旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

旅にしあれば(2023.11-2)~北海道春編⑤

2023-11-30 23:59:59 | 旅にしあれば



滞在最終盤、旭川市郊外の畑で
黄色い花が大群落になっているのに気がついた

花の正体は、帰化植物のハルザキヤマガラシでないかと思われる

ただし畑は起伏がなく、そのまま写すだけではイマイチ盛り上がりに欠け
少々工夫を凝らす必要があって
ここでは、浮かぶ雲を強調してメリハリをつけてみた


【黄色い大地と大雪山~北海道旭川市にて 2022..5.18 撮影】




畑の切れ目、波打っている箇所を
わざと入れて変化をつけ写してみる


【黄色い大地と十勝連峰 2022.05.18 撮影】

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レモン収穫第二弾

2023-11-29 17:15:15 | 案山子と人と烏



先週からほぼ連日のように行ってきた庭木のせん定作業を、昨日まででほぼ終えました。
表庭、裏庭あわせて、ゴミ袋11個分刈り取りました。特に裏庭は相当刈り込めたので
成果にも満足しています。去年鈴なりに実をつけた千両が、今年はさっぱり実がならず、
その分、思い切って刈り取れました。逆に、ナンテンがたくさん実をならせ、「残せ」
との指令が出たので、あまり踏み込めなかったのが唯一心残りです。お正月の生け花用
の飾りに使うなどしたいようですね。

今日はレモンを収穫しました。手前カゴからはみ出しているのがキズなどあって、
早めに使い切ったほうがいいものです。通常の2倍ほどのジャンボサイズの実も
ありますね。本日は23個で、これまでのものと合わせ計50個になりました。
枝にはまだ、今日とった倍くらいはぶら下がっているように思えます。


        

まだまだ花を咲かせ、小さいながら実をならせ続けているピーマンです。ここまでよく
がんばってくれましたが、さすがにそろそろ休ませてやる頃合いでしょう。


    

たくさん花を咲かせた真っ赤なゼラニウム。


    

見頃を迎えつつあるピンク色の花。


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十戒

2023-11-28 19:29:00 | 図書館はどこですか




「方舟」「時計泥棒と悪人たち」に続き読むことになった夕木春央作品が、「十戒」です。
実はこの本も前回の旅行中に予約順が回ってきそうなのを心配していて、図書館が(書庫
整理のため?)長期休館したのが幸いしたようで、ちょうどいい塩梅で順番となりました。

この十戒、舞台が和歌山県ということで、「きた~!」と喜んだのはつかの間、和歌山、
白浜の地名が出てきたのは冒頭の一回限り、以降すべての出来事は数キロ離れた沖合の
個人所有の孤島で繰り広げられ、そこが和歌山であろうとどこであろうと、まったく
地域性に関係ない展開に、正直ちょっと拍子抜けしました。

物語の流れは、前々作の方舟を踏襲していて、かなり強引にクローズドサークルが
形成され、連絡手段が絶たれた状況で連続殺人事件が起こります。方舟ではまんまと
作者の術中にはまり、最後の最後にあっと驚かされた私です、今度はそうはさせじと、
慎重に読み進めたし、少なくとも二段構えくらいでどんでん返しがあるだろうと、
覚悟しながら挑みました。それゆえ、作者のミスリードに引っかからなかったけれど
そこまでで、結局、トリックや真犯人は解明できませんでした…

方舟のような度肝を抜かれるラストではなかったし、設定、話の流れ、トリックの
詳細などに細々ちょっと無理があると感じましたが、夕木さんの特徴である上品な
語り口や奇をてらわない淡々とした話の進め方、仰々しすぎない表現などをとても
気に入っていて、次回作も今から読むのを楽しみにしているのです。

