【天の貝殻・空の釣り人~秋田県横手市にて/2016.04.20撮影】
【夜に咲く~弘前公園内濠にて/2016.04.23撮影】
同日北上から横手市へ移動、天気は下り坂で雲が多くなってきたが、それでも雲間から日差しもあって、
少し撮影する。横手公園内の桜は期待したほど本数は多くなく、ちょっと拍子抜けした。咲きそろうまで
日程を微調整して挑んだつもりでいたが、この時点ではまだ7,8分咲き程度であった。
そんな中、公園内の「牛沼」で撮ったこの写真は、個人的にはお気に入り。「沼の周りにもっと桜の木を
たくさん植えてくれたらいいのに…」とか思いつつ、お気に入りの歌を口ずさみながら、ゆれゆれて
沼の周囲をしばし漂った。
♪ いく度目の春か 帰らない
あのひとを待つ 湖の家
しゃんしゃん 水面に
しゃんしゃん 雨降る
千のさかなが はねる水音
しゃんしゃん 心も
しゃんしゃん ぬれるよ
かわかない わたしの涙
時が過ぎれば 悲しみも
うすれるものだと 誰が言った
しゃんしゃん 毎日
しゃんしゃん 雨降る
天の貝殻 あのひとの鈴
しゃんしゃん 聴こえる
しゃんしゃん わたしを
呼んでいるのか 遠い空から
しゃんしゃん 毎日
しゃんしゃん 雨降る
天の貝殻 あのひとの鈴
しゃんしゃん 行きたい
しゃんしゃん 行けない
ゆれゆれる わたしの小舟
(天の貝殻/詩・曲・歌:谷山浩子)
この年弘前公園の桜は、開花が足踏みしたのが災いしたのか咲き方がややまばらなのと、樹勢回復を
狙ってだろうか、外濠を中心に枝が激しく刈り込まれたので、全体としては例年よりもボリューム感に欠ける
出来であった。
やや精彩を欠くとはいえ、それでもこの夜桜の豪華絢爛さはどうだ。何度見ても弘前のライトアップされた
桜には魅了され、うっとり見惚れてしまう。
登山中の行動食に使っているお菓子を買い足しました。いずれもこの欄で何度かご紹介している
商品です。
まずクリーム玄米ブラン。できるだけ飽きがこないように、いろんな味をそろえます。このうち、
「ココナッツアーモンド味」と「スイートポテト味」が期間限定品で、ココナッツアーモンドは初登場ですね。
それからもうひとつは、1本満足バー・シリーズ。私はこの中では「シリアルホワイト味」が一番好みというか、
こればっかり買ってきたのに、生産完了となったのか?棚に並んでいませんでした。すべて「タルト」の類に
なってしまっていたんです。シリアルホワイトはヌガーのように固められていたので硬めで、
衝撃にも強く、手荒に扱っても粉々になることがまずなかったので行動食にピッタリだったのに。
おまけに高温でもとけにくく、さっぱりした口当たりで、炎天下でもあまり苦にすることなく口にできたのになあ。
仕方ないのでタルトばかり3種類購入して、この中では「パイナップルタルト味」が期間限定品でした。
味はともかく、砕けやすいシロモノならば、登山用の行動食としては使い勝手があまりよくないかもしれません。
和歌山市の今朝の最低気温は23℃だったようです。このところはほぼ毎晩熱帯夜でしたから、
2℃下回るだけでずいぶん涼しく感じられ、東から強めに吹き抜ける風は、もうすっかり秋でした。
遅ればせながら、我が家のアサガオが咲き始めました。季語としては「秋」みたいですから、
時節にぴったり合わせてきたとも言えるんですがね。
アサガオの花にピタリ張り付いていたオンブバッタに気がつきました。今年も大量に発生して
悪さしています。
ケイトウの茎の陰に身を潜めるカマキリ。
これはおのればえしたサルスベリのクローズアップです。鉢植えの中から芽を出して、15センチくらいまで
育って、一丁前に花を咲かせたんです。我が家の庭に元々植えてあるサルスベリとは色味が違っていて、
鳥のフンの中にでも種が混ざっているのでしょうか、同じ色のサルスベリがすでに数本育っています
(そのくせ、野鳥がナナカマドの実を食べているのを見かけたことないんですが)。
このうちの1本を春先に裏庭(北庭)に移植したら無事根付いて、今1メートルほどまで背丈が伸びて、
同じような色味の花を咲かせ続けています。サルスベリは花の少なくなる夏場に長く咲き続けるので
庭木として重宝されているようですが、あまり同じ花ばかりなるのもちょっと芸がない気もします。
サルスベリの欠点は、花の蜜にあまり魅力がないのか、昆虫が多くは集まらないことですかね。
なので、カマキリの狩場としてはあまり適さないようなんです。
