旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

旅にしあれば(2019.06-2)~九州初夏編④

2019-06-30 23:59:59 | 旅にしあれば

   

                            【ミヤマキリシマ群落と涌蓋山方面~扇ヶ鼻にて/2018.06.04撮影】

   

                                【阿蘇・根子岳、高岳とミヤマキリシマ群落/2018.06.04撮影】

上は扇ヶ鼻に至る道のりのほぼ全容がわかる写真。沓掛山にさえ登ってしまえば、
あとは起伏の少ないゆるやかな尾根道をたどり、最後扇ヶ鼻へとりつく直登がきついが
これも距離は短く、台地上の山上部はキリシマを愛でながらのんびり散策できる。


下はキリシマを前景に阿蘇を写した写真。こうした写真では、キリシマの花付がけっして
よくなく、すき間がたくさんあることがわかってしまう。またいつかそのうち、びっしり密集の
花付がいいタイミングにめぐり合うこともあるだろう。



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20190630 美瑛町 再び望岳台でナキウサギ観察

2019-06-30 06:30:01 | Weblog




6月30日(日) 曇り時々晴れ

昨日楽しかったので味を占めて?明け方雲が多かったにもかかわらず、続けてまた望岳台へ
やってきた。ところがガス帯を抜けると山上付近には青空があり、この面積が次第に大きくなり、
予想以上の好天となった。(今朝になって、天気予報が曇り→曇り時々晴れに変わったらしい)

一時は十勝連峰がすべて顔を出し、上空雲が多めながら、大雪山も姿を見せていた。


   

望岳台のレストハウスより下には雲海が広がっていた。


   

大雪山方面。


   

さらにもう一枚、より高い位置から。雲海が山際まで迫ってきているのがわかるだろうか。


昨日のフレンドリーな様子から、子ぎつねはすぐに顔を出すだろうと高をくくっていたら、これが
さっぱり出てこない。ナキウサギはかろうじて撮影できたが、子ナキちゃんではなく、これも
北海洋さんのようにはうまく居場所を特定できない。

退屈な時がほとんどで、昨日のようにそれをおしゃべりで紛らわせることもできず、だんだん
嫌になってきて、そのうち山を下り、車へ戻った。やっぱり私には、動物写真撮影は無理みたいだ。


私だけだったらそのまま下界に向かったであろうが、北海洋さんが午後から合流できることになり、
それを待ち、再び山に入った。しばらく車内で休憩している間、車が入れ代わり立ち代わり
やってきたので観察していると、外国人観光客(ほとんどが中国人系か?)のなんと多いことか!
美瑛市街地だけでは飽き足らず、青い池を経由してここまでやってくるのだろうが、少し前までなら
考えられなかったことだ。異国でレンタカーを自由に使いこなしていることにも感心する。
私には到底無理そうだからだ。

この先、大雪山~十勝連峰の山上にも、今以上にアジア系外国人が多くなっていくことは
間違いなさそうだ。


午後はナキウサギには会えなかったが、子ぎつねを発見、しかし昨日のように頻繁には出てこず、
野生動物撮影の難しさを再認識した。それにしても私一人だったら、こんなに長く山にとどまれなかった
であろう、北海洋さんに感謝である。
  

   

300円で入浴できる白金保養センター。熱めのお湯でさっぱりした。




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20190629 美瑛町 望岳台でナキウサギ観察

2019-06-29 06:29:01 | Weblog



6月29日(土) くもり夕方から小雨

週間天気予報を見る限り、しばらく泊り装備での山歩きはできそうになく、日帰り装備
「ナキウサギを撮影できたらいいかな」スタイルに換装しておいた。望遠ズームに
100‐400ミリレンズを用意しておくだけの話だが。

道の駅・ひがしかわ道草館から十勝連峰は見えず、チラッと拝める大雪山方面は黒い雲に
覆われた早朝、早く起きてはいたが行動するのはためらわれ、グズグズと車内で過ごしていた。
しかし上空は薄曇り、すぐに雨が降ってきそうな気配は少なく、ダメ元で望岳台まで
行ってみることにした。途中、ガスが多いながら十勝連峰は姿を見せ、雨に打たれるリスクを
背負いながらなら山歩きはできそうだった。


写真は望岳台から十勝岳。

         

