7/2旅人 

山と旅が好きです。

OMM PHANTOM 25CL

2018年07月11日 | 道具

OMMファントム 25CL。今回の山行で使ったザックだ。

 

今回はなるべく軽く行こうと、金峰山表参道に行く準備で、持っていくものを見直した。 

毎回、お泊り用のヘッドランプなど小物スタッフバックにまとめて持っていく。必要最低限を選んだのでさほど減らすものは無い。スタッフバックも三つ持っていったものを一つにまとめた、50g減か?パーカーを新しくして60グラム減量、エアマットをやめて260グラム減、ザックも変えて100グラム減、主なところかな。

で、一泊二日水抜きで5kg台で押さえた。駅でパンとオニギリが増えたので6kgちょいか?

 

今回の山旅で初めて背負ってみたOMM PHANTOM 25CLの使用感は?

もともと、荷物が少ないのだが、ともかく肩への負担が少ない、楽だ^ー^

そして、荷物がぶれない。なかなか良いのだ。 

メッシュのポケットは背面に一つサイドに2つ雨蓋に2つショルダーに2つ、

チャック付きのポケットは雨蓋に2つ、腰のベルトにもポケットが2つ。

25リットルの容量だが外部のポケットを使えば、結構入る。

山登りでは荷物が軽ければ軽いほど、楽しさが増す。^ー^

今回背当てに入っているマットで寝たけど、ちょっとペラペラ過ぎ体が痛くなった、やっぱし次回はサーマレストのプロライトを持っていこう。

 

身長に合わせショルダーの位置を変えられる。そのロックにチタンペグが使われている面白いね、いいアイデアだ。最近はツエルトとルナーソロを多用しているのでペグは必須だ一本分減量できる。ふふf

兎も角、お薦めです。

 

 

7/11      2018 

 


金峰山表参道 終章

2018年07月08日 | 奥秩父

さて前回の続き 金峰山表参道の終章だ。

可愛い鹿君との、交流の夕べの夜も開け。

荷物をまとめ出発だあ!

マットがペラペラの薄いやつだったので、体が痛い。六時に出発予定だったのだが、三十分遅れ六時半に御室小屋跡を後にした。 

冒頭の写真はおそらく鶏冠岩。

登り始めてすぐこのスラブに着いた。

まだ、眠いのになあ、いきなりかあ。 

此処の岩場は斜度はそれほどでもないけど、濡れているのでいやらしい。 

すっぱり落ちているので慎重に登る。 

上部に片手回し岩、そして頂上の五丈岩が見える。遠いなあ。 

でも、空は夏山の快晴だ。

片手回し岩、絶妙なバランスで立っている。

大きな地震でもあれば、転がり落ちそうだ。 

自分いるところに、やっと朝日がさし始めた。

今日ののご来光だね^ー^

 新旧の梯子。

 片手回し岩に到着。

ここに一輪のシャクナゲが咲いていた。 

よく判らない、案内ペンキ 。 

ちょっと開けた場所から。夏の富士山。 

北岳、間ノ岳。 

上部から見た片手回し岩。

頂上に近づくと樹林帯は終わり足元は大きな岩が重なり合う登りづらい道になった、岩の裂け目に落ちないように進む。 

バランスを崩しそうになり手を着くと苔がいっぱい。

モフモフの苔が愛らしい。^ー^

 

あ、イワカガミ。 

もう、ちょっとで金桜神社だ。 

石積みが見えた。 

金桜神社に到著。

 

甲府市御岳町 にあるのは里宮、ここが奥宮だ。

 

五丈岩はいつも北側からしか、見ていなかった。南側を訪れたの初めてで、ここに金桜神社があるのは知らなかった。

もっと大きなものかと思っていたが、意外と祠は小さなものだった。

五丈岩。

みんな登っているね。 

 

山頂は向こうだ。

人でいっぱい!! 

