スパイ罪の邦人帰国へ=5年の刑期終え―中国
2020/07/02 12:54
【北京時事】菅義偉官房長官は2日の記者会見で、2015年5月に中国当局に拘束され、スパイ罪で懲役5年の実刑判決を受けた50代の日本人男性が刑期を満了し、1日に出所したことを明らかにした。日中関係筋によると、男性は2日午後にも帰国する見通し。
14年11月に反スパイ法が施行された中国では、15年以降、スパイ容疑などで少なくとも15人の日本人が相次いで拘束された。懲役の実刑判決を受けた9人のうち、帰国するのは今回の男性が初めてとみられる。
男性は神奈川県に住む元脱北者で、中朝国境に近い遼寧省丹東市で拘束された。18年7月に判決が出たが、容疑事実などは公表されていない。
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時々、日本人が中国で拘束されたニュースを聞きます。
スパイ容疑と一見真面そうな罪状ですが、真実はわかりません。
中国ってそういう国ですから。
他にも15人も日本人がスパイ容疑で拘束され、懲役刑の9人がまだ拘束され続けています。
真面な裁判が受けられたのか、冤罪ではないのか、よくわかりません。
中国ってそういう国ですから。
覚せい剤所持で逮捕されて死刑になった人もいます。
真実ならそれも仕方ありませんが、その実どの程度で死刑になったのかもよく分かりません。
中国ってそういう国ですから。
それがわかっているのに、なぜ中国に行くのか、なぜ中国で経済活動をしようと思うのか。
理解できません。
今回刑期満了で帰国するのは北朝鮮から日本に帰化した人のようです。
北朝鮮との国境ではこういう事もあるでしょう。
では未だ拘束されている9人の日本人はどこで、どのような罪状で拘束されているのでしょう。
真面な裁判も受けられていない可能性が大です。
※産経新聞には年齢等、詳細の記事があります。
https://www.sankei.com/world/news/200702/wor2007020013-n1.html
それにしてもこんな危険な国になぜ行くのでしょう。
香港と同じことが、いいえそれ以上の事が中国で起こっているのです。
それでも中国に行こうとする日本人の気が知れません。
中には招待されて行ったのに拘束された教授もいましたが。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019111500891&g=int
北大教授は別として、なぜ中国に企業進出するのでしょう。
中国共産党に従わなければ、どうなるかわからないような国です。
訪中は自殺行為です。
日本のやり方が気に入らなければ、中国共産党の指示如何で何でもする国です。
大規模デモに焼き討ち、強奪、破壊行為。。。。
香港のデモ制圧や香港安全維持法を知ったら、中国の恐ろしさがよく分かります。
香港国家安全法の全文を読んで驚いた。第38条は「「香港特別区の住民でない人でも、香港以外の場所で本法律の定めた犯罪を犯した場合、本法律の適用となる」と定めている。つまり我々外国人は、自分たちの国で香港市民の訴求に共鳴したり支持すれば、それが中国の「法律」の処罰対象となるのである。
— 石平太郎 (@liyonyon) June 30, 2020
そんな恐ろしい国なのに日本はあまりにも能天気です。
過度の配慮に、過度の繋がり。
あまりにも中国に依存し過ぎています。
武漢コロナで国際社会は中国に疑問を持ち始め、
香港安全維持法で中国の異常さが決定的になりつつあります。
では日本は何をすべきなのでしょう。
アジアの一国として何ができるのでしょう。
このまま中国に依存し続けますか。
観光客誘致に、中国への企業進出。。。。
そもそも自由のない国を国連常任理事国にするのはおかしいです。
ウイグルなど自治区への不当な弾圧を長年目を瞑ってきた国際社会。
経済力と軍事力にものを言わせて世界中を意のままにしようとしている中国。
これでいいのか。
こんな中国を許していいのか。
中国と経済面で依存している日本は今それを問われていると感じます。