れいの如く
安部峠のお気に入りの場所に幕を張った。
本当は朝一のバスに乗って、うんしょ、うんとこしょと
安部東山稜を南へ、歩いているはずだった。
しかし、朝起き始めから躓いて、二番のバスに
それでも、なんとか、飛び乗った・・・・・・・・・・・・・・・
登山道で行くか、林道でいくか迷ったが
去年、何処が崩れたのか気になって、林道から
ポコポコ、歩いて行くことにした。
林道沿いに10m四方の水たまりがあった・
その上の木に
また、モリアオガエルの卵
ちょっと水たまりがあると、モリアオガエルは産気づいてしまうのだろうか??
この子達が大きくなるまで、この水がありますようにm(__)m
恋仇まで来ると
腹がへる
だいたい二番のバスで来ると
此処でお昼だ
今日のおにぎりは、テンジンヤのげんこつ結びだ。
ボリュームはあるのだが、朝から歯がしくしく痛む僕には
あまり美味しくない。
空は、曇っている
雨が降らなければいいけど
林道が終わり
旧登山道を歩き始める
ガスガスだあ!
なんか、今回の山行は、ぱっとせんなあ!!
まだ、時間も早いし、今年出来た、安部峠のトイレを見に行った。
うん、トイレだ。
ま、トイレはトイレだな・・・・・・・・・_| ̄|○
去年まであった、トイレのほうが、風情があったような
このトイレを見に行く途中、安部峠から下ってくる
三人の子供連れのご夫婦にあったんだ。
ちゃんと、子供を背負う、背負子を背負って
旦那さんと奥さん、可愛い女の子が歩いていた。
ふうん、車で来て、ブラブラしてんのかな、いいな
と、思っていた。
トイレを見て、また安部峠に戻り
テントの張っている場所に戻ったのだ。
すると、あの親子僕のすぐ下
20m位離れた所にがテントを張っていた。
え、ここで泊まるの!!
安部峠のこの場所は、何度も泊まっているけど誰かと一緒になるのは初めてだった。
今時の若い人には、珍しくこの場所を選ぶとは
なかなかではないか^-^」」
と思っていた。
家族連れで楽しく過ごしている様なので、
傍観していた。
干渉しない、、、、、、、、、、、、、
たぶんそれが一番いい
子供はまだ、二歳か三歳、去年大阪に行ってしまった。家族を思い出した。
暫くすると、旦那さんはなにやら刃物を、振り回している。
鉈だろうか??
おやおや、焚火をするのかな?」
その辺の立ち枯れの木を集め始めた。
焚火で炊事をするとは、なかなかでどころではなく
やるで、ないの^-^」」」」」
焚火などまるで、やる気は無かったのだが、
急にやる気を出して一人用の焚火を作った。
ビールを飲んで、ちゃちゃっと晩御飯をすますと
下でキャンプしている家族連れが気になった。
もう、一時間以上経っているけど、まだ晩御飯は出来ていないらしい。
もう、酔っぱらってしまった。僕は
焚火の傍らに乾かしていた薪を持って、
彼らのキャンプサイトに持って行った。
薪、乾いているので、使いますか??
「ありがとうございます」
ニカニカ顔で、答えた兄ちゃんはなかなか好青年だった。
話をすると、沢登りが好きな事、山岳会に入っている事
僕の山友達の後輩である事が分かった。
小さな女の子はyouちゃんで、とっても可愛い子だった。
そっか、やっぱし
(やまや)、だったんだね。
いろいろ、駄弁って
すっかり、暗くなってしまってから、僕は自分のテントに帰った。
なんか、久しぶりに、山で
焚火の傍らで話し込んだので、
しみじみと楽しかった^-^
帰ってから、その話に出た友だちに電話した。
山に行ったら、お前の後輩にあったよ、はは^-^
また、山で焚火でもしながら、飲もうぜ!!
とても楽しい夜だった、
7/2.3 2016