7/2旅人 

山と旅が好きです。

焚火の傍で

2016年07月04日 | 安倍奥

れいの如く

安部峠のお気に入りの場所に幕を張った。

本当は朝一のバスに乗って、うんしょ、うんとこしょと

安部東山稜を南へ、歩いているはずだった。

しかし、朝起き始めから躓いて、二番のバスに

それでも、なんとか、飛び乗った・・・・・・・・・・・・・・・

 

登山道で行くか、林道でいくか迷ったが

去年、何処が崩れたのか気になって、林道から

ポコポコ、歩いて行くことにした。

林道沿いに10m四方の水たまりがあった・

その上の木に

また、モリアオガエルの卵

ちょっと水たまりがあると、モリアオガエルは産気づいてしまうのだろうか??

 この子達が大きくなるまで、この水がありますようにm(__)m

恋仇まで来ると

腹がへる

だいたい二番のバスで来ると

此処でお昼だ

今日のおにぎりは、テンジンヤのげんこつ結びだ。

ボリュームはあるのだが、朝から歯がしくしく痛む僕には

あまり美味しくない。 

空は、曇っている

雨が降らなければいいけど

林道が終わり

旧登山道を歩き始める

ガスガスだあ!

 なんか、今回の山行は、ぱっとせんなあ!!

まだ、時間も早いし、今年出来た、安部峠のトイレを見に行った。

うん、トイレだ。

ま、トイレはトイレだな・・・・・・・・・_| ̄|○

 

去年まであった、トイレのほうが、風情があったような

 

このトイレを見に行く途中、安部峠から下ってくる

三人の子供連れのご夫婦にあったんだ。 

ちゃんと、子供を背負う、背負子を背負って

旦那さんと奥さん、可愛い女の子が歩いていた。

 

ふうん、車で来て、ブラブラしてんのかな、いいな

と、思っていた。

 

 

トイレを見て、また安部峠に戻り

テントの張っている場所に戻ったのだ。

 

すると、あの親子僕のすぐ下

20m位離れた所にがテントを張っていた。

え、ここで泊まるの!!

安部峠のこの場所は、何度も泊まっているけど誰かと一緒になるのは初めてだった。

 

今時の若い人には、珍しくこの場所を選ぶとは

なかなかではないか^-^」」

と思っていた。

 

家族連れで楽しく過ごしている様なので、

傍観していた。 

干渉しない、、、、、、、、、、、、、

たぶんそれが一番いい

 

子供はまだ、二歳か三歳、去年大阪に行ってしまった。家族を思い出した。

 

暫くすると、旦那さんはなにやら刃物を、振り回している。

鉈だろうか?? 

おやおや、焚火をするのかな?」

その辺の立ち枯れの木を集め始めた。

焚火で炊事をするとは、なかなかでどころではなく

やるで、ないの^-^」」」」」

 

焚火などまるで、やる気は無かったのだが、

急にやる気を出して一人用の焚火を作った。

ビールを飲んで、ちゃちゃっと晩御飯をすますと

下でキャンプしている家族連れが気になった。

 

もう、一時間以上経っているけど、まだ晩御飯は出来ていないらしい。

もう、酔っぱらってしまった。僕は

焚火の傍らに乾かしていた薪を持って、

彼らのキャンプサイトに持って行った。

 

薪、乾いているので、使いますか??

「ありがとうございます」

ニカニカ顔で、答えた兄ちゃんはなかなか好青年だった。

 

話をすると、沢登りが好きな事、山岳会に入っている事

僕の山友達の後輩である事が分かった。

 

小さな女の子はyouちゃんで、とっても可愛い子だった。

 

そっか、やっぱし

(やまや)、だったんだね。

 

いろいろ、駄弁って

すっかり、暗くなってしまってから、僕は自分のテントに帰った。

なんか、久しぶりに、山で

焚火の傍らで話し込んだので、

しみじみと楽しかった^-^

 

帰ってから、その話に出た友だちに電話した。

山に行ったら、お前の後輩にあったよ、はは^-^

また、山で焚火でもしながら、飲もうぜ!!

 

 

 

とても楽しい夜だった、

 

 

7/2.3              2016