
日本人拉致問題を巡り、北朝鮮が日本側との最近の接触で、4年前に入国を認めた神戸市の元ラーメン店員田中実さん=失踪当時(28)=と、同じ店の元店員金田龍光さん=同(26)=以外に「新たな入国者はいない」と伝えていたことが21日分かった。日本政府関係者が明らかにした。伝達時期は、米朝首脳会談が開かれた6月12日前後とみられる。
北朝鮮は米国や韓国と対話姿勢に転じた後も、拉致問題については再三「解決済み」と訴えているが、具体的な主張内容が明らかになったのは初めて。拉致問題の進展は現時点では厳しい情勢で、日朝首脳会談を目指す安倍首相は難しいかじ取りを迫られる。***********************************************************************
田中実さんと金田龍光さんの二人とも、神戸のラーメン店に勤めていました。
そして二人とも養護施設で育っています。
この二人の拉致にはラーメン店主が関わり、主導したのは在日朝鮮工作組織だとか。
関与は…田中実さんら拉致関与疑いの元ラーメン店主、ひっそり死亡
この二人は「早く、息子を、兄弟を戻せ!」と北朝鮮に訴える家族もいませんし、
工作員が拉致した事を暴露しているので北朝鮮もしぶしぶ入国を認めたのでしょう。
またこの二人は日本への帰国の意思がないと言われているから尚更です。
その事を政府が公表したのが今年3月です。
田中実さんに続き、金田龍光さんも北朝鮮に入国していた。。。なぜ今頃この情報が?
ただ、北朝鮮が田中さんらの入国を日本政府に伝達したのが2014年ですが
では、なぜ4年も政府は公表しなかったのでしょう。
また田中さんら以降に北朝鮮に入国した日本人はいないと伝えたのが今年6月なのに
この事を1か月以上過ぎた今頃公表したのはなぜなのか。
実に不可解です。
※北朝鮮は「入国」と言っていますが、正確には「騙した」「拉致した」です。
米朝首脳会談で一挙に日本人拉致事件も解決できるのではないか、
少なくとも、その道筋が見えると思っていたのに、この調子では難しそうです。
それはなぜなのでしょう。
色々な要因もあるでしょうが、一つはトランプ大統領が融和的になった為、
そして中国やロシアが北朝鮮を擁護し出したのが大きいのではないでしょうか。
アメリカの軍事的圧力に怯え、自部の命が脅かされている事を自覚したからこそ、
金正恩は弱気になり、米国の求めに応じて来たのです。
つまり、金正恩は強い者の顔色を窺い、弱い者にはどこまでも高圧的に出る典型なのです。
ですから日本を舐めてかかり、情報を小出しにして、様子見をしているのでしょう。
日本は北朝鮮を軍事攻撃はしない。
日本は拉致被害者を取り戻しに乗り込んでこない。
日本は国民が拉致されても、無関心。
そうです、日本人を拉致し続けても、安泰だと思っているのです。
田中さんや金田さんの情報が遅れて出すのは日本政府の何らかの思惑があるのか、
それとも、他の理由があるのか。
よく解りません。
こういう事こそ、野党は政府を追及すべきです。
それでこそ、国会議員としての責務を果たしていると言えます。
左翼野党は安倍政権を潰す事だけを考えて行動しています。
日本をよくする為、国民を守る為、領土を守る為に行動すべきなのに
国益を無視した様な発言や行動をしているのです。
そんな野党は不要ですし、与党でも国民の命を蔑ろにするような議員は辞めてもらいたいです。
何とかして拉致被害者全員を取り戻してもらいたい。
今こそ、与野党が協力してこの問題に取り組んでもらいたいです。