瑞牆山。あっちも沢山一が登っているんだろう。 

小川山。

ここにはあまり人がいないだろう。^ー^ 

バスの時間まで一時間程、余裕がある。

のんびり下るとしますか。 

 砂払いの頭、稜線は樹林帯に入っていく。

大日岩に到著。

時間をみたら一時間の貯金は、無くなっていて。

コースタイムどおりに降っていたらギリギリだ。 

岩場で道を譲りすぎたか_| ̄|○ 

飛ばして、富士見平小屋に到著。

20分ほど貯金ができた。 

最後に展望の効くところに出た。

この瑞牆山が見えたら。もうすぐこの山旅も終わりだ。 

大日岩で慌てて出発したので 、尻皮代わりのマットを忘れた。

と、足元に落ちていたマット。

代わりにこれを、と山からのプレゼントかな?

瑞牆山荘に着いて、前を歩いていた女性に声をかけてみた。

く「これ、落としませんでしたか?」

山女「あ、!ありがとうございます。」 

あっさり、持ち主が見つかった。

バスの時間まで20分、もうバスは来ていて、すぐ乗車となった。登山客でいっぱいだ荷物の大きい人は膝に載せなければならないので大変だ。

僕は25リットルの小型ザックなので足元に置ける、ふふf^ー^。

 

今回の山旅はこれで終わりだ。

金峰山表参道は山頂まで人には会わず、とても静かな登山道だった。歴史ある古道なので、もう少し建造物があるかと思ったが・・・・・・

日本百名山のなかで、深田久弥は金峰山の最後のところで自分が登った時の話を書いている。甲府から歩いて昇仙峡に行き御岳の金桜神社で昼弁当を食べた。猫坂を超え黒平へ上黒平に着くと宿の前に大きな熊の毛皮が貼り付けてある、熊の肉を食わせるから泊まっていけという誘い乗ってそこで脚絆を解きワラジを脱いだ。次の日十二時半に山頂に到著、川端下に降るが道に迷い寒い野しゃがみの一夜を過ごし下山している。

今回さすがに甲府から昇仙峡までは、バスを使ったけど、上記した話を思い出しながら。黒平とは、どんな集落なんだろう?とか熊の肉を食べさせると言われたら、僕も泊まっちゃうかもしれないな^ー^。な~んて歩いていた。

 

子狐にも会えたし、御室小屋跡の鹿は人懐っこかったな。天気はバッチリでとても楽しい山行になった。

足が痛痒いので、韮崎の駅で靴下を脱いだら両足をアブに百ヶ所位噛まれていた。足がプクプク腫れ上がってしまった。

でも、とっても面白かったな^ー^ 

 

おしまいm(__)m

 

9/24.25.    2016   6/30.7/1     2018

 

 

 

 


奈良公園の鹿なのか??

2018年07月03日 | 奥秩父

さて前回の続き、金峰山表参道その2だ。 

ツエルトも張り終えて、さあビールだね^ー^ 

本を読みながらビールを飲む最高だね。

今回の山旅のお供は(深夜特急3 インド・ネパール)だ。バックパッカーのバイブル的な本だ、面白いよ何度目かの再読だ。

 

 

左の木の陰でなにかが動いた。

雌鹿がこっちを見ていた。

この子は逃げないね。ずっと僕を見ている。

なんかあんまし見つめられるので、恥ずかしくなってきた。へへ^ー^ 

ビールも飲み終えて、お次はウイスキーだ。

マッカランの12年だ。ふふf

 

しかし、虫が多い。ラーメンを食べてツエルトの中で飲もうかな。

箸を忘れたので、そのへんの小枝を使う。 

何故か、視線を感じる。

すると先程の鹿がこちらをじっと見ていた。

う、なんで?まだ見てるの。 

あんまり、じっと見ているので話しかけてみた。

「どうしたの、こっち来て飲むかい。」

すると、鹿君は首を縦に振った。

写真はボケているのでは無く首を縦に振っているからだ。

奈良公園から逃げ出してきたんじゃ、あるまいな^ー^ 

鹿君は、何度も首を縦に振ったり 何度も何度も視線があった。

なんで僕がこんなに気になるのかな??