十勝山麓は、エゾイソツツジやマルバシモツケなどの白い花が盛りで、たくさん咲いていた。


   

あれだけ麓の美瑛町には来ていながら、意外と望岳台周辺を歩くことは極めて少ない私。
えっちらおっちらと美瑛岳との分岐まで登ってきた。ここは、望岳台と十勝岳との、距離的には
ほぼ中間地点付近だ。これ以上進むと、天気が崩れたらずぶ濡れ必至、清く引き返す。

         
私一人だけだったらこの時点で下山していただろうが、北海洋さんと名古屋のSさんと合流。
両巨匠に割り込む形で、ナキウサギを撮影することになった。お二人の動物写真撮影にかける
意気込みは凄まじく、ついでにナキちゃんでも…という私のスタンスとは開きが大きすぎて
お話にならず恐縮至極だが、異種格闘技で少しでも知識を吸収し、天気が悪いと下界でダラダラして
過ごすだけの自分の怠惰をわずかでも諫めたい。


本日のフェリーでいったん帰宅するSさん(5月上旬から居続けたそうだ、でもまたすぐに復帰するとか)
を見送ってからは、北海洋さんと二人になり、ペチャクチャおしゃべりしていると子ナキちゃんが姿を見せ、
私はうれしく撮影した。すでに膨大な量を撮影済みの北海洋さんらにとっては、どこに、どんなのが現れ、
どんな仕草をするかが重大で、ただ姿を現せただけではすぐに飛びつきはしないが、素人ティーな
私としては、写真が撮れただけで大満足なのだ。子ナキちゃんとても愛くるしい。


ゆっくり下山中、子ぎつねが三匹現れた。すぐ隠れてしまい、もう姿は見せないだろうなと思いつつ
待ちながら、二人でまたペチャクチャしゃべっていたら、再び現れ、また隠れてを繰り返すうち、
だんだんとこちらの存在が気にならなくなったらしく、のち、けっこう長時間観察することができた。

はっきり言って、登山者にとってキタキツネは天敵、悪者以外何物でもなく、私も普段は忌み嫌っている
のだが、子ぎつねは例外的に手放しでかわいい。無事育ち、巣立つことを祈った。



   


   

望岳台のレストハウスが改修工事に入ったところまでは知っていて、完成後訪れたのは
今回が始めてであった。高所の登山口にある公共の施設としては異例の立派さ、美しさで、
洗面所の水が温水、ウォシュレットまでついているトイレには賛否あるかもしれないが、
やっぱりお尻だって洗ってほしい。

比べると、たとえば大雪高原温泉登山口駐車場の公衆トイレなどは質素すぎる。
もうちょっと何とかしてほしいと思いつつ、仮にもしここまで立派なのができてしまうと、
オートキャンプ目的の車中泊組が増大すること間違いなしだ。彼方立てれば此方が立たぬ。



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20190628 旭川市 いきなりトリトン

2019-06-28 06:28:02 | Weblog




このところの「節約第一主義」の旅行スタイルからすると、いきなりトリトンは
かなりの暴挙だろう。この前九州で佐伯のお寿司を食べ損なったのと 、土井商店の
金券で気が大きくなったのとで、まあいいかと自分に甘々。

本日のおすすめの「活ほたて」がおいしかったので追加注文するなど強気の攻めで、
あっという間に金券の恩恵など吹き飛んだ。このところ回転寿司の値段も高くなって、
そうおいそれとは足を運べない。

また明日以降、財布のひもと気持ちを引き締めなければ。


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20190628 当別町~美瑛~旭川市 土井商店でスタンプ交換

2019-06-28 06:28:01 | Weblog




6月28日(金) くもり

富芦トンネルを抜け富良野に入ると、日が差し、青空の部分もあったがそれは限定的で、
基本曇り空、これではどうしようもない。深い気圧の谷に入った北海道は、過去の経験からすると
これがなかなか厄介で、本州で言うところの梅雨のような状況(いわゆる蝦夷梅雨)が長引き、
予報の晴れマークが後へあとへとずれてしまう恐れがあるのだ。