ナスビを2個収穫しました。ナスビの株にもアブラムシが発生しました。このあと草勢が衰えそうな気配です。
まあここまでよくがんばってくれましたからねえ。あまり無理して延命させず、あとはテントウムシの
活躍に一任するしかないようです。
あと、キュウリを植えていたカゴにダイコンの種を蒔きました。先に蒔き済みのダイコンは、一回目の
間引きのタイミングを計っています。
今日は前線の通過に伴い雨の予報でした。しかし降水量はわずかで、一回水やりを
パスできた程度でした。
涼しいうちにと、追肥などの作業を行いました。その際、ピーマンの片方にコガネムシの幼虫が
発生しているのに気がつきました。これが土中に湧くと、どうにも手の打ちようがありません。
大きいのを一匹捕獲できましたが、おそらくこの一匹だけではないでしょうしね。
一方、ナスビの支柱にアゲハチョウのさなぎがくっついているのに気がつきました。
支柱の色に合わせて緑色に擬態しているのに、毎度の事ながら感心させられます。
そしてさらに観察を続けていて、ピーマンの葉裏に卵があるのに気がつきました。これたぶん
テントウムシの卵じゃあないかな? だとしたら早く孵化して、無数にいるアブラムシを駆逐してほしい。
卵からモスラの誕生を待ちわびる小美人の気持ちが、今ならもっとよくわかる気がする。
風船のような実をつける花。種がこぼれて、あちこちで花を咲かせています。
キヤノンのプリンターPRO-10Sの使用方法で戸惑っている私に、東京のHさんから
「キヤノンの説明書はわかりにくく、EIZO(ナナオ)のHPでの手順のほうがよほど親切なので
こちらを参考にされては?」というアドバイスが届きました。プリンターサイドからではなく、
モニターサイドからの調整に切り替えると言ってもいいでしょう。もう一度初心に帰ってとも
言い換えられるかもしれませんね。
それで昨夜あれやこれや、EIZOの説明書の手順に従って再調整したところ、ほぼ満足ゆく
結果を得られることができました。モニターの調整は基本夜しかできないので(環境光を
整える必要があるから。でも私の場合いい加減ですが)、飲んだくれている場合ではなかった
ですね(作業終了後ビールをいただきました)。この場合の「満足ゆく」とは、モニターで表示
されている画像と極めて類似している画質の状態で、プリンターからプリントアウトされると
いうことです。これが頓珍漢だと、その都度画質の調整を行わなければなりません。
モニターで表示されている写真≠プリントされた写真(紙の媒体)であることを前提としても、
しかしできるだけモニターに近い状態でプリントされた作品を拝められたらいいですよね。
そのためか、プリントソフトにはたいてい画質を微調整する機能が備わっていて、プリント結果に
満足できない場合、それを駆使してできるだけ100%に近い状態まで近づけるようなことも
できるわけですが、これから先は個人の考え方次第ですかね。私は90%以上の出来栄えなら、
微調整までせずに納得してそのまま放置している感じでしょうか。
掲載した写真は、フォトショップのCS4を介してPrint Studio Pro で出力したものです。
一切画質調整せずに自動でお任せ、それでここまで色味などが整っていたらまずは納得の
範囲内です。そのまま同じ条件で初めてA3ノビサイズまで拡大してプリントしてみました。
A4とまったく変わることなく出力された印刷結果には大いに満足しました。ここまで拡大すると、
かなり迫力ある作品を鑑賞することができます。続けて合計3枚プリント、これでようやく
私設ギャラリーの作品を入れ替えることができそうです。
最後にPRO-10Sを使ってみての印象を少し述べますと、プリント中の作動音は、前の
エプソン機に比べずいぶん静かです。私はともかく、これは家族が大勢いる環境で使う場合、
ずいぶん助かるのではないでしょうか。しかしその分?印刷スピードはおそろしく遅いので
イライラしますが。あと、インクの減り方は、エプソンに比べかなり少ないようです。前機種なら、
これだけ続けてピンク系統の写真をプリントしたら、一気にマゼンタが激減していたでしょうが、
こちらはさほどでもないのです。このインクは、セットアップ用に最初から付属していたもので、
市販品で流通しているものと比べ、多めにインクが注入されているなんてことあるのかしら?