こんなフレンドリーな鹿は初めてだ。

 

まだ、暗くなるまで少し時間があるので焚き火をした。

焚き火を付けて、またツエルトに戻るとまだ牝鹿はいた。

僕を見ていたけど、踵を返し僕に背を向けた。

キャンと一鳴きして、行ってしまったようだ。

なんで僕に興味を持ったのかな?

 

昔、付き合っていた彼に似ていたとか・・・・・・・・・

そんなわきゃねえか!^ー^

 

あまりにフレンドリーな鹿だったので、長々書いてしまった。

そして、続くのだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

6/30.7/1         2018 

 

 

 

 


金峰山表参道 後編

2018年07月03日 | 奥秩父

さて今回の山旅は、前回の続き。

前回とはいっても二年前の山旅だ。

昇仙峡から金桜神社へ、其処から黒平を経て金峰山へ。金峰山表参道を辿る山旅の続きだ。

甲府森林浴公園からまた、登り始める。今日は御室小屋跡あたりで幕を張る予定だ。

ちょっと、登ったら少し開けたところに出た。

水源林植樹の集い。

ミズナラを植えたようだ。

ミズナラの子供。

ミズナラの樹齢は1200年のものもあるという凄いね。^ー^ 

 木の根元に名札が付けてあった。

今日はとても暑い全国的に夏日だ。

夏だねえ、今年の梅雨は空梅雨だったね。

道端にキイチゴが沢山ある、時折つまみ食いをする。美味しいね^ー^

登山道はなにやらはっきりしない、暫くは林道を進む。 

一人で山を歩いていると、ぼ~~としている事がある。そんな感じだった。

ふと林道の先に目をやると、

反対側から、やはり。ぼ~~としている子狐に遭遇した。

 

僕も子狐もハッとした(・o・)

ちょっと見つめ合ってしまった。

カメラを取り出すと子狐は我に返ったのか林道から姿を消した。

可愛かったな、元気でね。(^_^)/~ 

 

次はクマかな?

こんな看板のクマは凶暴そうでいやだな。 

道端に鳥の巣が落ちていた。子育ては無事に終わったのかな??

 

林道の上に何やら白い標識が。あれが登り口かな草ボーボーでよく判らない。

 

金峰山頂って書いてある、ここだね。 

なにやら防火帯のような場所に出た。道型は無い。 

兎も角登っていく。 

途中にカップ麺が・・・・・

やっぱり此処が登山道なのかな、?? 

 

また林道に出た地形図を確認するといくつかピークがあるがルートはそのピークを巻いているらしい。

よーく斜面をを見てみるとトラバース道を見つけた。 

 

巻道のどん詰まりは、また林道だ。このこんもりとしたピークも巻くようなので林道を歩いていく。 

 

目指していた造林記念碑を見つけた。

金峰山表参道なので、もっと祠とか目印が多くあるかと思っていたが。そんな物は見当たらず、判りづらいルートだ。 

 

造林記念碑の手前に水場があった。よく見ると山道が続いている。

何処かに入り口があったのか僕には見つけられなかった。_| ̄|○

 

お。なんか小屋もあるね

ともあれ登山道を進む。

ここからは道型はしっかりしている。 

鹿の被害防止の黒い巻き物、なんか不気味だ。 

登りつめていくと沢にでた。

神子沢だ。

空梅雨で御室小屋跡の水場は当てにならないので此処で三リットル程汲んでいく 

 

此処は良いところだね。季節を変えてまた訪れたいところだ。 

 

ナメ滝が現れた。右を巻いていく。 

やっとはっきりした標識が出てきたね。 

う~んピンぼけ。。

シャクナゲはまだつぼみばかりだ。 

 

こんな看板があちこち出てくると水晶峠はもう近いはずだ。 

やっと水晶峠に到着。水晶は何処にあるのだ!!

