
【上海・林哲平】日中両国の外務省は6日、海洋問題を議論する「高級事務レベル海洋協議」で、日中の偶発的な軍事衝突を防ぐ「海空連絡メカニズム」に関して「構築及び運用開始について前向きな進展を得た」と発表した。沖縄・尖閣諸島周辺で中国公船が領海侵入を繰り返す中、懸念される衝突回避に向け、大きく前進した。
8回目となる海洋協議は6日まで上海で行われ、日本からは外務、防衛、海上保安庁などの幹部が出席。日中防衛当局間で緊急連絡を取り合う海空連絡メカニズムに関する実務協議は2008年に始まったが、尖閣国有化を巡る中国の反発などでたびたび中断していた。
次回協議は18年前半に日本で開催される見通し。
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尖閣諸島周辺へ中国公船が侵入を繰り返していますが
それに対応する為、海上保安庁巡視船が連日取り締まりしています。
また空域でも中国軍機が自衛隊機に向かって挑発を仕掛けた事件もあり、
一触即発の危険な状態になった事も。
これらの事から偶発的な衝突を避ける為に日中間で協議を繰り返していたようです。
でも尖閣諸島は日本の領土です。
それならなぜもっと日本は主張しないのでしょう。
なぜ中国に配慮した対応をするのでしょう。
これでは日本領との主張を取り下げて、棚上げ状態にするという事ではないですか?
尖閣の領有権を有耶無耶したと感じますが、これで本当に大丈夫なのでしょうか。
勿論無用な衝突は避けてもらいたいですが
尖閣諸島は日本の領土なのですから、ここまで中国に配慮する必要はあるとは思えません。
武力衝突を避ける為に日中双方が議論するのはわかりますが、
日本の領土だと主張するのなら、公務員の常駐や湾港の整備などして
国際社会に尖閣諸島は日本領土だと積極的にアピールすべきではないでしょうか。
なんだか中国に押し切られたようでどうもスッキリしません。
いつもの弱腰外交に戻ったようでガッカリします。
こんなことで日本の領土を守り切れるのかと、情けなくなってしまいます。
また、日本を油断させておき隙を狙って中国が尖閣諸島に上陸しないと誰が断言できるのでしょう。
どさくさに紛れて何をするかわからないのが中国です。
朝鮮半島有事で東シナ海の守りが疎かになった時に尖閣諸島を占拠されるのではないか、
そう思わずにはいられません。
中国は信用できない国ですから尚更心配です。
本当に大丈夫なのですか?と政府に問いたいです。
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