前にこの欄で、到着即晴れが続くとうれしい悲鳴を上げることになると書いたことがあった。
こちらの体制が整わないうちに、いきなりマックスのハイテンションが必要だからだ。
ありがたいことに、このところそうしたパターンが多かったように思ったが、今回は
そうでなく、余裕があると言えばあって、ゆっくりと移動、ガソリンも満タン、お酒を購入、
いきなり寿司まで食べて、準備OK、これでいつでも山ごもりできる体制となった。

しかしいかんせん、明日以降もすっきりしない天気が長引く予報が変わりそうになく、
山泊まり装備を解除し、日帰り装備に換装した。


写真は、このところめっきり見かけなくなったキガラシの大規模な畑。当然観光客が群がる
ことが予想され、各国語で書かれた「入るな!」立て看板が乱立していた。上富良野町にて。



   

土井商店のスタンプカードがようやくたまり、これで2000円の金券として使える。


         

磯自慢の(たぶん)一番廉価版があったのでこれを購入。差額の364円のみの支払いで済んだ。
こいつが今回の旅のお供だ。


   

サッポロ・クラシックビールの夏バージョン「夏の爽快クラシック」ってのをスーパーで見つけた。
「今年も」とあることから、昨年も出ていたのかな? 気がつかなかった。

義弟への土産はこれに決まりだ。





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20190626~27 舞鶴港~小樽港 サミットを回避し出発するも台風に追われて北へ

2019-06-26 06:26:01 | Weblog




6月26日(水) 曇りのち一時雨

本来、あと数日後の出発を考えていたら、G20サミット開催で大阪市内の交通網が
乱れることが懸念されたので、規制直前のこの日の旅立ちとなった。ところが思わぬ
台風接近もあり、ややヒヤッとするタイミングとなってしまったが、幸いその影響は
避けられたようだ。

一部渋滞に巻き込まれながら、まずは順調に舞鶴港へ。ハイシーズン間近なこともあり、
バイク、乗用車、キャンピングカーともにそれなりの多さだ。以前ならこの航路では
まず見かけなかった外国人観光客の姿も見受けられる。そのくせトラックの積み込み数が
少ないのか、船内では余裕をもって車を止めることができた。


         

6月27日(木) くもり

波は穏やか、空はどんよりと鈍色。小さな子供らが船内を走り回る、この時期ならではの
騒動しさ。

定刻通りの20:45小樽港到着。明日の天気は良くなさそうなので、慌てて長距離移動
する必要はない。下道を新篠津を目指して走っていたら、その手前の当別町に新しい
道の駅「北欧の風・道の駅とうべつ」ができていて、急きょここでの宿泊に変更する。

駐車場が広く、宿泊や仮眠休憩目的の車やトラックがすでにたくさんとまっていた。
トイレも広くきれいで快適…なのはいいのだが、これが使いにくくて閉口した。
どうやら、わざと「洗面所」としての機能を低下させているような気がしてならない。
単にトイレとしてだけお使いいただき、「宿代わり」「洗面所」としての使用はご遠慮
くださいと、無言で訴えられているようなのだ。

このような考え方、対策をとった道の駅が今後もますます増えていくような気がする。
おそらく、ほとんどの道の駅にとって、夜間(宿泊目的)の利用は収益面ではマイナス
でしかなく、利用者数が少ないほどいいのだろうから、車中泊組をできるだけ減らしたい
のが本音だろう。宿泊場所として道の駅を当てにする者にとっては由々しき事態なのだが。






   

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公立の美術館~描かない巨匠の演出、どう見せる?

2019-06-25 20:31:00 | 老人のつぶやき




本日6月25日付朝日新聞朝刊(和歌山版)に掲載されていた記事です。

故高畑勲さんと、富野由悠季さん、アニメ界の両巨匠の大規模な展覧会が、公立の美術館で
相次いで開かれることを取り上げたものです。両監督ともにアニメーターの出身ではなく、
基本自分では絵を描かないお二人、その演出術をどう「展示」するのかに迫っています。

富野さんは最初、「演出は観念的なもので、『概念の展示』は不可能なのだが」と断ったそう。
いかにも富野さんらしいお言葉で、深いですよねえ。

アニメーターではなかった富野さんは、実はけっこう絵を描かれているようで、絵コンテなどには
かなりこだわりの画を描かれていたとも聞いています。この前NHKでやっていたガンダムの
特番の中で、作画監督の安彦良和さんが病気降板されていた期間、ファースト・ガンダムにおいて
富野さんが描いた原画がそのまま使われ放映されていたというエピソードも興味深いものでした。
一体全体、どの部分が監督自身が描いているところなのか、今度見返す機会があれば、
より注意深く探ってみたいと思いましたわ。