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生存者ゼロ

2023-11-25 17:35:00 | 図書館はどこですか




北海道東川町の図書館で「このミステリーがすごい!」企画を組んでいて、一冊読み
終えたあと、勢いに乗ってさらにもう一冊と読み始めたのが、この「生存者ゼロ/安生正
(あんじょう ただし)著」でした。現地では、出だし、第1章の途中くらいまでしか
読めなかったので、続きを地元図書館でお借りした本で、リレーして読み終えました。


いわゆるパニック・サスペンスもの、舞台は北海道、根室沖の石油採掘施設で発生し、
経路不明なまま中標津に上陸した「何者」かが猛威を振るい、北海道の東部半分は壊滅状態、
最初何かしらの「細菌」によるパンデミックかと思われていたものの真の正体を突き止め、
札幌など西部都市への襲来を食い止めるべく、ギリギリの状態で手に汗握る駆け引き、
決戦が繰り広げられます。

結果的にはパンデミックとはやや異なるものの、それに類するような、あるいはそれ以上
の危機的な状況を書き上げたこの小説は、新型ウィルスによるコロナ禍パニックが起こる
前に発表されていたことが、まず括目されるべき点でしょう。このような非常事態が、
物語の中だけの絵空事でないことは、つい最近、全世界的に経験したことです。コロナは
変異し、感染力は高まったものの、幸いにも逆に毒性は弱まったことで、徐々に脅威が
薄れていきました。あれでもし毒性もさらに強まっていたとしたら、今頃まだ猛威を
振るい、世界中を震撼させていたかもしれません。

小説ではタイトル通り、これに襲われると「生存者ゼロ」のすさまじさで町がのみ込まれ、
北海道の半分がほぼ絶滅します。中盤までは原因、正体を突き止めるためのせめぎ合いが
続き、終盤はそれとの激しい戦闘が迫力ある描写で描かれます。正義感の強い自衛隊員、
最初は反発しながらやがて心を開いていく美人生物学者、マッドサイエンティストと彼に
敵対する出世欲は強いが無能な科学者、空回りするばかりの役に立たない政府首脳陣など、
この手の分野ではよくお目に掛る登場人物には事欠かないし、ストーリー展開もこちらの
期待、希望に限りなく近いように進んでくれるのでのめり込んで読んでしまう一方、読者の
想像を超えていないと言えばそう映ってしまいそうで、その点、やや物足りなさを感じる
のかも。ただしこの感想は、すべて読み終えての後出しじゃんけんで、先が気になる展開に
ページをめくる手はとにかく早まるばかり、私などは主人公サイドに肩入れしながら読み
進めることが多いので、「正義が勝つ」結末に異論を唱えているわけでなく、むしろ歓迎
しなければならないはず。これが、小松左京さんの「日本沈没」や「復活の日」みたいな、
主人公にとって辛辣で悲劇性の強いラストを迎えていたら、物語の深みはより増すであろう
反面、あとあとまで引きずること間違いありませんから。


主だった舞台がほとんど北海道ということもありますし、北海道旅行が好きな方々は、
そのあたりの興味から手に取ってみても面白い作品だと思いますよ。ただし、道東好きの
方には今度の旅の行先を変更していただかなければなりません、あなたがお気に入りの街や
観光地はすべて廃墟と化していますので。

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小春日和の雑賀崎漁港でアシアカエビ購入

2023-11-23 19:16:30 | 素晴らしき紅マグロの世界



天気の変わり目なんでしょうか、今朝、和歌山市としては珍しく美しい朝焼けを
見ることができました。今日は日向では汗ばむくらいの陽気で20℃越え、明日は
一転北寄りの風が強まり寒くなるようです。

小春日和の雑賀崎漁港へ行ってきました。祝日と好天が重なり、すごい人出だった…
と思われます。我が家では混乱を避けるために、時間をずらせて出かけました。
ただし出遅れると、ほとんどの鮮魚にすでに買い手が付いています。我が家では
アシアカエビだけ買えればいいので、それさえ売り切れていなければ問題ないのです。

そういえば、雑賀崎漁港へ出かけるのって、例の首相襲撃事件以来初めてだな。


         

アシアカエビの活けを2キロ買いました。1キロ3500円と、例年並みのお値段です。
大きさもまずまず粒がそろっています。


    

よく肥えたヒメチ、24匹で500円でした。こちらは料理後冷凍保存しておき、
やがて押し寿司でいただきます。とてもおいしいですよ!
    

