NHKBSプレミアムで放映された「吉田類のにっぽん百低山」で、初めて自分が
登った山が登場しました、福島県の猫魔ヶ岳(ねこまがだけ)です。懐かしかったので、
思い出話をしてみます。ただし、ずいぶん以前のこと、詳細は忘却の彼方ですが。
無職の旅第一期でしたね、約30年前のことです。ワイド周遊券で東北地方を回って、
南下し福島県に入ったのは5月下旬だったと思います。五色沼近くのユースホステルに
泊まり、翌日の目的は雄国沼へ行くことでした。何かのきっかけで雄国沼のことを知り、
行ってみたいと考えていたようですね。
バス(?)で登山口まで移動、山道を歩き雄国沼へ。類さんらと同じ登山口なのかなあ、
番組で紹介された沿道沿いの大きな休憩舎があったかどうかは覚えていません。沼周囲に
敷かれた木道でも人はまばらで、登山者はたぶん二組くらいいたかどうかでしょう。
時期が早すぎたのでしょうね、花(高山植物)を期待したのですがほとんど何も咲いて
いなかったように記憶します。
さて、そこから猫魔ヶ岳です。どうして登ろうと思ったのか? 今となっては定かでなく
(伝説の化け猫のお導き?)、元来た登山口へ戻ってもバス便がないので、山経由で
ユースまで歩いて帰るほうが早いと判断したのだと推察されます。猫魔ヶ岳への登山道は
いよいよひと気がなく、たぶんルート上誰にも会わなかったように思います。化け猫の
もののけの怖さに加え、熊との遭遇が恐ろしくて、山歩きをのんびり楽しむような余裕が
なく、緊張感一杯に早足で山頂を目指した記憶があります。
天気はそこそこ良くて、晴れたり曇ったりだったでしょうか。番組では山頂到着までしか
出てきませんでしたが、通過し、さらに歩みを進めるとやがて山道は有料道路(車道)へ
合流します。路線バスは走っておらず、道路沿いを歩いて下り、ユースのある五色沼まで
たどり着くつもりでトボトボと歩いていたら、しばらくすると道路パトロールカーが
止まってくれました。有料道路内を人が歩いているのに驚いたのでしょう。事情を話すと
同乗させてくれ、ユースまで送っていただきました。
今度は花の時期にと思いながら、結局それ以来訪れていない雄国沼。おそらくマイカーだと
もっと手軽に行ける場所だと思われるのですが。猫魔ヶ岳には登っているのに、すぐ近くの
百名山、磐梯山には登ったことがないという、私らしいお話でした。
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吉田類さんはおいといて、季更月さん(このHNになってから初めての投稿か・・・)が初めて登った山が猫魔ヶ岳とは、元吾妻山麓としてちょっと感慨深いですね。
元吾妻山麓としては、もちろん猫魔ヶ岳や雄国沼にも出かけていますが、どちらかというと冬場のテレマークのフィールドでした。筑波山麓になって以降かれこれ20年近くすっかり足が遠のいておりますが、聞いているところでは、話に出てきた"休憩舎"の後ろの斜面には木がすっかり伸びてしまって、今では20年前のように冬場でも滑り倒すことができなくなってしまったそうです。磐梯吾妻スカイラインのかつての私の撮影ポイントだった天狗の庭も今ではやはり木が伸びて見晴らしが悪くなりましたが、ある意味、人為的な攪乱で一時的に絶景だったところが本当の意味での自然に還ったという感じなんでしょうね。
☆今夜のぶらタモリ、和歌山でしたね。
「展望の利かない展望台」はありなのか?
裏摩周展望台へ時を経て再訪した際に、周囲の木が生い茂り、
ほとんど摩周湖の湖面が見えなくなっていてがっかりしたことを思い出しました。
普段は見ないブラタモリ、たまたまスイッチを入れたら和歌山編、
地元民でも知らない知識がふんだんで、最後まで見入ってしまいました。
年始の挨拶が遅くなってしまってすみませんが、週明けには届くと思います。
生活面ではいろいろ”お変わり”がありそうです。
猫魔ヶ岳というか、雄国沼はニッコウキスゲで有名ですが、ピークは尾瀬より半月くらい早い6月下旬頃でしょうか。
ただ、ピーク時は人の出も多く、撮影ポジションが木道上に限られるため、絵作りが難しいかもね。
車だと、西側から外輪山の上までアクセスできます。
今年趣味をこれまで以上に楽しめるかどうかは、コロナ次第ですかね。
私はミラーレスには手を出せそうもありませんが、もし新調されたなら、
いずれまた感想をお聞かせください。
ニッコウキスゲ咲く雄国沼にも行ってみたいけど、その頃東北にいる
タイミングって、なかなか難しいんですよねえ。