7/2旅人 

山と旅が好きです。

ばーさす  くわ vs  ヒル

2016年07月09日 | 安倍奥

前回からの続き

昨日から風が強い、そして気温も高い

富士山の笠雲が凄かった!!

 

今回は久しぶりにアルファ米の白米を持ってきた。

三分の一は、味噌汁をかけてイヌまんま、だ。 

残りは鰹節をかけて、ネコまんま

そして、魚肉ソーセージを乗っけて弁当にする。

 

 

「味噌汁かけてイヌまんま

鰹節かければ、ネコまんま

なにもかけなきゃ、そのまんま」 m(__)m

 

非常食の点検をしていたら、賞味期限が二か月過ぎていた。

ま、大丈夫でしょ!!

で、今回、食べてしまう事にした。

昨晩、の家族連れはまだ、寝ているようだ。

ひっそりした。幕場を出て

バラの段へ

ワサビ沢の頭

ここまでの稜線はギザギザ、細い尾根を上ったり下ったり

結構、キツイ

ワサビ沢の頭から暫く進むと

二重稜線がある、前からこの二重稜線の底を歩いてみたいと思っていた。

底に降りていく

足元はわずかに笹が邪魔するくらいである。 

なかなか、良い所である^-^ 

たくさん雨が降ると池ができそうだ。  

 この辺では一番大きい木にご挨拶して、二重稜線を去った。

大笹 の頭に到着

奥大光山 

天気は風が強く、

時折、雨がパラついている。

十枚まで歩くつもりだったけど、そろそろ下山しよう

 

奥大光からは、サカサ川から梅ヶ島温泉に降りる道がある。

此処から下山しようと思っていたら。

青空が見えた。

もう少し先まで行ってみっか!!^-^

そして、大光山へ

此処からは草木へ降りられる。

この道は、何年か前、登りで使った事がある。

その時の事だ。

足に違和感をおぼえ目をやると、

登山靴を、嬉しそうに這い上がってくるヒルを見つけた。

 

うひゃあ!!(゚д゚)!

此処、ヒルがいるんだあ!!

慌ててTシャツと、ズボンを脱いで、ヒルが付いていないか点検した。

 

ちゃんと確認したらヒルは付いていないようだった。

なんかグッタリして休んでいたら、四人組の男性パーティが登ってきた。

「こんちわー」

あ、こんちわ あのヒルがいましたよ、大丈夫ですか?

と、聞いたのだが、聞こえなかったのか。

後続の人達も こんちわーと 通り過ぎてしまった。

 

それから時々、立ち止まり

ヒルが付いていないか確かめて登った。

 

途中、さっきの四人組を追い越した。

あれ、?

先頭の人を抜かす時に気が付いた

白いTシャツのお兄さんだったはずだが、なにやら

白いTシャツに赤い模様が付いている。

 

あの、ヒルにやられてませんか??と先頭に聞いてみた。

立ち止まったパーティは、先頭の血まみれのTシャツとヒルを確認した。

阿鼻叫喚、ぎゃ===---!

悲鳴、を後に僕は登っていった。

 

そんな事があった登山道だ。

う~~ん ヤバいかな?

でも、

そういえば、前回会った、静大ワンダーフォーゲルが

十枚でヒルがいなかったって言ってたよな。

最近、、シカも減ったし

ま、大丈夫でしょ。と 思いながらも、

 

ゲイターを付けて、たっぷりハッカ油を塗り付けた。

これで、大丈夫^-^

 1200m位までは、ヒルはいない

たぶん??

東峰分岐に到着

日本で一番標高の高い茶畑ある場所だ。

 

ここで、左足に違和感を覚えた。

左足を見ると、今まさにヒルが食いつかんとしている所だった。

うひゃあ!!、ハッカ油をシュシュっとかけて撃退した。

 

はあ、はあ、ヒルの奴 やっぱりいるのか_| ̄|○

此処からは、足早になり危険地帯を通り過ぎる、

しかし、今日はとっても熱い、なんか降るにしたがいクラクラしてきた。

熱さと、ヒルが付いていないかの点検で疲れ果てた。

今のところ、ヒルが付いていない。^-^

足にも何の違和感が無い・・・・・・・・・・・・・・

大丈夫そうだな ふふ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふふ

勝ったかな?

 

 

 

 

草木の林道に出て、ようやく登山道は終わりだ

そして、最後の点検、確認をする、

 

 

 

 

え、

 

 

 

あれ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

 

まさか、kkk

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒルがしっかり右足に喰らい付いていた。

それも、もうお腹一杯で、動けないよって感じだ。

 

やられた_| ̄|○

ハッカ油をかけると、ポロリと落ちた。 

Tシャツ、靴下、ズボン、パンツまで、見て

ヒルが付いていないか確認した。

そうしたら、右の膝にももう一匹、頭を突っ込んでいた。

 

こ奴も、ハッカ油をぶっかけて、撃退する

はあ、はあ、はあ、!! 

