
6日に死刑が執行されたオウム真理教の松本智津夫元死刑囚=執行時(63)、教祖名麻原彰晃=の遺体が9日、東京都府中市の葬祭場で火葬された。遺骨の引き取り先は決まっていないといい、法務省は当面、東京拘置所で預かるとみられる。関係者への取材で分かった。警察、公安当局は、松本元死刑囚の神格化を警戒しており、遺体の引き取り先を注視している。
複数の関係者によると、元死刑囚は6日の執行直前、拘置所職員に、自身の遺体を四女(29)に引き渡すよう伝えていた。
一方、妻(59)側は、遺体の速やかな引き渡しを求める要求書を7日付で上川陽子法相に提出した。***********************************************************************************************
オウム真理教の松本智津夫元死刑囚の遺体は火葬されました。
その後の遺骨引き取りは四女ではと言われていましたが、今のところ拘置所で預かるとか。
これは遺骨を神格化したり、遺骨の奪い合いで抗争が起こる事を危惧しての事だそうです。
現在、教団から距離を置いている四女に引き渡すのが妥当だと思いますが、
その場合も平穏に四女の手で埋葬されるとは思えません。
奪い合い、埋葬後も掘り起こしがないとは限りません。
なんと言ってもテロ組織が分派した3組織が宗教活動とはいえ、存在しているのですから。
オウム真理教に破防法を適用すべきでしたが
憲法違反だと憲法学者の主張で適用を見送られたようですが、判断の誤りだと思います。
ところで松本智津夫ら7人の死刑執行について、海外のみならず国内からも批判の声が。
一度に7人も執行するのはおかしいとか、
松本智津夫は精神状態が異常で執行すべきではなかった、とか
これで真相解明が出来なくなったとか。。。。。
この様な批判をする人は何でもかんでも批判するのです。
イチャモンばっかりつけて、どうすれば良いというのでしょう。
昨夜もMr.サンデーでこの問題を取り上げていましたが、
偏向編集も甚だしいものでした。
Mr.サンデー2018年7月8日
オウム関連は 34:30~
上川法相には同日7人の執行を暗に批判し、
また高橋シズヱさんの会見では
「麻原の死刑は当然。長く待たされた。」「人生振り回されて悔しい」
と、会見で述べていましたが、番組では
「死刑囚に色々話して欲しかった」
「専門家に死刑囚に対してもっと色々な事を聞いて欲しかった」
との発言だけを切り取っていました。
これは高橋さんが心残りだと言っていたのですが、
あたかも被害者家族でさえ、執行を批判しているような編集でした。
オウム真理教の解説で当時よくテレビに出演していた江川紹子さんが
ツイッターで次のように書き込んでいます。
麻原彰晃こと松本智津夫が、精神鑑定も受けられないまま死刑が確定し、執行されたと、本気で信じている人が多くて驚く。そんなデマを誰が言いふらしたんだろう。東京高裁の決定を読んでみることをお勧めする。
— Shoko Egawa (@amneris84) 2018年7月6日
森友問題でも加計問題でも参考人招致も閉会中審査も、そして議事録も真面に読んでいない
解説者や国会議員が短絡的に、そして印象操作の為に安倍批判をしています。
同じ事が松本智津夫らの死刑執行について言えるのではないでしょうか。
ここまでテレビで執行を批判していると、本当に上川法相の身が案じられます。
法律に基づいた判断を下した法相が報復を恐れる国ってあまりにも民度が低過ぎます。
情けないです。
テレビの報道姿勢をテレビ関係者はもっと真剣に考えてもらいたいです。
また坂本弁護士一家が殺害された一因はTBSにあったことを
そして冤罪に加担したジャーナリストもいた事を忘れている最近のテレビ界。
もっと謙虚に、そして国民の利益になる報道姿勢を貫いてもらいたいです。
7月8日の『Mr.サンデー』は酷かったですね。弁護側が依頼した精神科医の加賀乙彦先生の「私は麻原彰晃氏を長く独房に拘束されたことによるノイローゼと診断した。彼の言動は芝居ではない。しかし東京高裁の判断はマネであると判断した。こうして二審が開かれることすらないまま死刑が執行された。これでは何の教訓も残らない」と憤る趣旨のVTRを紹介。そしてコメンテーターの青木理氏が「オウム事件は麻原だけの指示ではない。集団心理のよるものも大きい」との趣旨のコメントで締め括っていました。
番組あげて麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚を擁護しようとの姿勢がありあり。本当に気分が悪くなりました。青木氏は木村太郎氏や八代英輝弁護士が隣にいる時は「借りてきた猫さん」のような状態ですが、彼らが不在となれば持論を展開されますね。
なお、青木理氏は「精神を病んだ麻原彰晃を治療して真実を語らせよう」との趣旨で立ち上げられた「オウム事件真相究明の会」の呼びかけ人とのこと。彼の他には大谷昭宏氏、森達也監督、想田和弘監督、田原総一郎氏など錚々たるメンバーが勢ぞろいです。
http://www.aum-shinsokyumei.com/2018/06/29/post-681/
この会のtwitterを閲覧していたら頭がクラクラしてきました。決して連日の暑さのせいだけではないでしょう。
https://twitter.com/shinsokyumei
テレビの印象操作が止まらないという感じですね。
これは朝日系列に限らず、どの局も切り取り報道が酷いです。
青木理氏は思い込みで発言する事が多いです。
不勉強による事実誤認なのか、局の方針に従う確信犯なのか・・・。
松本智津夫は自分が不利だと思うと、証言拒否したり、精神異常者を演じたりで姑息さが目立っていました。
執行時、心神喪失だったので執行は違法だという人がいますが、執行前には医務官がその可否を判定している筈です。
加賀氏の著書「錨のない船」や「宣告」を夢中になって読んだ記憶があります。
「宣告」では死刑囚やその家族を取材しているので犯人側に同情し過ぎているのではないかと思います。
犯人にもそれなりの理由があると言った平岡秀夫氏も「オウム事件真相究明の会」の賛同者のひとりですね。
彼らは犠牲になった方の命より加害者の命が大事だと思っているようですが、もっと被害者家族の声を聞くべきです。