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レモン収穫第一弾&チンゲンサイとコマツナ間引き&フダンソウ種まき

2023-11-23 19:13:30 | 案山子と人と烏



細々と連日続けてきた庭木のせん定作業、さすがにちょっとダレてきて、本日は休業、別の仕事に
切り替えました。ここまでゴミ袋4杯分、ようやく半分くらいまで進んだでしょうか、先が長い。

まずはレモンの収穫、今期これが第一弾、20個とって、これまでのものと合わせ27個と
なりました。今期は、初夏相次いだ強風の影響などで表皮が傷んでいるものがやや目立ちます。
ここでは、カゴに入れていない8個がそうで、果汁を絞るなどし、先に使い切ってしまった
ほうが良さそうです。

ただ、夏の猛暑&少雨にしては粒自体は大きいものが多く、個数も相当ありそうで、最終
いくつくらいになるのか、現段階では想像できません。


    

プランターで簡易温室栽培しているチンゲンサイとコマツナ(小松菜)の一回目の間引きを
行いました。写真は作業後のコマツナで、ここまではまずまずの出来栄えでしょうか。
いっぺんにプランター5個分間引いたので疲れましたわ。

それと、別のプランター1個にフダンソウ(うまい菜)の種をまきました。種は先日買った
ばかりの今期分ながら使用期限は来年3月まで、それまで使い切るのは到底不可能です。



    

多年草のピンクの花、今のところ4輪つぼみをつけています。


    

好調を維持している八重咲のツワブキ。

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レモン収穫の前に…庭木のせん定開始

2023-11-20 19:24:00 | 案山子と人と烏



北西の風が冷たい12月下旬並みの寒さが数日続いたあと、本日は安定した晴天となり
気温も上がりました。今週末また寒さが戻るとのことで振り幅が大きく、体調管理が
大変です。

土曜日に、5回目のコロナワクチン接種を行いました。これまで同様腕の痛みに加え、
昨日は頭痛がしたので、一日何もせずゴロゴロ過ごして静養していました。来年からは
有料になるみたいですね、接種はおそらく今回限りとなるでしょう。


懸案だった庭木のせん定作業を今日開始しました。本日は、市指定のゴミ袋にギュウギュウ
詰めに2袋分刈り取りました。これはほんの手始めで、最終的には少なく見積もって
10袋分くらいにはなるはずです。レモンの木の繁茂が特に著しくて、昨年大幅に
刈り込んだのに、その倍返しのボリュームで茂っています。レモンの枝にはトゲがあり、
扱いが慎重にならざるを得ないので手間がかかります。

狩りとった枝についていたレモン、これが今季2個目の収穫です。この夏の異常高温の
せいでしょうか、すでに数個自然落下していて、数量にはカウントしてはいないものの、
料理などで使えてはいます。この時期に勝手に落ちることってこれまであまりなかった
ことで、厳しかった猛暑の影響でないかと想像します。


    


八重咲のツワブキが満開になりました。

    

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名探偵のいけにえ

2023-11-16 19:17:17 | 図書館はどこですか



たしか春先の旅行へ出かける寸前で順番が回ってきて、泣く泣く権利を放棄し、改めて
再予約を掛けたのがこの「名探偵のいけにえ~人民協会殺人事件/白井智之著」でした。
その間、なにか賞をとったことで注目を高めたこともあり、さらに人気に拍車がかかり、
あれから半年、ようやく再度順番が回ってきました。実は今回も旅行中に「受け取り可能」
になるかもしれなくて、内心ヒヤヒヤものだったのです。結果的に当初の思惑よりも
やや早めの帰宅となったことで、少し余裕をもって手にすることができました。


