旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

旅にしあれば(2018.10-2)~大雪山秋編⑥

2018-10-31 23:59:59 | 旅にしあれば

    

                                              【緑岳山頂付近の草紅葉と雲海/2017.09.23撮影】

    

                                        【はや晩秋の装いの高根ガ原とトムラウシ/2017.09.23撮影】

少なからず紅葉の写真が撮れる高根ガ原か、それとも定番の緑岳山頂か、
迷いながらこの日の朝は緑岳へ赴いた。高根ガ原への往復は時間がかかり、
下山準備が遅れてしまう事情もあった。

今朝は雲海が少なく、上空雲もほとんどないため平凡な夜明けとなることが想像できた。
まだ真っ暗で肉眼では確認できないが、緑岳山頂付近の草紅葉を写し込めはしないかと、
ハーフNDを装着してあれこれ適当に写してみたうちの一枚が上の写真だ。肉眼では
ほとんど見えないような状況でも、遠く東の朝焼けの赤が実際にはすでに届いているらしく、
赤味を帯びた斜面の様子がメディアには定着されていた。

これでもう少し雲海が深ければ、紅白メリハリのついた作品になっていたかもしれない。
デジタルだから撮れたというか、撮ろうと思わせた撮影条件だった。


その後朝日が昇り、強い斜光が照りつけた。それほどやる気なく写してみたら、
ほぼ赤はなくても、全体にオレンジ色に染まる光景も悪くないなと思わせてくれる
勢いのある朝の瞬間だった。山頂付近はもう、すっかり晩秋の装いだったのだ。




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フダンソウ、第二弾分も収穫開始で大量にとれました

2018-10-28 19:13:13 | 案山子と人と烏




引き続き安定した晴天の和歌山市です。今週一杯晴れが続くようですが、気温はやや低めみたい。

あとから種蒔きしたフダンソウ(うまい菜)の初収穫です。写真手前のボール2杯分とれ山盛りの収穫で、
同時に最初からのもボール2杯分(写真奥)とれたので、合わせて大量収穫となりました。

ただし、写真でもおわかりになるでしょうか、あとからの分には大きな虫食いのあとが顕著で、大きなフンも
ゴロゴロあったことから、ヨトウムシが発生していることがほぼ決定的で、かなり食害を受けていました。
土を掘って探ると、ひとつのカゴからは大きなヨトウムシが2匹出てきて、これらを捕殺しました。しかし
もう片方からは何も出てこず、見つけられませんでした、悔しい。あとは夜、ヘッドランプを頼りに
捕食中のところを見つけるしかなさそうです。

これまでは一週間ごとの収穫が続きましたが、11~1月は我が家の日照時間は極端に短くなるので、
おそらくこのあとしばらくは二週間おきの収穫となると思います。



   

先週種蒔きしたダイコンが発芽しました。


   

フダンソウの第三弾はまだだと思っていたら、今日になって発芽しているのを確認しました。


           

タマネギを植えつけてみたら、まだカゴ×2個分のスペースが余ってきたので、コマツナ(小松菜)の種を
買ってきました。このところうまく作れているので気を良くしているんですね。


           

ガーベラとマユハケオモトのコンビネーション。


           

マユハケオモトは今が盛りですね。




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土曜日のタマネギ植え付け・2018年版

2018-10-27 19:01:10 | 案山子と人と烏




昨夜の雨は明け方には上がり、天候が回復した和歌山市です。北寄りの風が冷たく、肌寒く感じました。
来週一杯気温が低い状態が続くようです。

二年ぶりのタマネギの植え付けです。連作障害を避けるために、昨年一年別の作物を育てて間を空けたのです。
早生の苗を52本(50本単位のはずなのに、実際には52本ありました)を畑(畝×2)へ植え付けました。

こちらが手前側。


           

こちらが奥側の26本。例のごとく、ビニールで囲ってあるのは、地熱を高めるためというよりかは、
野良猫除けですね。畝の真ん中の支柱なども猫対策として敷いてあるのです。


   

紅玉(ムラサキタマネギ)の苗は20本購入、すべてプランター(あるいはカゴ)に植え付けました。

タマネギはうまく根付いてさえくれれば手入れする作業が少なく、手間のかからない作物です。
ホームセンターや園芸店で10本単位で売られているものが目についたら購入して、空いている
鉢やプランターなどに植えておくと、来春、瑞々しい新タマネギをいただくことができると思います。




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フダンソウ収穫と種蒔き第三弾

2018-10-21 17:23:53 | 案山子と人と烏



全国的に秋晴れとなった日曜日です。和歌山市もいいお天気で、体の疲れは抜けきっていなくても、
畑仕事に精を出します。

フダンソウ(うまい菜)の収穫が変わらず堅調で、毎週収穫が続いています。フダンソウにもアオムシが
ついていたので排除しました。何の幼虫なのでしょうか? 苗がある程度育ってからは寒冷紗を
かけていたので、どこから侵入されたのか? 発芽してすぐに卵を産みつけられたのかもなあ。

さらに作業を続け、前回コマツナとラディシュを育てていたカゴの土を再整備し、うち2個にまたも
フダンソウの種を蒔きました。大量生産体勢を狙っているんですね。ひとつめのカゴで昨年度の種を
ちょうど使い切り、もうひとつには新たに購入した種を使いました。フダンソウの発芽率に新旧はまず
無関係だとは思うのですが、もしかして差が出るのだろうかと、ちょっと興味があるところです。

もうひとつカゴには残っていたダイコン(和歌山大根)の種を蒔きました。ダイコンはうまく育たないことが
ほぼ確実ですし、コマツナかラディシュの種を買ってこようかとも考えたものの、種を残したままなのも
もったいなく思い、ダメ元で育ててみます。


           

マユハケオモトが咲き始めました。


           

スミレに似た花が今年も咲きました。




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コマツナ&ラディシュ収穫

2018-10-20 17:09:15 | 案山子と人と烏




徐々に安定した晴天となり、カラッとした陽気となった和歌山市です。
おかげさまで旅の荷物は順調に片付きました。

ほかの用事が優先で、畑仕事まで手が回りにくい中、コマツナ(小松菜)とラディシュの収穫だけ行いました。
コマツナは最初に植えたカゴ×2個分の収穫はすでに終えていて、これはあとから種蒔きしたカゴ1個分です。
予想以上にうまく育ってくれました。アオムシが数匹ついていたのを取り除きました。


   

私の不在中、できたらラディシュも収穫しておいてほしかったんですがね。育ちすぎてかなり巨大化した
株もあります。でもまあ、出だしの発芽の低調さからすると、これまたうまく育ってくれたほうですね。






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20181019  阿蘇市~臼杵港~八幡浜港~徳島港~和歌山港  いきなり最終回

2018-10-19 21:12:32 | Weblog




10月19日(金) 晴れ時々くもり

真夜中、雨が車の屋根をたたいた。このところ連日基本予報「晴れ」ではあったが、注釈に「気圧の谷の影響で
ところにより雲が広がるでしょう」とあるとおり、山沿いの天候は不安定で、変わりやすい天気が続いていた。
それでもうまい具合に事が運び、幸い個人的には雨に降られることもなく順調に予定を消化し、五日連続で
山歩きをすることができた。間髪入れずでうれしい悲鳴を上げていたわけだが、同時に限界を超えた体も悲鳴を
上げていて、あちこちガタガタであった。それでもまだまだ天気予報的には晴れが続くのを見過ごすわけにもいかず、
労少なく写真撮影できはしないかと、道の駅あそまで移動して待機、一応貪欲な姿勢は示したのであった。

深夜の雨の影響なのか、上空は晴れているのに周辺雲が多く、早朝山はまったく見えていなかったので、
これで清く諦めがついた。明日明後日と天気は安定してくるかもしれないが、まあここまでよく粘ったと納得して
心置きなく九州を後にすることができそうだ。

これまた急に気が変わって、往きと同様、四国経由で帰宅することにして、まずは臼杵港へ向かう。


   

八幡浜の道の駅で、念願の「八幡浜チャンポン・600円」を食すことができた。徳島港での接続時間を考えると
あまり悠長に味わえなかったのが少々心残りなのだが。これ、予想以上においしかったですわ。醤油ベースの
出汁に豚肉がいい味を出している。有名店、人気店などはほかにあるかもしれないけど、私としては
ここので十分満足できたと思う。


   

高速道路も順調に走行、乗船一時間以上前に徳島港までたどり着くことができた。向かう先が
和歌山港なのが疲れがたまっている体には本当に助かる。2時間余りの船旅の道中、
次の旅のプランでも練ることとしよう。






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20181018  九重町  大曲から三俣山・朝駆け編パート2

2018-10-18 10:18:02 | Weblog




昨日のコースとは逆方向に歩みを進める。昨日より時間帯が早いことも手伝って、主に逆光方向に
撮影を続けながら歩いた。

昨日福岡のご夫婦と長い時間撮影した大鍋と小鍋の中間地点の撮影ポイントに到着した。
団体さんが居座っていたのと、ちょうどこの頃日差しが鈍ったこともあり、本日はまったく撮影せずに
そそくさと立ち去った。


   

気のせいなのか? たった一日で紅葉の色合いがだいぶくすんでしまったようにも感じ、順光での
撮影ではかなりアラが目立つような気がし、粘っても仕方ないかなと判断したのも、早めの移動を
決断させた要因だ。昨日と撮影条件が違うので単純に比較は難しい。このあと天候が回復し、
安定した太陽光線が降り注いだので、紅葉は日に映えて美しく輝いたのかもしれない。



   

南峰を迂回するルートがわからず、本日も律儀にピークを踏んで歩いた。おそらく迂回ルートは
地図には記載されていない私道で、標識なども出ていないので、初心者にはわかりづらいと思う。


   

これがⅣ峰山頂の手製の標識。背景のピークが南峰。


   

下山にかかった頃、雲がほとんど消え、安定した晴天が広がった。左奥が久住山、右端が星生山、
手前、噴煙が上がっているのが硫黄山。テレビ局のクルー一行が登ってきた。どこのテレビ局だろう?


   

三俣山登山口=諏蛾守小屋までたどり着いて振り返る。

私の見立てが正しければ、あのまま粘っていても順光では撮影は難しかったはずなのだが、
いや、やっぱりもうちょっと粘ってもよかったかなと、帰路、心は若干揺れ動いた。予報では
まだしばらく晴れマークが続いていたし、週末は大勢の登山客が紅葉目当てに訪れたはずだ。

気にしつつも、自分なりにできることはしたはずと納得して、10:40大曲駐車場へ帰り着いた。


長湯温泉・御前湯から出てきて山を見上げたら、また黒い雲に全般覆い尽くされていた。変わりやすい、
やや不安定な天候がまだまだ続いていたのだ。








   

   


   

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20181018  九重町  大曲から三俣山・朝駆け編パート1

2018-10-18 10:18:01 | Weblog




10月18日(木) 晴れ時々くもり

昨日あのような満足ゆく山歩きができたのだからもう十分だろうという気持ちと、前日の経験を生かして
今一度撮影に臨みたいという気持ちがせめぎあった。疲れも相当たまっていたのだが、天気予報も
そんなに悪くはないのだからと自らを奮い立たせて、再び大曲から登山を試みた。

この日も真夜中に移動して駐車場へ。しばし仮眠ののち、3:35歩き始めた。満天の星空、天気は
昨日よりは安定していそうに思えた。道は昨日の下見?が効いていて、暗がりでもあまり不安なく
歩みを進めることができた。

私のすぐあとを二人組みが追ってきたようだったが、彼らは大船山へ向かったらしく、結局この朝、
ご来光目的で三俣山へ登ったのは私ひとりだった。日の出目当てだったら、中岳のほうが条件がいいらしく、
この日もその方面でヘッドランプの明かりが灯っていた。今日に限ってはご来光はおまけ、主目的は
紅葉撮影なのだから、当然私はこの山を目指す。

5:20本峰到着、すでに薄明るくなっていた。驚いたのは、山の北側一面に雲海が広がっていたことだ。
それまで暗かったのと、三俣山の陰に隠れ、雲海があることにまったく気づいていなかったのだ。
中岳だと三俣山が邪魔をして雲海はほとんど見えていなかったんじゃあないかと思う。狙ったわけではなく、
結果的ではあったが、この朝は三俣山で大正解だったことになる。

しかも撮影しようとしていた紅葉の北峰のバックに白い雲海が入ることで、かなりインパクトのある風景が
展開されることが期待され、テンションは否応なく高まるのだった。

東の空、大船山上空もそこそこ朝焼けした。


   

ただし、東の空に雲があることで、北峰への朝日の直撃はやや弱められたかもしれない。でもまあ、
こんなタイミングで写真を撮れることって滅多にないだろうし、面白い写真を残せていることを
大いに期待したい。

