカップルの女性の間でトラブル勃発。
聞くと、女性としては気を遣った積りで、先住民に御酌をした。
そのうちの一人の置きグラスにもビールを注ぐ。怒ったのは注がれた男性。
マナー上から言うと、置きグラスに飲み物を注ぐのはいけない、と習った覚えがある。
けれども、年の功で流してくれればいいのに、と思ってた最中に双方ヒートアップ。
堪らず仲介した私に「お前は黙っていろ」と先住民。
「あなたにお前呼ばわりされる覚えはない」と言ったところから代理戦争。
「こっちに座れ」、「あんたこそこっちに座れ」みたいな子供のような言い争いになってしまった。

ここで思ったのは、末広がりになっていく人生と、尻つぼみになっていく人生だ。
大衆居酒屋で「常連」の肩書を笠に偉そうにしている人間と言うのは、所詮大したことがない。
実るほど垂れる稲穂、の喩通り、人間も本物は腰が低い。
今日の場合なども、私がもっと腰を低くしていればよかったには違いない。
血の気の多い自分の性格を自覚している以上、きょうの場面では黙っているのが最善の策だったのだとは思う。
けれど丸くなって物分かりのいい人間になって言いたいことも言えないのはまっぴら御免だ。
「お前は黙っていろ」の一言で切れてしまったのも事実だが、いきなり初対面の相手に「お前」呼ばわりするシニアにはもっとなりたくない。

店のママも常連が大事なので、一方的に向こうの味方。
それはそうだと思うが、物の道理はわきまえておいて欲しいと申し上げる次第。
まあ、あの店には二度と行かないとは思うが。


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