7/2旅人 

山と旅が好きです。

ヤマカガシな午後。

2017年08月08日 | 近郊の山

 

暑い午後、遊木の森の谷戸ゾーンに行った。

その帰り道の事だった。

平沢の集落を抜けて、林道を降っていく。

自分の左側、道の脇でなにかが、動いた。

え、!!

(゚д゚)!。ヤマカガシだ。

 

こりゃ、でかいねえ。今まで見たなかで最大級。

1m50cmは、あるかな?

おまけに、コブラの様に上体を起こし

ユラユラと揺れて、威嚇している。 

「やるか~~、テメエ、オラオラかかってこいや。」

 

きゃーー怖い~~。

ヤマカガシちょっとgぐぐってみた。 

ヤマカガシ

 

なんと、いつの間にやら評価が上がって

日本最強の毒蛇になっていた。

それに、此処は餌になる、ガマガエルやデッカイ、蛙が沢山いるから。

こんなに大きくなったんだね。^ー^

おまけに、カエルの持つ毒を貯める機能ももっている。

 

コブラダンスを踊り終えたら、すーーーっと。

逃げちゃった。

僕が、まだ見ているので壁の排水口へスルスル

入り切らないのか、

頭を出して様子を伺っている。 

「まだいるの、もう帰りなよ。。」

はいはい、(^_^)/~

 

大人しいと思っていた、ヤマカガシ。

コブラダンスを見れるとは思わなかった。はは。。

 

 

 

8/6           2017

 


梓川岩小屋、最終章。

2017年08月06日 | 奥秩父

さて前回の続き

朝、

雨である。

 

夜も結構、雨足が強くなったりしていた。

沢も増水している。 

計画では、

計画と言っても、あんまし緻密な計画は立てていないのだが^ー^

 

梓川岩小屋で泊まって、その後、稜線に。

西に向かえば金峰山、瑞牆山荘を経て韮崎駅。

東に向かえば甲武信岳、西沢渓谷を経て塩山駅へ。

な~んて考えていた。しかし雨・・・・・・・・

 

ツエルトは岩小屋の入り口あたり張った。

岩小屋はオーバーハングしている岩なので、入り口あたりは、

雨だれがあたり、ツエルトはビショビショになってしまった。

多分、今晩も雨だろう。

 

雨の山にいても、つまんないしな。

 

決断!!天気にはかなわない。

下山しよう!!

相変わらずの倒木を沢を跨いで潜ってまた跨ぎながら降っていく。

登りでは使わなかった、林道を探しながら降っていく。

右岸にあるはずだ????

 

此処だ!!と思えると所を巻き上がって斜面を登る。

 

お、あったあった。

これは、林道に出たね。

またもや、作業小屋これで三つ目

今は高原野菜で忙しくて、山には入らないのだろうか?

山は荒れていくばかりだ。

はっきりとしてきた林道を降っていく。

 

鹿柵があるね

左側ががら空き、意味ないし・・・・・・・・・

やっぱり山はどうでもよくなっているらしい。 

山の墓標のように白い不審物?? 

樹木の苗を守るために、これを被せたんだね。

でも管理していない。

雨が降ったりやんだりの天気だったが 

突然、晴れ間が現れた、☀ 

弁当でも食べますか。

どっかり座り、久しぶりの陽光に有り難さを感じる。

何故か蝶々が寄ってくる。

この、てふてふ は、 昨日も沢山見かけた。

今が盛りなのかねえ^ー^

 

 

 

晴れ間は曇りに変わり雨雲がやってきて、

雨が降り出した・・・・・・・・・・・

町田市の自然休養村に着いた。

もう、この山旅も終わりだ。

 

 

梓川岩小屋を見つけ、そこに泊まるという目的は達せられたので、

八割かた満足、これ程、原始の森だとは思わなかった!!

倒木が多いせいか、釣り人にも遭わなかった。

滑ったり転んだりで、足の脛や膝は痣だらけになってしまった。

 

もうちょっと、天気が良かったらねえ、もっと楽しめたと思うけど。

でも、まあ、面白かったな^ー^

おしまいm(__)m

 

 

 

7/28.29            2017

 

 


梓川岩小屋は何処だ。?

