海警に武器使用を認めた2月1日の海警法施行後、中国側の運用方針が明らかになるのは初めて。海警法施行に対する日米両国の反発が想像以上に強く、偶発的な衝突などによる事態の悪化は避けたいとの狙いが中国側にありそうだ。

中国海警局の船は巡視船や日本漁船に武器使用を自制していると中国政府。

やれやれ、それはよかった。。。。

なんて思っている国会議員はいないでしょうね。

だいたい、日本領土の周辺でウロウロしているのは目障り。

勝手に領海に侵入するのは不法侵入です。

 

日本政府は尖閣諸島に領土問題はないと言っています。

しかし中国は尖閣諸島は中国領だと。

では日本は中国に中国領という証拠を見せろ、と言ったのか。

また日本は日本領だと示す証拠を見せたのか。

一つ一つ、中国の嘘を暴き、反論の余地がなくなるように追い詰めたのかです。

お互い自国領だと言い張っても、埒があきません。

その内、日本の隙を突いて偽装中国漁民に上陸されて地団駄踏む姿を想像します。

そうならないと、誰が断言できますか。

 

ところで政府が中々動かない為に、石垣市が少しずつ動き出しています。

尖閣の字名を「登野城」から「登野城尖閣」に変更し、「登野城尖閣」の標柱設置を国に求め、

その為の上空視察も計画中です。

https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/14815

石垣市議会の与党が尖閣諸島を民間チャーター機で上空から視察する計画を立てていることが12日、明らかになった。15日の3月定例会最終本会議に「国の特段の配慮」を求める意見書案を上程する。チャーター機は仲間均市議が既に確保しており、今後、国に飛行許可を求める。

国有地と言えども行政区は石垣市ですから、島内の様子を調べるのは当たり前です。

国がしないから市がするしかないのです。

本来なら上陸し、島内を隈なく調査すべきですが、まずは上空からの調査です。

そして次は新字名記載の標柱設置や上空からでは見えない所の調査も必要です。 

ところで国有化の前の2012年に東京都が購入計画を立てていました。

※その時の映像があります。

東京都尖閣諸島現地調査記録映像(1)

 

東京都尖閣諸島現地調査記録映像(2)

 

この時からもう9年も経っています。

ヤギによる食害でもっと酷いことになっているでしょう。

石垣島からもかなりの距離ですから島独自の動植物が生育している可能性もあります。

海上保安レポート 2015年版 / 特集 離島周辺や遠方海域における海上保安庁の活躍 > II 尖閣諸島周辺海域における領海警備 > 1 尖閣諸島の概要

※海上保安庁HPより

自衛隊は離島奪還訓練を度々行っています。

日本の離島を奪い返す…陸自「水陸機動団」アメリカ海兵隊との共同訓練に密着【3分でわかるNドキュ】

「離島を奪い返す」って想定しているのは尖閣しかないでしょう。

しかし上陸されてからでは奪い返すのは困難です。

武力攻撃も多かれ少なかれあるでしょう。

人的被害もあるでしょうし、奪還できるかどうかもわかりません。

そうなる前に、公務員の常駐や湾口や島内整備を急ぐべきだと思いますが、

あまりにも政府の動きは遅いです。

本気を出して欲しいです。

本気で領土を守り切る気概を見せて欲しいです。