スイス、北朝鮮問題で仲介の用意 米中は責任果たす必要=大統領
[ベルン 4日 ロイター] - スイスのロイトハルト大統領は4日、北朝鮮情勢を巡る問題の解決に向け、仲介役を務める用意があると明らかにした。
中国と米国は責任を果たす必要があるとし、北朝鮮の核実験に「過剰反応」しないよう求めた。
北朝鮮に対する制裁は国民に打撃を与える一方で、核開発を断念させるという目的に対して「あまり多くの変化をもたらさなかった」との見方を示した。
その上で「今こそ対話の時だ。われわれは仲介役を申し出る用意がある」とし、「今後数週間で米国と中国がこの危機にどう影響力を行使できるかが重要な鍵となる。だからこそスイスやスウェーデンには舞台裏で果たせる役割があると考えている」と強調した。
(中略)
「北朝鮮情勢は懸念すべき状況だ。関係国はスイスで交渉し、軍事的ではなく政治的な解決策を見出すことが可能だ」と訴えた。
(後略)
スイスのロイトハルト大統領。
初めて聞く名前です。
習近平と仲良し?
上の写真は今年1月に習氏がスイス訪問した時のものと、ロイトハルト大統領が訪中した時のものです。
今頃対話すべきと言うなら、もっと早く習近平に言ってもらいたかったです。
早く金正恩と対話し、ミサイル発射を止めるように言ってもらいたい、と。
それにしてもロイトハルト氏の「〇〇する用意がある」との言い方は感じが悪いです。
なんか見下している様な、勿体ぶった様な・・・・。
ところでスイスとスウェーデンは板門店に中立国として常駐しているらしいです。
これは「中立国停戦監視委員会」といい、毎週火曜に韓国と北朝鮮のレターボックスに報告書を入れているとか。
しかし北朝鮮は20年以上受け取り拒否をしてとかで、この委員会は意味の無いもののようです。
スイスが今頃、仲介役に名乗りを上げたのが不自然な気がしましたが、
中立国として朝鮮半島の動静を見守っているという事情があったようです。
但し、今まで何をしていたかという事です。
ここまで緊急事態になる前に、何とかすべきではなかったかと思います。
ま、スイスも他人事だったんでしょうね。
距離的な事を考えると北朝鮮が暴走しようが何しようがスイス本国に殆ど影響はありません。
更には万が一の時には十分な備えが出来ています。
核シェルター普及率は100%ですし、日頃から有事の備えが出来ています。
★下記動画の28:40頃からスイスの有事に対する考え方と備えが紹介されています。
世界の日本人妻は見た 2015年8月4日 スイス
スイスの国防についての考え方をみると、日本は何て愚かなんだろう。
何て平和ボケなんだろうと思ってしまいます。
昨日も書きましたが、憲法9条が平和につながる、9条さえ守れば万全だとマスコミ等で垂れ流してきた方々。
特に影響力の強い芸能人たちに、「9条さえあれば平和だ」と今でも言えるか聞きたいものです。
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