意図したわけでなく、たまたま旅先の図書館で先行して読むことになったのが同じ作者の
「名探偵のはらわた」で、~いけにえのひとつ前の作品になることから、結果的に発表順に
読めることになり良かったんじゃないかな。しかし、タイトルは似ていても、関連性は
ないみたいだなと思って読み始めました。~はらわたよりもはるか昔の1978年の事件、
しかも舞台は主に海外で、登場人物にも相関性はなさそうだし、まったく別の物語として
とらえたほうが良さそうに思いました。でも実はそうじゃないんですよね。これを読み
終えたあと、無性に~はらわたを読み返したくなりました。

両作品の共通項は、過去に実際起きた大事件を下敷きにしている点で、~いけにえでは
それがオンタイムで進行するので1978年まで時が遡るのです。当時世間を騒がせた
「人民寺院での大虐殺」をほぼそのまま舞台にして、そこに新解釈をくわえながら、
助手を助け出すために潜入した探偵による謎解きが繰り広げられます。そのため、
登場人物の大半が外国人で、日本人は探偵側のわずか数名のみ、前作~はらわたよりも
テンポの悪さがマイナス材料だと感じるのは、横文字の名前に苦手意識のある私は、
いちいち表紙裏にある人物一覧表で確認しなければ誰が誰だかわからなかった間延びが、
そう思わせたのかもしれません。

また、一つの事件に関し、解答が三通り用意され、その複層構造には舌を巻く一方、
さすがにちょっと強引で無理のある推理もあったりで、それが中だるみしているような
印象を与えるのかもしれません。探偵の説明が全般少しくどすぎるような気がします。
しかし最後の「後日譚1」「後日譚2」の数ページでの急展開が、そのもやもや感を
少し吹き飛ばしてくれたかな?


白井さんの小説では、探偵役、主人公サイドにも容赦なく厄災が降りかかるので、
感情移入しにくいのが難点と言えば難点なのかも。でも、~はらわたをまた読みたく
なったなあ。次作品では「はらわた」の再登場、再活躍にも期待したいところです。

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旅にしあれば(2023.11-1)~北海道春編④

2023-11-15 23:59:59 | 旅にしあれば



おそらくジャガイモ用の畝でないかと思う

盛り上げられた土が描くラインと大雪山の
取り合わせの面白さに気づき
何度か撮影を試みるも、思うようには写せない

浮かぶ雲をワンポイントにしてみたり




夕方、斜光を利用して陰影をつけてみたりと工夫するも

土の造形の面白みを存分に活かすことができなかった


【深い畝と大雪山~北海道旭川市にて 2022.05.18 撮影】

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明治ブルガリアヨーグルト商品自主回収

2023-11-14 18:58:00 | 老人のつぶやき



昨夜ニュースを見ていて、私が食べているヨーグルトではないかと思って冷蔵庫を調べて
みたら、やっぱり自主回収の該当商品、関西工場製造の明治ブルガリアヨーグルトでした。

すでに昨日朝食時に一回分食べていて、「健康を害する恐れがない」と言われても、
あまり気分のいい話ではないですわなあ。でも、ぶっちゃけ、こんなの黙っていたとしても
まずわからないですし、公表せず、真相を闇から闇へと葬っていてもおかしくないところ、
潔く非を認め発表してくれたことに感謝してもいいくらいなのかもねえ。食品メーカーが
つくったものを、基本信じて食べるしかないわけですし…



         

一般に手に入りやすい市販のヨーグルト製品では、これが一番おいしいと思うし、
チョイスすることが多いんだけど、今年いっぺんにお高くなってしまい、正直
手を出しづらくなっていました。健康に良さそうだからと食べる習慣をつけている
ヨーグルトですが、食費削減のため省かれる食品の最有力候補に挙げられているのは
間違いないところなのです、我が家では。
    

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