だとしたら、この評価はもう少し先延ばししてもいいのかもしれないですね。
和歌山市では連日の35℃越え猛暑日、厳しい残暑が続いています。
高温に後押しされたのかすぐに発芽した和歌山大根、でもあっという間にマルムシの餌食となり、
すでに風前の灯です。ある程度覚悟してはいましたが、敵に塩を送る結果にがっかりです。
もう少し朝晩の気温の下がる時期に蒔き直しとなるでしょうが、その頃我が家はガクッと日照時間が
落ちているので、あまり大きくは生育できないんですね。
一方カゴのダイコンは今のところ順調で、もう数日したら一回目の間引きができそうです。
秋ナスビ、これで21個目の収穫となりました。剪定前に収穫した41個の半分くらいを漠然とした目標と
していたので、まずは標準記録突破、うれしいです。
マツバボタン、今朝は一気に四輪咲きました。
ケイトウのほぼ同じ位置に居座り続けているカマキリ。毎日観察できるので楽しいです。
先週あたりから少しずつPRO-10Sを稼動させて、試し刷りを重ね、少しでも馴染もうと
努力しております。しかし元々機械オンチなせいもあってか、なかなかうまく使いこなせずに
悪戦苦闘しています。
一番苦労しているのが付属のプリントソフトの「Print Studio Pro」の操作方法。
前にも述べたように、これが意外に融通の利かないシロモノで困っておりまして、
一番不便なのがDPP4から直接プリントする際に別ウィンドウで開かないことです。
なので違う画像を読み込ませたいときには、いちいちStudio Proを閉じなければ
なりません(もしかしたら私の使い方が悪いだけなのかもしれないのですが)。
その点まだマシなのが、CS4を介してのプリントです。CS4を使ってプリントしたら、
Studio Proは別画面で開くようで、別の画像を追加で取り込むことができます。
そうでないとこれまでのように、A4サイズで一通り先にプリントを済ませ、その中から
気に入ったのを選んでさらにA3ノビサイズまで拡大してプリントするという一連の作業が
できないんですよ。
結局プリントする際にフォトショップを使うのなら、エプソンのほうが良かったかなと
ちょっと後悔しています。どのみちA2サイズのプリンターを本当に購入するとしたら、
キヤノンの機種は重すぎてどうしようもないので、そのときにはまたエプソンに戻ることも
考えなければなりませんしね。
まだ使い始めたばかりで、PRO-10Sの実力は未知数です。せっかく購入したからには、
もう少し使い方を研究して真の力を発揮させなければなりません。表紙の写真は、
左がDPPから直接プリントしたもので、右はCS4を介してのものです。この写真では
同じように見えて比較が難しいでしょうが、右のは彩度を+10上げることでモニター画面に
表示されている画像とかなり近い結果を得られるようになりました。試行錯誤して、
何とか思い通りの作品に仕上げられたらと思います。何もせずしてマッチング・ドンピシャって
お気楽にはやっぱいかんのかねえ。
もうちょっとA4サイズで練習を重ねてから、次週あたりからA3サイズのプリントに挑めればと
考えています。
和歌山市では昨日から安定した晴天が続いていて、今日も朝から青空が広がりました。
ここへきて一番夏らしい気候で、プールや海水浴場もそれなりの賑わいだったのでしょう。
朝から畑仕事をして、あとから植えたキュウリを引き抜いてしまいました。続いてカゴの土を整備して
次の準備をしようと奮戦したものの、ふたつだけで終わり、最後のひとつは次回に先送りしました。
活動限界を超えたんですね。これ以上無理すると、熱中症になりかねません。腰も痛かったですしね。
さて、その作業の前に、先日すでに準備を進めていた畑(畝2本)とカゴ×2にダイコンの種を蒔きました。
ダイコンは過去何度か挑戦していて、しかしあまりいい結果を得られたことがありません。原因は、
この時期に種蒔きするとマルムシを中心とした害虫の格好の餌食となり、その被害を避けるために
時期をずらして涼しくなってから育てようとすると、今度は日照不足であまり大きくは成長しないんですね。
今年は連作障害を避けるためにタマネギを一回パスしようと思ったので、そのつなぎとして久しぶりに
植えてみることにしたのです。
それで買ってきたのが「和歌山大根(別名:紀州大根)」の種。ワカヤマダイコン?? 地元民でもあまり
