日本政府は、韓国政府が慰安婦問題を巡る日韓合意に関して新たな対応方針を発表したことに強く反発している。

 康京和(カンギョンファ)外相が言及した「自発的な真の謝罪」には一切応じない方針で、合意の着実な履行を引き続き求めていく構えだ。

 「韓国側が日本側にさらなる措置を求めることは全く受け入れられない」

 河野外相は9日、外務省で記者団にこう言明し、韓国からの追加要求には一切応じない考えを強調した。

 韓国政府は新方針で、日韓合意の再交渉は求めなかったが、日本政府高官は「評価するような話ではない」と突き放す。この合意で慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」が確認されているためだ。韓国側が再三にわたって一方的に蒸し返してきた経緯から盛り込まれた文言で、日本政府としては譲歩はあり得ないとの立場だ。

 韓国側が今回求めてきた元慰安婦らの「名誉と尊厳の回復」について、日本の外務省幹部は「首相がおわびの手紙を出すことなどを期待しているのではないか」と推測する。その上で「首相の手紙は合意内容に含まれておらず、1ミリも応じる考えはない」と語った。

 日本政府は昨年5月の文在寅(ムンジェイン)政権発足以降、あらゆるレベルで合意の着実な履行を働きかけてきた。北朝鮮の核・ミサイル問題が深刻化する中、関係悪化は避けたいところだが、今回の発表には日本政府内で「信頼関係が築けない」と失望感が広がっている。

 韓国側が要請している2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪に合わせた安倍首相の訪韓も、見送る方向で検討を始めた。日本政府高官は「発表に加え、慰安婦像が韓国のあちこちに設置されている中、五輪のために訪韓すれば、首相が持たない」と語った。

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 慰安婦問題は2015年12月28日の日韓合意でもう終わったのです。

あの合意でこの問題は最終的で不可逆的解決とし、

更に翌年8月31日に日本は10億円送金し、韓国は受け取ったのです。

日本からの送金受領で韓国は合意を受け入れたとの証明なのです。

今更、追加で首相からの手紙を求めたり、元慰安婦と対面し謝罪を求めても無駄です。

今まで、日本は韓国の求めに応じ次々謝罪や実質的賠償金を払いましたが、

日本はそんな弱腰外交はもうしません。

やっと日本も学習したのです。韓国相手ではいい顔をしたら益々つけあがる事を。

(民進党系政権だとわかりませんが・・・)

韓国の政権がどう思っているのかは不明ですが、

某番組で文政権は安倍首相に平昌五輪に来て欲しいから日韓合意破棄まで言及しなかったとの発言があったようですが

それなら余計に安倍首相は平昌五輪に行くべきではありません。

いいえ、韓国中の慰安婦像が撤去されない限り、訪韓は止めるべきとさえ思います。

ところが慰安婦を国際問題化した張本人である朝日新聞が社説で韓国目線の考えを主張しています。 

(社説)慰安婦問題 合意の意義を見失うな  (2018年1月10日05時00分)