道によると、殺処分には5日間かかる見通し。今回発生した養鶏場は、3月下旬から同じ千歳市で相次いで発生した2農場の半径3キロ以内にある。道は、この地域が渡り鳥の道央ルート上にあり、ウイルスの感染リスクが特に高いためとみており、消毒など防疫措置の取り組みを一層強化するとしている。(中野龍三)

卵の値段は1パック税抜き258円~298円で定着しています。

もう1パック98円の特売は夢のまた夢。そんな感じでしょうか。

ただ関西では〇〇スーパーでは特売で税抜158円で頑張っています。

(先週は一旦98円にでしたが、継続するのは無理だった模様)

 

もう卵は260円でも我慢しなければいけない時代になったのでしょうか。

というか今まで安過ぎて、その値段に慣れてしまった私たち。

 

ところが卵の値段が上がっても鶏肉はそれほど上がっていません。

なぜ?

考えました。。。。

卵は国産。

鶏肉は一部ブラジル産。これはスーパーでも売っていますが、殆ど外食産業に使われると想像します。

これが原因なのでしょうか。

 

そこで農水省のサイトを見てみました。

鶏(ブロイラー)の飼養動向(PDF : 130KB)

鶏(採卵鶏)の飼養動向(PDF : 99KB)

素人では飼養羽数の比較で卵のと鶏肉のそれぞれの値段にどう影響するのかわかりません。

 

そうこうしていると次の記事を見つけました。⇩

鳥インフル殺処分、採卵鶏の8%超す 過去最大規模、卵は高値続く:朝日新聞デジタル

殺処分対象の約1235万羽のうち、9割は採卵鶏。

鳥インフルは野鳥がウイルスを運ぶとされている。

鶏舎にウイルスをいれない対策を徹底する為に政府は昨年末から発生県の鶏舎の緊急消毒を実施。

なんと殺処分された鶏の9割が採卵鶏だったと言うではありませんか。

つまり鳥インフルに感染したのは殆どが採卵鶏だったと言うのです。

 

鳥インフルエンザは渡り鳥が持ち込み、それが野鳥に感染し、

更にスズメなどの野鳥が鶏舎の隙間から入り込んで餌を食べ、

そして感染していたスズメから鶏に感染させる。

 

他にはネズミ等の小動物が感染を広げるとも言われていますね。

あと人が持ち込むとも。

ですから鶏舎の破れをなくしたり、敷地内に入ってくる車の消毒や

入り口の消毒液で靴を消毒するとか、色々工夫されているようですが、

それでも感染を防げなかっのですね。

では鶏舎の補修や車や人の消毒を徹底していたのかどうかです。

特に殆どが採卵の鶏舎からです。

経営者の危機感の違いなのか、それとも飼育場の違いなのかですね。

 

以前ちょっと調べたのですが、鶏肉用の鶏舎は平飼い。

お気に入り♪パルシステムのコア・フード「平飼いたまご」がおすすめです!

 

採卵用の鶏舎は卵の回収に都合がよいケージ飼いだとか。

阿部養鶏場の酵素卵

 

勿論例外もあるでしょうが、鶏舎の違いで感染率が変わってくるのかなあ、と思います。

 

いずれにしても補助金が出るのでしょうが、一旦感染した鶏がでたら鶏舎全ての鶏を殺処分です。

なんともやり切れません。

 

昨年末から今年にかけて、過去最大の被害だと思いますが、

こうなる前に農水省は感染を防ぐ対策を考え、指導が出来なかったのかと思ってしまいます。

素人考えですが、ここ最近の卵の値段の高騰で色々考えました。