添付の写真ではほとんど判明できないでしょうけど、記事中にも監督自身が描いたイデオン・
劇場版のイメージイラストが掲載されていて、こんなのがたくさん展示されているらしい美術館に
出かけてみたいとも思いました。日頃、美術館にはまったく縁遠い私ながら。

一段低く見られがちだったマンガやアニメの世界が市民権を得て、いまや日本を代表する
コンテンツとなり、また、その世界観に幼い頃から親しんできた我々世代が各界で力を得て、
このような企画展が公立の美術館で開かれる環境が整ったのでしょう。



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JAFドライブマップ2019年度版

2019-06-25 20:05:00 | 旅鴉の唄




毎年いただいているJAFドライブマップの2019年度版をもらってきました。
ややもったいない気がしつつも2018年版を惜しみなく捨て、新年度版へ
差し替えます。

表紙の写真は各地域ごとの道の風景なのですが、年々しょぼくなっているのが
気になっていまして、ネタが尽きてきたのと違うかな?




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再びマクロビ派ビスケットのお話

2019-06-23 17:15:50 | 素晴らしき紅マグロの世界




前にご紹介した森永製菓のマクロビ派ビスケットの使用後の追加報告です。

登山時の携行食用(栄養補助食品的な期待も少しだけ込めての食事)として購入、この前の
九重連山登山の際に初めて実践で使ってみたところ、これがおいしくて、基本素朴な味わいながら
噛みしめれば奥深い味もあり、とても気に入ったので改めて紹介しておきます。

比べると明治のブランはくどい味に感じ、ついこちらのほうを優先して食べたくなるので
困るほどでした。今回使用した範囲では、溶けたり、砕けたりもしておらず、山でのハードな用途にも
問題なさそうでした。

それで追加購入しようとイオンで買い求めたところ、カカオ味の賞味期限が迫っているものが
30円引きの120円(税別)で売られており、残っていた3個を買い占めました。そのほかの
カカオナッツとフルーツ・グラノーラは通常の150円(税別)でした。

マクロビ派の欠点は、カロリーベースで考えた場合、ブランと比べまずかさばること。それに
価格も高く、同じカロリーを得るために、2倍以上の出費となります。なので今後も、
そうおいそれとは使いにくいかなと考えています。

もっと味の種類を増やしてほしいところですが、それよりも、高くてあまり売れなくて、
すぐに廃版になってしまう危険のほうが高いようにも思います。

「幻の登山用携行食」となる可能性があり、気になる方は、早めにお試しください。


 

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あとから植え付けたオクラに一番花

2019-06-22 19:19:00 | 案山子と人と烏



予報がいいほうに変わり、やや不安定ながら晴れが続く和歌山市です。今週梅雨入りかという情報も
ありましたが雲散霧消、この時期としては比較的カラッとした陽気で、その気配はありません。

過ごしやすくて助かる反面、農作物への影響、水不足など心配になります。平年並みが一番ですよね。


あとから植えつけたオクラに花が咲き始めました。


   

こちらも同時期に植えつけた苗ですが、生育が鈍く、風前の灯です。水を吸い上げる力があまりないことから
推察すると、土中にコガネムシの幼虫が発生していると思われます。こうなるともう、手の施しようがありません。


   

一番最後にプランター(小)に植えつけたさといも(里芋)です。同じ種イモから二本目の茎に続き、三本目も
芽を伸ばそうとしています。小芋を大きく育てると言う観点からは、あまりかんばしいことではない気がしますが、
元々あまり期待してはいませんし、まあ、好きにさせてみます。


         

こちらは畝に植えつけたさといもで、一番遅れ気味だった株(写真中央)がかなりしっかりしてきました。
先行している他の株に、追いつけ追い越せの勢いで大きく育ってほしいところです。


今残っている中で一番古株のカゴ×2個のフダンソウ(うまい菜)を、引き抜いて処分しました。
花芽が伸び、さすがにもう限界みたいです。長~く、たくさん収穫できました、感謝です。

残りの株も、次回がおそらく最後の収穫となりそうです。






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