LAN航空

多くの方に楽しい旅をしていただければと思います。
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携帯電話のより道が終了。

さあ、れいの日本人女性2人組はどうなったのだろうか…




日本人女性2人といっしょに、LAN航空のチェックインカウンターに行く。
まず、入口で、アメリカンと同じように、チケットを確認する係員がいる。

「これ、アメリカンのチケットですけど、LANが発券しているので、日程変更について相談させてもらたくてやってきました」

係員がチケットを受け取り、ジッとながめる。
「ああ、わかったよ。この先のカウンターで話をしてみて」

若い青年はアルバイトだろう。チケットの詳しいことを何も知らない。でも、まあ、ポーズとしてチケットを確認した。
チケット、パスポートの名前があっているか、荷物のタグをつけるかなどの簡単なことを確認する係員だ。


列にならんでいる人が数人いる。
ぼくたちは、係員が指差した、左側のビジネスクラスのカウンターで交渉することになった。ツイテいることに、こちらは、だれも人がいなかった。

「こんばんは。実はこのチケットなんですけど…」
簡単にこれまでのことを説明した。

「了解しました。見せてもらえますか」

受け付けのお姉さんは、チケットを受け取ると、パソコンの画面を操作しはじめる。

ぼくは大切な説明を付け加えた。

「これはLANで発券されたので、こちらで日程変更をしてくれと言われました。
フリアカ空港が雨天閉鎖のため、1日遅れてリマに到着したんです。
日程変更お願いできますか?」

「ええ、やってみるわ」

1分、2分…
すごいスピードで、データの入力と操作をするこの女性。
さっきのアメリカンの新人職員とは一味ちがった。

「急いでるのよね」
パソコンを操作しながら、彼女はつぶやく。

「そっ、そうなんですよ!　もうすでに1日遅れてるんです。
彼女たち、仕事場にもどならないといけないんです。

もし今日も出国できなと、さらに日本に到着する日が遅れて、会社でおこられてまいます。彼女たち大変なんです…

あなただけが頼りなんです。今日中に帰る便を何とよろしくお願いします。

ここでダメだと、もう彼女たちは、宿泊するお金も残ってなくて…」




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