7/2旅人 

山と旅が好きです。

夏毛のテン

2016年07月26日 | 安倍奥

梅雨明けして、始めての山行である

 

あまり遠くには行けないので、梅ヶ島は新田のバス停に降り立った。

 

蜩の声しか聞こえない、空気もヒンヤリしている。 

空は雲がいっぱい _| ̄|○

これで、梅雨明けたのかな??

ともあれ、山伏方面に歩き始める。

ガスガスの空をみていると、どうも気持ちが盛り上がらない。

 

こんな日に山にいっても、霧に囲まれ何処に行っても一緒だもんな!

北の高気圧の影響か、肌寒いもんな!

景色なんか、全然見えないもんな!

 

すっかり、もんな!の人になってしまった。

 

え~い、こんな時はメシだメシだ。

山伏、大谷崩の 分岐である大島でオニギリをほおばった。

すると、ポツリポツリと雨粒が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

雨か、これは、止めた方がいいかな?

 

踵返し、林道をトボトボと降り始めた。

なんかなー、

雨だもんな

また、もんな化しそうだったので、

ぼんやりと林道脇の、けもの道に入ってみた。

 

すると、なにやらこちらに歩いてきた。

ネコか?ネコにしてはデカイな。

 

僕に気がついて、動物はミーアキャトのように二本足で立ち上がった。

テンだね、

こんな霧の濃い時は動物も油断するのか、出会うことが多い。

立ち上がったテンは夏毛で、黒っぽい毛が多かった。

 

「もう、帰っちゃうの??」

そうだね、せっかく来たんだし何処かで泊まっていこうか、

 

また林道を登り始めた。

( たじまの自然ブログから、お借りしましたm(_ _)m )

 

写真を撮る間も無く、テンはけもの道に去ってしまった。

可愛かったな^ー^

 

当初の予定は、山伏小屋に泊まり

後は次の日に決めれば、いいやと思っていた。

 

しかし、行ったり来たりで時間が無くなった。

大谷崩に向かうことにする

登山口に到着

この辺で泊まり場を決めないと、傾斜が急になってしまう。

小屋泊まりのつもりだったので、ツエルトしか持っていない

しかも、まだ使ったことのないピバークツエルトスーパーライトというやつだ。

日帰りの時のお守り代わりにいつもザックに放り込んでいて、

開いたこともなかった。

ま、いいや

ワイルドキャンプよりましだあ。

でも、ビバーグって言葉が気になるねえ。

もう、午後も遅いしこの辺で泊まることにした。

 

 

 

続きまする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

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