尖閣は「日本が盗んだ」、中国が領有権主張するサイト開設…日英仏語でも宣伝へ
【北京=比嘉清太】中国国家海洋局直属の「国家海洋情報センター」は3日、インターネット上に沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張するサイト「中国釣魚島デジタル博物館」を開設した。現在は中国語のみだが、今後、日本語や英仏語などで中国政府の主張を伝えるとしており、領有権をめぐる国際的な宣伝を強化する狙いとみられる。
サイトでは、中国が領有権主張の根拠とする史料や地図などを紹介し、明治維新後に「日本が釣魚島(尖閣諸島の中国名)を盗んだ」と主張。3D映像で尖閣諸島の地形も立体的に見られるようになっている。
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中国が尖閣諸島の領有権を主張する為にサイトを開設したようです。
今までは尖閣諸島周辺に海警局の公船を航行させる挑発行為をしていましたが
次の段階に進んだと見るべきなのでしょうか。
10月3日の産経新聞では菅政権の姿勢を見極めているとの観測で、
どちらかというと、挑発を緩めたとも取れる記事でした。
〈独自〉安倍氏の辞任表明後、中国公船、尖閣で日本漁船を追尾せず菅政権の姿勢見極めか
8月28日夕に安倍氏が記者会見で辞任を表明した後、中国公船は連日のように尖閣に接近しているが、領海侵入や日本漁船追尾の動きは確認されていない。月単位(9月)で領海侵入が1回もなかったのは30年12月以来だった。9月25日には中国国家主席として初めて習近平氏が菅首相の就任に電話で祝意を伝えた。
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米国だけでなく欧州も中国を見る目が厳しくなった今、
中国は次の手を考えているでしょう。
中国としては尖閣を奪うことは世界制覇から見たら小さなことかもわかりません。
しかし香港に次ぎ、台湾を狙い、そして尖閣諸島を狙っている習近平。
そんな中、習近平主席の国賓訪日はあり得ません。
トランプさんが武漢コロナに感染し、首脳へそして国際社会への影響が大きい事を証明しつつあります。
武漢コロナウイルスは自然界由来のものなのか、それとも人工的なものなのか。。。。
いずれにしろ、バイオテロの影響が経済だけでなく、外交にも及ぼし世界制覇も出来る代物だとわかりました。
武漢コロナウイルスは故意に流出したのか、杜撰管理による過失なのかはわかりませんが、
このウイルスを利用し一挙に優位に立とうとしている中国には今まで以上に警戒すべきです。
尖閣諸島については日本はずっと以前から外務省サイトには英語、アラビア語、中国語(簡体字と繁体字)、仏語、独語、伊語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語で表記されています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/senkaku/index.html
またYouTubeの外務省サイトにも「領土保全」動画で説明をしています。
https://www.youtube.com/watch?v=LEMNZ9B1W0A&list=PLz2FHGxPcAljVUf7l_efPcbOUm7SvG0Y4&index=33
この様に日本はずっと以前から海外へ発信をしているのですが、問題はこのサイトをどれだけの人が閲覧しているかです。
如何に多くの人に知ってもらえるか。
それは日本人は勿論、世界中の人に外務省のサイトに誘導するかにかかっています。
その工夫をもっとし、中国の主張が如何にいい加減かを訴えてもらいたいです。
それにしても中国が「日本が尖閣諸島を盗んだ」とは何を言わんやです。
日本政府は当然中国に抗議すべきです。
ただ尖閣諸島周辺の中国海警局への航行や領海侵入に対する日本の対応は生温いです。
あのような対応だから、この事態を招いたとも言えます。
中国は習近平主席になり今まで以上に過激になっています。
少数民族への弾圧に一国二制度の裏切り、巨額資金で世界を制圧するような動き。
尖閣諸島を守り抜くのは勿論、中国の世界秩序を破壊するような行為は許さないとの強い気持ちを世界へ発信すべきだと思います。
そう考えると、習近平の国賓訪日はあり得ません。
それだけで日本の信用を落とす事になると菅政権は理解すべきです。