goo blog サービス終了のお知らせ 

旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

フォトブック第一集完成~制作過程のお話パート2

2020-06-01 18:53:53 | 老人のつぶやき



【これが初っ端の1、2ページ目。元々7、8ページ目だったものを、出だしインパクトのある
組み合わせのほうがいいかと考え直し、前倒す。これでつかみはOK?】


そうして手元に届いた自身のフォトブック第一集『@△mark・らんだむ BOOK3 2010~2019』
の中身について少しお話しておきます。

使用した写真は、前にも述べたように2015年までのやや古いデジタル写真がベースに
なっています。ただし、現像ソフトの変更で、ずいぶん印象が変わった作品もあるので、
その意味においてはすべて初披露の写真ばかりとも言えます。

当初からそろっていた写真に加え、追加したものには2016年以降の作品もいくつかあり、
タイトルどおり2010~2019に写した写真を、結果ある程度まんべんなくちりばめたつもりです。
ただ2010はタイトルにやや偽りありで、この年からデジカメを使い始めたものの、実際には
まだ主力はフィルム写真だったので、デジタルは一枚も選んでいないんですよねえ。
でもまあ10年ひとくくりでわかりよいかなと考え、2010からとしたのです。


   

【サードパーティ製のレンズで撮った古い写真も、予想以上にきりりと描写してくれていて一安心】   


最初ソフトに丸投げして自動で作成されたアルバムをとっかえひっかえして、ページや
写真も大幅に変更して、BOOK3は順当に春夏秋冬、順番に並べてみました。私の場合、
ブック全体にテーマを決めて写真をそろえられないので、いろんな地域からの寄せ集めで
四季を感じさせるしかないんですよね。ただ、選ぼうにも冬の写真(氷や雪)は致命的に少なく、
これは前々からわかっていたことながら、いざ、こうした機会には改めて思い知らされます。

そうして完成したものは、一応ページ毎にある程度テーマごとにまとめられてはいるのですが、
その分面白みに欠けるというか、最初の自動で並べられたものに比べると斬新さがなくなって
しまい、平凡になってしまった印象はぬぐえませんね。


   

【2ページぶち抜きで掲載した写真は、大きく場面展開する意味で、ブックの真ん中のページあたりに
配置したかったが、ほぼ季節通りに並べたことで、後ろから四分の一くらいの掲載となってしまった】


BOOK3を90%くらい仕上げたまま、続けてBOOK4に着手しました。今度はやや新しめの
年代からのセレクトが多めで、中でも桜の写真はたしかほぼすべて2019年のものを使ったと
思います。4は季節通りには並べずに、星の写真などデジタルに変えてから撮り始めた新たな
テーマを加え、また、個人的には基本あまり使わないトリミングを多用して、3よりは大胆な
構成にしてみました。昆虫や動物の写真を交えることも頭には浮かんだのですが、これは仮に
BOOK5があるとするならば、そこで変化球を投げることにして、ここではやめにしました。

4も90%程度完成させたあと、今度はさらに古いフィルム写真のアルバムに着手しました。
これも2冊分編集したので、制作ナンバー1がスライドしてBOOK3となってしまったのでした。
フィルム版の話は長くなるので端折って、結果、同時に4冊をとっかえひっかえ編集する羽目になり、
相当頭が混乱しました。そうしてなんだかんだで4冊分をほぼ完成させましたが、割引適応は最初の
1冊分のみなので、今回はひとまず制作ナンバー1のBOOK3のみ発注したのです。

全巻通じて言えるのは、自分の写真に甘いというか、あれもこれも捨てがたく、たっぷり
詰め込もうとするので、使用する写真枚数がかなり多くなってしまうことです。たくさんの作品が
小さく並んでいるページが多くなり、これって迫力に欠けますわなあ。わかってはいても、
なかなか減らせなくて、これでも相当数当初よりは掲載写真を削除させたのですが…


   

【見る人が見たら、すぐに「晩秋」の写真だとわかってしまうが、「冬の作品」だと言い張って
掲載するしかないのだ】


ブック自体の仕上がり具合(色の再現)の満足度は70~80%くらいでしょうか。けっこういい感じで
プリントしてくれているけれど、中にはこちらのモニターの色合いと少々ずれているものもあります。
全体に色の傾向がどうのこうのでなく、一部の写真の発色がやや物足りなく思うのです。

しかし、これをつくった満足感は100%を超えていて、今までこうして写真集的にまとめたことが
一度もなく初めてだったので、素直にとてもうれしいですわ。ただし、全ページ見終えての感想は……

ページ数からしても、もっと満腹感あるかと思ったけれど、意外に淡白、物足りまへんなあ。
作品自体が貧相なのに加え、本来それを補うための文章がまったく入っていないからかもしれません。
要は喋りタランティーノな感じですかね。テキストを張り付けて文言を入れることは可能でしたが
今回は表紙以外まったく手を入れていなくて、普通写真集などでは、最後に作品解説的な文章が
入ってますよね。私の場合、貧弱な作品を喋り倒して補足するしかないというのにねえ(写真にも
増して、さらに理解不能なへたな文章を加えてどうするの? そういうの「恥の上塗り」という)。

大手出版社から全国展開で発売される際には、構成を練り直さねば。好評、予約受付中!!


話が長い、三回に分けてもよかったくらいだよ。それでもまだタランティーノな気がするけれど、続きは
新しいフォトブックができてからですね。ちなみに、40%オフでも、私の作った組み合わせのもので 
8089円(送料、税などすべて込み)もしました! 

少なくともクーポンなど何かの割引制度を使わない限り、次の発注は難しそうだなあ。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カゴのキュウリ収穫間近

2020-06-01 17:32:10 | 案山子と人と烏



穂先の枯れてしまったカゴで育てているキュウリ、萎れた部分より下は現状を保っていて、
一番果も順調に大きくなっています。あと二、三日で収穫できそうです。

このキュウリは接木苗でもブランド苗でもない廉価版でしたが、うどん粉病から蘇るなど、
なかなかどうしてええ根性してますわ。脇芽(実のうしろに写っている)が伸びてきて繁茂し、
完全復活してくれればと願っています。


        

こちらは畝の接木苗のキュウリ。二、三本同時に収穫できそうです。


   

先に植え付けたゴーヤ、ようやく花が咲き始めました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする