「年賀状使用作品シリーズ」 その6(2002年)
この写真は以前掲載したし、パスしようかとも思ったんですが、ニコンのスキャナーで
スキャンし直したバージョンなので、その時とは色味など若干異なっているかもしれないと思い直して
再掲載となりました。ずいぶん古い記事ですが、昔話など詳細は「こちら」をご覧いただき手を抜くとして、
その後のお話を追記しておきます。
以前の記事にもあるように、この年(2001年)を最後に阿蘇・高岳のミヤマキリシマは
虫害がひどく、年々状況は悪化の一途でした。ところが、2009年、奇跡の大復活!をとげるのです。
2001年度もよかったのですが、若干虫食いはありました。右上の大岩が天狗の舞台と呼ばれる
場所。その下あたりの花があまりない部分(黒っぽく見える場所)に、虫食いが発生していたのです。
2009年度はこの年を上回る花付きで、しかも虫害がまったくなく、素晴らしかったのですが、
3日続けて登ったにもかかわらず、残念ながら天気に恵まれませんでした。
大咲きでなくても、虫さえ発生していなければかなり美しい景色が期待できるところなので、
皆さんも一度チャレンジしてみてください。ただしこの時期は梅雨入りしていて雨の多い九州、
天気と見頃を合わせるのはなかなか難しいですよ。
【ピンク・シャドウ~阿蘇・高岳のミヤマキリシマ/2001.06.07 撮影】
『ROLLY&谷山浩子のからくり人形楽団』を買いました。私はROLLYさんに対して、時々テレビでお姿を
拝見する程度で、どんな方なのか、どんな音楽なのか、ほとんど知識を持ち合わせていませんでした。
で、こわごわとさっそく聞いてみたのですが…
なんと表現していいのか、こういうの「ぶっ飛んでいる!」というんでしょうか? お互いの摩訶不思議な
表現力がクロスオーバーして化学反応を起こしている感じ。おそろしいロックアルバムの完成です。
(こういうの、「谷山ヒロック」と言うとか言わないとか)
オリジナル曲が総じてアップテンポ化され(そう聞こえるだけ?)、全般ノリがよくなっています。
ROLLYさんのギターが終始響き渡っているのがとてもカッコいいのです。
私が好きなアルバム『月光シアター』から多数の曲が選曲されているのも好ましい。
このアルバム、谷山さんの数あるアルバム中でトップクラスの出来栄えだと私は思っているのですが、
不思議とここからベストアルバムにはほとんど選出されていないのでね。
まだ数回聞いただけの感想ですが、「Elfin」「ねこの森には帰れない」などの完成度が特に高いと
思いました。「ねこもり」はオリジナルがアレンジを含めほぼ完璧な仕上がりなので、これを越える
カバーはありえないと思っていましたが、もしかして匹敵するバージョンの出現かも。
ROLLYさんがソロでボーカルを務める「素晴らしき紅マグロの世界」「あたしの恋人」が妖しすぎるし、
同じくROLLYさんのナレーションとボーカルがハマりまくった「第2の夢・骨の駅」は、これも
オリジナルを凌駕する出来栄えに思いました。ノリノリのロックンロール調「ヤマハ発動機社歌」も
強力すぎます。アルバム名と同じタイトル曲と「カズオくんと不思議なオルゴール」の2曲の新曲も
哀愁を帯びたメロディがいい感じです。
谷山さんのボーカルもROLLYさんに引っ張られたのか、10 いや、20歳くらい若返った感じで、
全般に明るく、ノリノリなのがいいですね。ROLLYさんがインタビューで語っておられるような
「日本のロック名盤100選」に入るかどうかはともかく、異色のロックアルバムの登場であることには
違いないようです。ロック好きな方は、ROLLYさんのギターワークに代表される、バンド「THE 卍」の
スーパープレイに酔いしれるだけでも価値があるかもしれませんよ。
「のこちゃん・手さげ袋」が購入者特典でついていました。
*和歌山市は台風が遠のき、静かで涼しい夜です。先ほど雨戸を開けようとしたら、中秋の名月が
雲間から顔をのぞかせていました。これで遠慮なくお団子が食べられるな。
長旅から帰ったら届いていました。ファン待望、とんぼちゃん(とんぼ)のキャニオン時代の
オリジナルアルバムが、これでようやくCDで聞くことができます。
「飛んでったとんぼちゃん」というタイトルでCD・BOXとしての発売は仕方ないとして、
ちょっとつくりが雑というか、手抜き気味なのが残念。一応ジャケットは当時のものが
復刻されているものの、それぞれの歌詞カードは省略され、一冊の小冊子にまとめられています。
市川善光(よんぼ)さんの解説付きはうれしいけれど、プラスそれぞれのCDに復刻した、当時と
あまり変わらない歌詞カードを添付しておいてほしかったですよね。これって、いずれ近いうちに
紙ジャケシリーズとして個別に売り出した時にも購入させるための施策…と勘ぐっちゃいます。
いずれにせよ、ようやくオリジナルアルバムがCD化されたのは喜ばしいことですし、
これであと、コロンビア時代のをぜひ追加でお願いしたいと思います。
昨夜『北景色』をヘッドフォンで聞いてみましたが、音はなかなかいいように思いましたよ。
関西では今、マンジュシャゲ(彼岸花)が見頃です。(これは切り花にして活けられたもの)
*台風17号の接近で、和歌山市では午後から風雨が強まりました。進路の左側に入ったためか、
今のところ我が家周辺では大きな被害などは出ていないようです。先の旅で、「ゆめぴりか」という
プレミアム米の新米を買って帰りました。これ炊き上がるとお米がピカピカ! 冷めてからも艶々で、
ふっくらしていてとてもおいしいのです。お米、ミカン、リンゴなど秋の味覚が収穫真っ最中だったり
収穫寸前の日本列島を台風が縦断しようとしています。できるだけ被害が小さくて済むように
お祈りします。
ほぼ一日中雨戸を閉め切っていたので、疑似暗室状態でした。おかげで余計な光は遮られ、
写真整理にはもってこいの環境です。少しずつ作業を進めていますが、夏に匹敵するくらい
撮影枚数だけはものすごいので、これがなかなか大変、とても時間がかかりそうです。
そんなこんなで結局一歩も敷地内からは外へは出られず、結果的にはいい骨休みになりました。
長い山旅のあとは、片づけ物が多くてねえ。今回は山では雨に降られなかったこともあり、
湿ったままで持ち帰って急を要するものはなく、靴なども汚れ落としは比較的楽でしたが、
それでも手間隙はあまり変わらず、ほぼ一日ドタバタやってました。
私の場合、今季の山旅はこれで終了、しばらく使わないこともあって、できるだけカラッと
乾かしてから仕舞いたいと考えていたところ、今日の晴天はうってつけのお天気でしたね。
ありがたいありがたい。
長旅のあとはネタもいっぱいあるんだけど、片づけのほかにも用事がたまりまくっているし、
仕事もたぶん忙しい、これで写真の整理にとりかかると、さらに忙しさに拍車がかかり、
またしばらくご無沙汰する可能性もあります。一応、すでにタイトルを考えているのもありまして、
『恐怖・石撮り男』ってんですけど、聞いてみたくなりました? えっ、関心なしってか…
そうでっか。
昨夜の「にっぽん百名山」は大雪山でしたね、見た方も多いと思います。私が頻繁に訪れる
登山口の「高原温泉」とか、「緑岳周辺」、「白雲岳非難小屋およびテントサイト」などなどが
次々出てきたので、もしかして大雪山にお詳しくない方も、私がどんなところをうろついているのかが
概ねわかっていただけたかもしれません。
逆に詳しい方は私同様、突っ込みどころがいくつかあったと思います。まずルート。普通高原温泉から
旭岳への縦走なんてほとんどやらないでしょう。基本的に公共交通機関のない高原温泉からだと
車が置きっ放しになっちゃうよね。(もちろん、タクシーを使うとか、前夜大雪高原山荘宿泊、ここの
送迎車を当てにするって手段などで実現不可能ではないんだけど、そこまでする人少ないと思われます)
それと広大なお花畑の映像。これって化雲岳(神遊びの庭)のです。広義ではこのあたりも大雪山では
ありますが、今回のルートからは大きく外れているし、それに近いうちにやるだろう「トムラウシ編」の時に
困るんじゃないのかな、このネタばらし。使い回すのか… いや、もっとすごい映像が出せるのかもよ。
ここらあたり要チェック! 楽しみに待ちましょう。
消費したカロリー以上に摂取する→太る=自然のことわり。
車は深い船底へ。先行乗船してまったりできるのはありがたいけど、
下船は遅くなる。どっちがいいのかねえ。