聞き慣れない名前だな。和歌山市だと、布引(ぬのひき)っていう地域でつくられたダイコンが人気が
あるんだけど、そこのダイコンのことだろうか? そのくせ、この種の生産地がイタリアってのがよく
わからないんだけど。
「和歌山」の名前にひかれてこの種を選んだというよりか、定価162円と割安だったのでこれにしたんです。
ダイコンの種って高いんやね、ほかのは400円くらいしましたからね。
今日収穫した野菜たち。一番奥のピーマンは、我が家の基準では大きすぎ、気づかずとり遅れ気味です。
2本あるうちの1本のピーマンの株が、どうにも元気がないと思っていたら、大量にアブラムシが発生
しているようです。殺虫剤(農薬)を使う手もあるでしょうが、テントウムシが少なくとも2匹いるようだし、
彼らのがんばりに期待するとしましょう。おそらくそのうち卵が孵り、幼虫も活躍してくれるはずです。
気長に効果を期待してみます。
カマキリを久しぶりに発見しました。おのればえしたケイトウの茎に陣取っています。
朝、洗濯物を干そうとベランダに出たら、クモが竿に巣を作っているのに気がつきました。さすがに
ここに居座られると洗濯物が干せないので、ほかへ移動していただきました。
関東から東北の太平洋側では不順な天候が続いているようです。比べると、関西では気温も総じて高く、
晴れ間もあるので日照時間もそこそこで、時々降雨もあり、数字的には「平年並みの気象」の範疇に収まる
のではないかと思われます。しかし実際には不安定な天候が続いているのは確かで、スカッと一日中晴れて
夏の青空が広がっている印象はまるでないので、やはりどこか変なんですね。
今日も各地で局所的に激しい雨が降るなど荒れ気味の天候だったようです。和歌山市は比較的安定した
晴天となり、気温も上がりました。
暦の上ではすっかり秋、周辺でも少しずつ秋の気配が漂うようにはなってきて、しばらく前からカネタタキの
鳴き声が聞こえるようになりました。また二日前からはコオロギの大きな鳴き声も聞こえてきました。
日中はまだまだクマゼミの大合唱が響き渡っていっても、これもあとしばらくなのでしょう。
秋ナスビの収穫がコンスタントで、これが10,11個目です。実はやや小ぶりながら、気のせいか味が
濃厚で、とてもおいしいですよ。明日も数個とれそうです。
あとから植えたキュウリはまだ実がなっているのに、ついに実までウリハムシにかじられ始めたので、
残念ながら撤収を余儀なくされそうです。昨年もたしか、終盤ウリハムシが大発生したのでした。
水やりをしていて、カーポートに大きなトンボが紛れ込んでいるに気がつきました。どうやらギンヤンマの
ようです。こうなるともう自力ではまず脱出できません。踏み台(日本酒運搬用のプラケース)に登って
手を伸ばして、どうにか捕まえて逃がしてやりました。
手を離したら、青空へ向かって、どこまでも高く高く上昇していきました。
【朝日を浴びたウラシマツツジの紅葉~大雪山系雲の平にて/2016.09.21撮影】
【朝日に染まる高根ガ原稜線~緑岳からトムラウシ方面を望む/2016.09.24撮影】
月夜の山頂部を歩き回っている間はそれほど寒さを感じなかったが、さすがにお鉢の肩あたりで
じっと座り込んで夜明けを待つ頃には体はすっかり冷え切って、凍えながら朝日を待ちわびた。
この付近のウラシマツツジは元々きれいに赤く色づいており、朝日の赤味を加えることでさらに
真っ赤に燃え上がった。遠景のナナカマドはこの写真ではそれなりに発色しているように見えても、
順光やトップライトではアラが目立つばかりである。背景の山は、右から黒岳、桂月岳、凌雲岳。
あれほどたっぷりあった雲海は、夜明けが近づくにつれ徐々に少なくなり、日の出直後には
ご覧のようにすっかり面積を減らしていた。それでも高根ガ原を挟んで右側の美瑛~富良野方面は
すっぽり雲海に埋まったままだし、左側高原温泉付近もまだ雲海に覆われている。
山肌全体に赤く染まったのでどこが紅葉なのかははっきりしなくなってしまい、やや季節感には
乏しい写真になってしまったか。まあ、山岳写真としては赤、白、黒とメリハリがあり、良かったとしておく。
いわゆる緑岳のたすきがけの紅葉はけっしてベストではなかったが、ほぼ壊滅状態だった黒岳などの
山頂部と比べればそれなりの状態ではあった。