時刻は午後三時半、早くテン場に付きたいね。

 

いったん降って枯れ沢を進む。 

御室小屋の看板があるね。 

お!なんか開けてる、此処が御室小屋かな? 

到着。

御室小屋は跡形も無い

転がっている柱にいたずら書きがあった。

1985年には、まだちゃんと建っていたのかな。

 

さあツエルト張ってビールだビールだ。

続きまする・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

6/30.7/1        2018

 

 


抜かれる

2018年07月02日 | 富士周辺

さて前回の続き・・・・・・・・

 

馬返しから、遊歩道ではなく登山道に入っていく。

珍しい猿の狛猿。富士山の使いだそうな。

トレランの方々も次々と出発。 

抜きつ抜かれつだった。登山者にもまた逢った。 

さすがに昔からある登山道しっかりした道を登っていく。

馬返しからは、傾斜がきつくなったきた。

一合目に到着。

二合目 に到着。

しかし、この登山道はトレランの人達が多い!!

次から次と「こんちわ」「こんちわっす!」と追い抜いている。あまりのトレランの人達の多さに、もしやトレランの大会かなんかに巻き込まれているんじゃないか?と思えてきた。

そういえば8時頃花火が上がっていたね。 

兎も角抜かれる抜かれる、100人程に抜かれただろうか?

僕は普段、体調が悪くなければコースタイムの7,8割の維持できているつもりだ、しかしトレランの方々は早い、ハアハアゼイゼイいいながらも早足で登っていく。とてもかなわない。

もうだめポ・・・・・・・・・_| ̄|○

暫くするとトレランでもなく登山者でも無い手ぶらのオッサンが抜いていった。

え、なんか勘違いして登ちゃっているのかな??疑問に思いながら、オッサンの無事を祈った。 

時折、展望のきく場所に出るが今一つ、ガスがちだ。

あ、キノコ、なんか美味しそうだ。 

所々で小屋跡の標識がある。 

無いものは想像できない、ふ~ん って感じ。

古道らしく、祠がある。

賽銭になにやら外国のお札が。

一ドル札だな。

岳樺が出てきた。高山帯に入ってきたようだ。

五合目に到着、昔は此処らへんが五合目だったようだ。 

女性二人組の登山者、なんか普通の登山者を見るとホッとする^ー^

ここでもひっきりなしに、トレランの方々が追い抜いていく。 

またもや小屋跡。 

五合目の小屋跡群は、五合目から上部は神聖なる場所だから、小屋などを建ててはならぬ、という掟があったようだ。そうだね世界遺産になった今ちゃんと聖域を守らないと世界遺産では無くなるだろう。なんか僕は僕なりにそれで良いじゃんと思う。日本人でそんな人達じゃん、日本一だから登ります。世界遺産だから登る、百名山だから登る。日本人らしくて・・・・・・・・・・・・

お祭り好きだしね^ー^

 

やっと目的地、佐藤小屋に到着、ガスガスです。 

いつもの登山と違って、目的地に着いた達成感は無く虚脱状態だった。 

うわー始めてみた軽の六輪自動車。

 

 

さあ、降りますか。 

 

降りでも、トレラン連中に抜かれる。

馬返しでうんざりして、バスが無いかと確認。

お、丁度いいバスが来ますよ~~^ー^

全部歩くつもりだったけど、バスで富士吉田に帰ろう!

やってきたのはバスでは無くワゴン車だった。

車に乗って富士吉田駅に向かえばこの山旅も終わりだ。

 

馬返しまでの遊歩道は、とっても静かで良かった。しかしその先の馬返しから上部が、これ程トレランの人達に人気の場所とは、知らなかった?

兎も角、抜かれまくるので、ペースが乱れてすっかり疲れてしまった。

 

前泊した一富士は女将さんも面白い人でこのあたりの山を登る時はまた使うかもしれないね。

ちょっと、うんざりしたけど

まあ、面白かったな^ー^

 

おしまいm(__)m

 

 

6/16.17              2018