しばらくして若い男性がひとり登ってきた。大船山へ行くつもりが、たまたま三俣山へ先に寄ってみたところ
こんなダイナミックな風景にめぐり合えてびっくりしていた。予定を急きょ変更して、その後彼はお鉢を
一周した。正解だと思う。それからもうひとり男性が到着した。本日この光景を目の当たりに出来たのは、
私を含めて三人だけだったと思う。



   

太陽が大きな雲に遮られたのを契機に機材をしまい、北峰へ移動すべく、急斜面を滑り降り鞍部まで下り、
そこから登り返した。昨日とは逆回転でお鉢を一周するつもりだ。

しばらく待機していたら雲から太陽が顔を出して撮影。ただし完全に逆光で、レンズに太陽光線が直撃なので、
手でハレ切りしてできるだけ日の光を遮って写してみた。逆光で照らされた紅葉の赤味がさらに増した。


   

北峰山頂にあるお手製の標識。Ⅳ峰と共に、正式名称なのかどうか不明で、私の地図には
どちらの名前も記載されていない。







   


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20181017&18  竹田市  道の駅すごうの丸福でとり天定食A&トンテキ定食

2018-10-17 10:17:04 | Weblog




下山後の腹ペコ状態から脱するには最適のお店、道の駅すごう内の丸福へ二日続けて訪れた。

まずは「とり天定食A」、Aはノーマルよりも100円お高い720円。その分とり天が2個増量され、6個ある。
もちろんご飯をお代わりして、満腹状態とした。


   

翌日は「トンテキ定食・720円」を食した。下界では鶏ばかり食べているような気がして、今回は豚を
選んでみた。当然この日もご飯をお代わりして、これだけガッツリいただくと夕食は軽いものでいい。

夕方スーパーに立ち寄ったら、サバの〆寿司が2割引きになっていたのでこれを購入した。
明日の朝食用のパンは100円。滞在費はできるだけ安く抑える。これが今の旅の隠れテーマ
でもあるのだ。しかし、あまりやりすぎると滅入るので、たまには息抜きしてパッとやることも必要だろう。
(と、いつまでたっても自分にはあまちゃんなのだ)



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20181017  九重町  大曲から三俣山登山パート3

2018-10-17 10:17:03 | Weblog



ここから先も潅木が覆い茂る道で、三脚が引っかかって歩きにくいのなんの。普段は防寒具として以外
手袋はあまり使わない私だが、枝を除けたり、しがみついたりすることが度々で、ここでは必需品だ。ご夫婦に
「この山にいい服を着てきたらいけないよ」と言われてハッとして、ウインドブレーカー代わりに着用していた
ゴアテックスの雨具を慌てて脱いだ。値の張るこれが破れたらシャレにならない。

ガレ場から小鍋斜面の紅葉越しに平治岳と大船山を望む。付近のドウダンツツジの紅葉は今がほぼピーク
ではなかろうか。もっと真っ赤な時もあるそうだが、九州もこの夏の異常な暑さと台風の暴風の影響を
受けているようで、これ以上は望めまい。

ほどなくしてご夫婦が追いついて言うことには、「ここまで来たら、引き返すより一周した方が楽だよ」との事だ。
結局お二人に乗せられてしまった感じではあるが、私もすでに覚悟を決めていた。撮影場所など含め、下調べを
ほとんどしていなかったし、山で出会った方々の助言がなければ、いいところを見ずに危うく下山するところで
あった。皆さんには感謝しかない。


   

ここからは三人で北峰を目指した。来た方面を振り返る。


   


   

北峰のビューポイントから大船山。ここもお二人がいなかったら知らずに通過していただろう。
行動食を食べて休憩していたら雲間から日が差して、ここでも一応撮影することができた。翳る時間が
多かったのに、ポイントごとに割と晴れてくれたのも本当にラッキーだった。

紅葉の峰を前景に大船山が入り、私としては一番気に入った撮影場所かもしれない。


   

北峰から本峰を見上げる。この日一番の難所である。ロープとシャクナゲの幹につかまりながら
急斜面をよじ登る道だそうだ。「でも、意外とそうでもなく、すぐ着いちゃうよ」というご夫婦のお言葉通り、
それほど苦労せず本峰まで帰り着いた。北峰からは私が先行してまた一人旅だ。お二人には本当に
お世話になった。冬季の九重連山の様子なども伺ったので、いずれ機会あれば挑戦してみたい。

本峰13:10発、大曲14:35着。紅葉は想像以上にきれいで、そこそこ天気もよく、出会った方々との
おしゃべりも楽しくて、大満足の一日であった。







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