たびびと

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掃除の仕方

2013年05月01日 | ホンジュラスの風
毎日掃除をしなくてもいいと思うのだが、大家さんの指示なのでだまっていた。

乾燥している地域なので、ほこりがすごい。
朝掃除をしてもらっても、夜には床が砂ぼこりだらけになっている日もある。


巨大な部屋を掃除するのは結構手間がかかる。

ベロニカが掃除をしにやってきた。

水の入っているバケツ。
殺菌、消毒剤のバケツ。
モップとほうき。
それに、ぞうきん2つ。


日曜日なので、おしゃべりをしながら、どういうふうに普段掃除をしているのか観察をした。

まず、蚊帳(かや)の下の部分をベッドの上にのせる。
ベッドの下をほうきではくためだ。

この地域は蚊がすごい。
かやなしでは眠れない。蚊のえじきになる。

天井に4か所のくいがある。
大家さんに頼んで、大工さんに取り付けてもらった。
そのくいにかやを取り付け、布製の網がベッドを覆う。
床までたれさがるので、蚊は侵入できない。


ベロニカはまず、ベッドの下をはく。
続いて、部屋の全体をはく。

けっこうな量のほこりがでてきた。


次はモップがけ。

強力な殺虫剤を床にまき、モップで伸ばす。
殺虫剤のボトルには、ゴキブリ、蚊などがコロリと死んでいるイラストが。


「ベロニカ、悪いけど、その殺虫剤はぼくの部屋には使わないでいいよ。
においがすごいし、体によくないからね」


「わかったわ」
彼女にとっては仕事が一つ減るので好都合だった。

後から大家さんにも言っておかねばらない。
ベロニカが手を抜いていると思われてしまう。


バケツの水でモップ濡らす。
部屋をすみからすみまでモップがけ。

続いて鏡台、机、タンスの上のほこりを乾いたぞうきんで磨いていく。

仕上げは、トイレと風呂場。
風呂場はシャワーだけの簡素なつくり。

トイレとシャワー室にも滅菌剤と殺虫剤を使用しようとしたので、

「ストップ、ストップ。それはなしね」
「わかったわ」
ベロニカは笑う。

シャワー室のタイルをブラシで磨く。
日本と同じ、白いクレンザーを使う。

「クレンザーは、その半分でいいよ。
もったいないし、そんなに汚れてないから」

こうして、彼女はぼくの好みを少しずつ理解していく。


トイレはトイレ用のブラシで中を磨く。
外側は軽くぞうきんがけ。

手洗い用の流し場も同じ。中をたわしで磨いて、外側をぞうきんがけ。

これで終了。

ベッドの上のかやを下におろす。


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