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山と旅が好きです。

金峰山表参道 終章

2018年07月08日 | 奥秩父

さて前回の続き 金峰山表参道の終章だ。

可愛い鹿君との、交流の夕べの夜も開け。

荷物をまとめ出発だあ!

マットがペラペラの薄いやつだったので、体が痛い。六時に出発予定だったのだが、三十分遅れ六時半に御室小屋跡を後にした。 

冒頭の写真はおそらく鶏冠岩。

登り始めてすぐこのスラブに着いた。

まだ、眠いのになあ、いきなりかあ。 

此処の岩場は斜度はそれほどでもないけど、濡れているのでいやらしい。 

すっぱり落ちているので慎重に登る。 

上部に片手回し岩、そして頂上の五丈岩が見える。遠いなあ。 

でも、空は夏山の快晴だ。

片手回し岩、絶妙なバランスで立っている。

大きな地震でもあれば、転がり落ちそうだ。 

自分いるところに、やっと朝日がさし始めた。

今日ののご来光だね^ー^

 新旧の梯子。

 片手回し岩に到着。

ここに一輪のシャクナゲが咲いていた。 

よく判らない、案内ペンキ 。 

ちょっと開けた場所から。夏の富士山。 

北岳、間ノ岳。 

上部から見た片手回し岩。

頂上に近づくと樹林帯は終わり足元は大きな岩が重なり合う登りづらい道になった、岩の裂け目に落ちないように進む。 

バランスを崩しそうになり手を着くと苔がいっぱい。

モフモフの苔が愛らしい。^ー^

 

あ、イワカガミ。 

もう、ちょっとで金桜神社だ。 

石積みが見えた。 

金桜神社に到著。

 

甲府市御岳町 にあるのは里宮、ここが奥宮だ。

 

五丈岩はいつも北側からしか、見ていなかった。南側を訪れたの初めてで、ここに金桜神社があるのは知らなかった。

もっと大きなものかと思っていたが、意外と祠は小さなものだった。

五丈岩。

みんな登っているね。 

 

山頂は向こうだ。

人でいっぱい!! 

瑞牆山。あっちも沢山一が登っているんだろう。 

小川山。

ここにはあまり人がいないだろう。^ー^ 

バスの時間まで一時間程、余裕がある。

のんびり下るとしますか。 

 砂払いの頭、稜線は樹林帯に入っていく。

大日岩に到著。

時間をみたら一時間の貯金は、無くなっていて。

コースタイムどおりに降っていたらギリギリだ。 

岩場で道を譲りすぎたか_| ̄|○ 

飛ばして、富士見平小屋に到著。

20分ほど貯金ができた。 

最後に展望の効くところに出た。

この瑞牆山が見えたら。もうすぐこの山旅も終わりだ。 

大日岩で慌てて出発したので 、尻皮代わりのマットを忘れた。

と、足元に落ちていたマット。

代わりにこれを、と山からのプレゼントかな?

瑞牆山荘に着いて、前を歩いていた女性に声をかけてみた。

く「これ、落としませんでしたか?」

山女「あ、!ありがとうございます。」 

あっさり、持ち主が見つかった。

バスの時間まで20分、もうバスは来ていて、すぐ乗車となった。登山客でいっぱいだ荷物の大きい人は膝に載せなければならないので大変だ。

僕は25リットルの小型ザックなので足元に置ける、ふふf^ー^。

 

今回の山旅はこれで終わりだ。

金峰山表参道は山頂まで人には会わず、とても静かな登山道だった。歴史ある古道なので、もう少し建造物があるかと思ったが・・・・・・

日本百名山のなかで、深田久弥は金峰山の最後のところで自分が登った時の話を書いている。甲府から歩いて昇仙峡に行き御岳の金桜神社で昼弁当を食べた。猫坂を超え黒平へ上黒平に着くと宿の前に大きな熊の毛皮が貼り付けてある、熊の肉を食わせるから泊まっていけという誘い乗ってそこで脚絆を解きワラジを脱いだ。次の日十二時半に山頂に到著、川端下に降るが道に迷い寒い野しゃがみの一夜を過ごし下山している。

今回さすがに甲府から昇仙峡までは、バスを使ったけど、上記した話を思い出しながら。黒平とは、どんな集落なんだろう?とか熊の肉を食べさせると言われたら、僕も泊まっちゃうかもしれないな^ー^。な~んて歩いていた。

 

子狐にも会えたし、御室小屋跡の鹿は人懐っこかったな。天気はバッチリでとても楽しい山行になった。

足が痛痒いので、韮崎の駅で靴下を脱いだら両足をアブに百ヶ所位噛まれていた。足がプクプク腫れ上がってしまった。

でも、とっても面白かったな^ー^ 

 

おしまいm(__)m

 

9/24.25.    2016   6/30.7/1     2018

 

 

 

 



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