たびびと

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座席指定なのに列をつくる理由

2012年10月22日 | ペルーの風
多くの方に楽しい旅をしていただければと思います。
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空港内の待合室に入るためのボディチェックを受ける。

無事通過。空港内の出国ゲートへ進む。
とはいっても、チェックインカウンターのあるロビーとは、ガラス1枚を隔てただけの簡素なつくりの空港だった。

出国ゲートはたったの一つ。
さきほどとは違い、多くの椅子がある。安心した。

先に中に入っていた多くの日本人が座っている。長旅のせいか、寝ている人が多い。


元気な女性が一人。
「この雨はまた強くなるようですよ」

ニュース画面を見ながら、まわりの日本人に天候を説明している。
日本から同行している添乗員さんだった。


旅行が好きだ。飛行機に乗るのも大好き。
だから、旅行会社の添乗員の仕事にあこがれたことがある。やってみようと本気で思ったこともある。


初めて海外ツアーに参加した。
JTBの旅物語。エジプト、トルコ、ギリシャの13日間。

すごいハードスケジュール。
ベッドに入るのは毎晩午前様。
朝は、6時に朝食。早い出発なので、朝食時間は30分もない。
添乗員さんは朝食をとっていなかった。

子ども2人連れのお母さんがいった。
「毎晩徹夜です」


「これではちょっとやっていけないな…」
今回も、ペルー旅行に同行している添乗員さんを見ていて同じ思いをいだく。


添乗員は、いつでも元気に、旅行者の人を引率しなければならない。

人間の本性は、疲れているときにでるものだ。
彼女をみていると、サービス精神旺盛。見ていてほほえましい。

まわりにいる日本人のツアー客と楽しそうに会話をしている。
「このおかしはですね…」

でしゃばりすぎることもなく、また、飽きさせることもなく。
タイミングがとてもよい。
すてきな光景だ。

旅行の期間中、休むことのできない添乗員。
激務であることを知った。




外を見ると、また強い雨が降り出した。
何となくいやーな予感。

「まさか、再度の空港閉鎖なんてことに…」


しばらくすると、出発準備のための人員が待合室に現れる。
座っていた人が列を作り、飛行機に乗り込む準備をする。


飛行機は全席指定。
こう思った人はいないだろうか。

「何のために列をつくるの?」

「ゆっくり、搭乗開始の時間まで椅子に座って待っていればいいのでは」
と思われるのでは。

ぼくもそう思っていた。


ところが、そうもいかないのである。





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