(ま）むしのしらせ・・・・水路掃除にて

タイトルをみて頂くとわかるように　今日はちょっと　ぞ～っとするお話です。(お嫌いな方は　ここでお引き取りください)

今朝はダムの水が来る前の　水路掃除とため池の草刈り　の日です。

３地区合同の作業で　朝７時半から。

最初は　私たちの地区の４人が　水路沿いの草刈と水路の中にたまっている落ち葉や泥の引き上げをします。

ほかの地区の人たち１０人ぐらいとは　山の向こう側から作業してきて　途中で合流します。

夫が夜勤だったので　私はフォークを持って水路の中に降りて落ち葉や泥の引き上げ、あとの３人は男性ばかりで　草刈り作業です。

私一人で　数百メートル　落ち葉のひきあげ作業を続けていましたが　なにしろ山の中の水路で　地形に沿ってくねくねした水路で　

手を休めて回りをみると　杉の木や落葉樹がそびえていて　いつまでも同じ景色が続きます。

皆の草刈り機のエンジン音も　もう遠すぎて聞こえません。

目印といった目印もなく　落ち葉が　多い所は膝くらいの深さまで堆積して　それを放りあげる道は　私の肩くらいの高さのところまであります。

どこまでやればいいのか？と　しばらく手を休めて　休憩がてら耳を澄ましていると　近所の人たちの声が近づいてきて　草刈が終わって

手助けにきてくれました。

ほかの人が引き揚げた落ち葉の　とり残しをすくうだけの　軽い仕事に切り替わって　ホッとしてしていると　先頭の人が

「お～い　まむしがおったから　きてくれ～」と叫んでいます。

「いま　頭をフォークで刺しとるから　ちょっとそっち側からたたいてくれ」

カンカンと　たたく音が響いて　あとはポーンと　山の中に投げているのがみえました。

「おおきかったなあ～」と　いっていました。


ふ～　ちょっと　手を休めて　みんなが来るのを待とう　と思ったのは　(ま)むしの知らせだったのですね。

私一人では　フォーク一つで　とても始末できないし　もしかしたらかまれていたかも。

１キロくらいの山の中の水路掃除とため池の草刈り　作業終了は　もうお昼でした。　

　　　　　　柏葉紫陽花　もう花がついています。　

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