たびびと

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お手伝いさんの家族

2013年04月26日 | ホンジュラスの風
ベロニカの家はすぐ近く。
歩いて2分。そこから毎日通ってきた。

家族は、妹と弟、母親の4人。
父親は、どこかへ他の女性と暮らしているらしい。
典型的なラテンアメリカの家族だ。


ベロニカのお母さんは、トルティーヤという主食を作り、近所の人に売って、生計をたてている。

トルティーヤとは、トウモロコシを挽いて、それを錬り、鉄板で焼いたもの。
ご飯がわりに、ホンジュラス人が食べる。

トルティーヤはどうやって作るのだろう?

原料のトウモロコシを市場で購入。
トウモロコシを挽く機械のおいてある家へ持っていく。

挽いてもらったトウモロコシを家へ持ち帰り、水をまぜてこねる。
水の他にも何か混ぜているのかもしれないが、細かいことはよくわからない。

最後に、家の鉄板をあたためて、トルティーヤを焼く。
一つのトルティーヤの大きさは、直径15cmから25cmくらい。

トウモロコシの挽きぐあい、焼きぐあいによって、味がかわる。
トウモロコシの粒が残っているトルティーヤはかなりの美味だ。

トリティーヤ5枚で2レンピーラ。1ドル15レンピーラなので、あまりもうからない。
生活は当然、苦しい。




ベロニカの妹、弟が大家さんの家に遊びにくる。

十分な食事をしていないことがある。
だから、大家さんが食事を与えることもある。


毎回はダメ。

くせになり、毎日くるようになる。
このへんのさじ加減が難しい。

大家さんは、現地の人。
適度なコントロールで、依存心を与えないように、上手に、やれる範囲で、ベロニカの家庭を助けている。


日本人や外国人が下手にプレゼントをあげると、すぐに依存心を植え付ける結果になる。
国際協力も、こんなことに注意しながらやっていくことが大切だ。

「魚を与えるのではなく、魚釣りの方法を教えよ」
とてもいい言葉だ。



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