2017年08月02日 | 奥秩父

さて前回の続き

 

梓川の周りの森は、まさに原始の森だ。 

この苔が木の上に生えているものなのか、 

地面に生えているものなのか、判らない?

足をのせてみる、木の上に生えていると、ほとんど腐食しているので。

ズボッと足を取られて、バランスを崩す。

もう片方の足で、踏ん張ろうとすると

ヌルヌルの木に足を取られ、股裂きの刑を受けるハメになる。(ToT)

キノコ🍄もいっぱいある。

これは、ハナイグチと思われる。

味噌汁に入れると、とても美味しい。^ー^ 

まだ、シャクナゲが咲いている。

一歩足を出すたびに、大量の虫が僕に纏わり付く。

いろいろな命がムンムンして息苦しい位だ。。

なにやら僕の好きな漆原友紀の蟲師の世界のようだ。

 

 

 

 

此処は、「光脈筋」では無いのか。

 

光脈筋を見るには二つ目の瞼を閉じなければならない。

 

人間の瞼は一つしか無いが、目を瞑っても赤いものが見えたりする。

それは、二つ目の瞼があるからだ。

本当の闇が欲しい時、二つ目の瞼を閉じよ!

そうすると、本当の闇が訪れ、地面を流れる「光の河」見えてくる。

そして、その光脈筋には異常に生命が宿る・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

雨が時折降る、先程の藪漕ぎで上半身もすっかり濡れてしまった。

梓川岩小屋はまだ見つからない 

体は冷えて体力が奪われる。

だんだん足も上がらなくなってきた_| ̄|○

暫く歩くと、岩小屋発見!! (゚д゚)!

 

しか~し、これは小さいね

テントは張れても一張。

僕の探している梓川岩小屋は5.6張りは張れる大きさらしい?

目印をつけてきた地形図は、ずぶ濡れで使い物にならない。

自分の歩いてきた所を思い出す。

それらしい、大岩は一つ一つ見た。

でも岩小屋は、無かった。

 

山旅で食べるお弁当は、丹念に調べたけど、

肝心の梓川岩小屋はあまり調べなかった 。

超マイナーな所だけど、何人かが行っていて、記録があった。

しかし、ざっと目を通すだけにした。

だってあんまり調べたら面白く無いじゃん^ー^

 

時刻は午後四時を回った。

体がずぶ濡れのせいか、随分体力を奪われたようだ。

急に足が重くなってきた。

濡れてヨレヨレの地形図と、エアリアマップを出してもう一度確認する。

立ち止まると、足元から凄い数の虫が纏わり付く。_| ̄|○

 

よく見る👀+++++

 

あっ! そうか梓川岩小屋は、

梓川本線では無くちょっと枝沢に入るんだ。

 

プロトレックの標高は2200mを超えている

どうも、さっき通った左岸の枝沢が、(そこ)、ではないのか。

Uターンしてショートカットで、尾根に乗り枝沢の方向へ

一尾根越すと、降りになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに、梓川岩小屋は、あった。\(^o^)/

此処だ、ここに違いない

二、三人用のテントなら五張りは張れるかな?

やっと、着いたね 。

なにわともわれ、防水パックに入れてある乾いたものに着替える。

ビールを冷やして、乾杯!! 

いやいや、ダメだダメだ、今日はかなりのダメージを受けているので。

やることを、ちゃんとやってからだ。

 

 

 

ツエルトを張って、荷物の整理をしてマットを膨らませシェラフを敷いて

でもって、、、ビールで乾杯だあ!!!^ー^」」

 

 

 

 

雨がザーザー降り出した。

あと30分遅ければ、もっと濡れていたな。

ツエルトに入って、ビールがスコッチのお湯割りに変わる頃

もう暗くなってしまった。

疲れて過ぎて、食欲が無い。

でも、食べなきゃね。

 

オニギリの残りと、アルファ米で、お茶漬けを食す。

もう、眠くなってきた。

雨音が、また激しくなってきた。

 

 

 

二日目に続きまする・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

7/28.29                 2017