熱さと、ヒル攻撃で、ますますグッタリりした。

草木のバス停へ行こうとしたら、なんと通行止め_| ̄|○

林道は降るはずが、登りになり、ますますグッタリする。

 

汗まみれで、やっと県道へ草木よりも三つ手前のバス停に着いた。

なんか、冷たいものが飲みたい!!

そんな思いで降ってきたのにこのバス停には、自販機すら無い_| ̄|○

 

 

大野木のバス停まで降りやっと、冷たい飲み物にありつけた。

あとは、バスを待つだけだ。

今回の山旅もこれで、お終いだあ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

 

今回の山行は、家族連れの山やさんと、

焚火を囲んでお話が出来た事が楽しかった。

 

ここ何年もヒルに、やられる事はなかったのだ、今回はやられてしまった。

やっぱし、究極のヒル撃退法は、ヒルがいる山に行かないことだ。

これじゃ、撃退法では無いな^-^

 

ま、兎も角、今回の山行はこれでお終い m(__)m

 

 

 

 

7/2.3                    2016


焚火の傍で

2016年07月04日 | 安倍奥

れいの如く

安部峠のお気に入りの場所に幕を張った。

本当は朝一のバスに乗って、うんしょ、うんとこしょと

安部東山稜を南へ、歩いているはずだった。

しかし、朝起き始めから躓いて、二番のバスに

それでも、なんとか、飛び乗った・・・・・・・・・・・・・・・

 

登山道で行くか、林道でいくか迷ったが

去年、何処が崩れたのか気になって、林道から

ポコポコ、歩いて行くことにした。

林道沿いに10m四方の水たまりがあった・

その上の木に

また、モリアオガエルの卵

ちょっと水たまりがあると、モリアオガエルは産気づいてしまうのだろうか??

 この子達が大きくなるまで、この水がありますようにm(__)m

恋仇まで来ると

腹がへる

だいたい二番のバスで来ると

此処でお昼だ

今日のおにぎりは、テンジンヤのげんこつ結びだ。

ボリュームはあるのだが、朝から歯がしくしく痛む僕には

あまり美味しくない。 

空は、曇っている

雨が降らなければいいけど

林道が終わり

旧登山道を歩き始める

ガスガスだあ!

 なんか、今回の山行は、ぱっとせんなあ!!

まだ、時間も早いし、今年出来た、安部峠のトイレを見に行った。

うん、トイレだ。

ま、トイレはトイレだな・・・・・・・・・_| ̄|○

 

去年まであった、トイレのほうが、風情があったような

 

このトイレを見に行く途中、安部峠から下ってくる

三人の子供連れのご夫婦にあったんだ。 

ちゃんと、子供を背負う、背負子を背負って

旦那さんと奥さん、可愛い女の子が歩いていた。

 

ふうん、車で来て、ブラブラしてんのかな、いいな

と、思っていた。

 

 

トイレを見て、また安部峠に戻り

テントの張っている場所に戻ったのだ。

 

すると、あの親子僕のすぐ下

20m位離れた所にがテントを張っていた。

え、ここで泊まるの!!

安部峠のこの場所は、何度も泊まっているけど誰かと一緒になるのは初めてだった。

 

今時の若い人には、珍しくこの場所を選ぶとは

なかなかではないか^-^」」

と思っていた。

 

家族連れで楽しく過ごしている様なので、

傍観していた。 

干渉しない、、、、、、、、、、、、、

たぶんそれが一番いい

 

子供はまだ、二歳か三歳、去年大阪に行ってしまった。家族を思い出した。

 

暫くすると、旦那さんはなにやら刃物を、振り回している。

鉈だろうか?? 

おやおや、焚火をするのかな?」

その辺の立ち枯れの木を集め始めた。

焚火で炊事をするとは、なかなかでどころではなく

やるで、ないの^-^」」」」」

 

焚火などまるで、やる気は無かったのだが、

急にやる気を出して一人用の焚火を作った。

ビールを飲んで、ちゃちゃっと晩御飯をすますと

下でキャンプしている家族連れが気になった。

 

もう、一時間以上経っているけど、まだ晩御飯は出来ていないらしい。

もう、酔っぱらってしまった。僕は

焚火の傍らに乾かしていた薪を持って、

彼らのキャンプサイトに持って行った。

 

薪、乾いているので、使いますか??

「ありがとうございます」

ニカニカ顔で、答えた兄ちゃんはなかなか好青年だった。

 

話をすると、沢登りが好きな事、山岳会に入っている事

僕の山友達の後輩である事が分かった。

 

小さな女の子はyouちゃんで、とっても可愛い子だった。

 

そっか、やっぱし

(やまや)、だったんだね。

 

いろいろ、駄弁って

すっかり、暗くなってしまってから、僕は自分のテントに帰った。

なんか、久しぶりに、山で

焚火の傍らで話し込んだので、

しみじみと楽しかった^-^

 

帰ってから、その話に出た友だちに電話した。

山に行ったら、お前の後輩にあったよ、はは^-^

また、山で焚火でもしながら、飲もうぜ!!

 

 

 

とても楽しい夜だった、

 

 

7/2.3              2016