
政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長=今井敬・経団連名誉会長)は4日、首相官邸で会合を開き、退位後の天皇陛下の呼称について、太上天皇の略称である「上皇」とする方向で一致した。
同会議は21日に予定する最終提言に先立ち、13日の会合で概要をとりまとめる予定だ。
この日は、退位後の呼称や敬称などに関する3月22日の専門家ヒアリングを踏まえ、有識者会議メンバーが意見交換した。メンバーの山内昌之・東大名誉教授は会合終了後、退位後の天皇陛下の呼称について、「上皇という方向で調整される」と記者団に語った。
会合後に記者会見した御厨みくりや貴・座長代理によると、皇后さまの呼称については議論はしたものの、意見は集約しなかったという。政府は「上皇后じょうこうごう」とする方向で調整している。
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天皇陛下は高齢の為、今まで通りの仕事が出来ないからと退位したいと述べられた。
この退位の言い方が悪いから、譲位のすべきとの意見もあるが・・・。
で、退位後の呼称は歴史的にみれば「太上皇」と呼ばれ、略して「上皇」と呼ばれていたらしい。
今上陛下は「上皇」となる方向のようだが、正式には「太上皇」で略して「上皇」なのか
正式も「上皇」なのか・・・よくわからない。
皇后陛下は「上皇后」にする方向だそうだが、まるで「皇后」の上位の方との印象が強い。
読売新聞によれば「皇太后という呼称が戦後「Empress Dowager(未亡人)」と英訳された為、
「崩御した天皇の后」と、誤解を受ける可能性があるから「皇太后」の呼称は否定的だった。
でも元々は「皇太后」は未亡人との意味はなかったみたいだから、皇太后でもいいと思うけど。
昨年8月の突然NHKで退位表明の放送。
あれ以来、政府を巻き込んだ議論が続いている。
こうなる事は予想できたのに、宮内庁やNHKはあれで良かったと思っているのだろうか。
これこそ天皇の政治への圧力じゃないが、関与に当たると思う。
そして最近話題の「忖度」、究極の忖度ではないだろうか。
多分天皇陛下はこうされたいのだろう。
お住まいはこうされたいのだろう。
退位後はこうされたいのだろう・・・・・。等々、誰もはっきり聞かない、聞けない。
憲法や皇室典範に触れる事にもなりそうな事案、
皇室に関して戦後最大の事件、大事件になる生前退位。
なぜ、憲法改正、皇室典範改正に繋がると進言しなかったのだろう。
と思ったが、天皇陛下が相手なら軽々と言えないだろう。
しかし、憲法にも抵触すると、お立場上政治への関与に当たるからと、進言して欲しかった。
とは言っても、やはり無理だったんだろうね。
究極の「忖度」をしないといけないのだから。
高齢だから象徴としての務めが出来ないとの理由なら、
静かにお過ごしして頂きたい。
皇居の外に出られても、それ以上の事は無いと思いたい。
まさかまさかの韓国謝罪旅行などしないと信じたい。
天皇と上皇と、皇后と皇太后(上皇后?)との二重権力にならないと信じたい。
そして実質、次代は皇后不在の皇室となってもいいと、私達は覚悟を決めなくてはならない。
そんな異常事態が待っている事を。
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遡って不可解と思っている事として、なぜ、東宮に摂政をさせないのでしょうか、
また、東宮が摂政に就く事を拒否をしているのか、就くにあたって何らかの条件を出して
いるのではと、考えるようになりました。
当然、今の典範に沿う様な事ではなく、受け入れ難いものであったりするのではと、
想像ですが、語られない事なので何とも根拠の無い事です。
呼称の件は、秋篠宮殿下も含めて(+住居)出てますが、官邸は“否定”し、
これも報道先行で、退位リークと同じパターンです。
何度も繰り返される事の出どこが同一なら、首謀者の下卑た素養に驚くばかりです。
特に、有識者メンバーの山内昌之東京大名誉教授が会合後、報道陣に答えてますが、
このような事は、許される範囲の事でしょうか?しかも、報道の後追いの様な内容で。
山内氏は、野田政権時に有識者会議のヒアリングメンバーであり、その時の資料に
「女性宮家の創設に賛成する立場は、女系天皇の誕生を是とする議論のためでないことを
あらかじめ断っておきたい。また、女性宮家は昭和天皇と現天皇の血を引く方々に
限定すべきであろう。」とあります。 ↓サイトより
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koushitsu/dai2/siryou1.pdf
ここで「昭和天皇」というならば、昭和天皇の第一皇女で東久邇家に嫁がれた
旧宮家に男系男子のご存在もあり、この方々の方が血統が濃いはずで、
なぜ?と言わざる得ません。山内氏は、女性宮家、女系天皇ありきの立ち位置。
内廷皇族の呼称が変わるだけで、今までも、これからもどちらが上下であっても、
大差のない事態となる事は明白な事、
昨日からのスペイン国王の来日での対応の様子からも、言えると思います。
天皇陛下の退位のご意向の真意は何か未だによくわかりません。
摂政という現行法で対応できる選択肢を避け、政治的発言を出来ないお立場で敢えてなぜ?と思わずにはいられません。
完全主義なのか、何か他の理由がお有りなのか。
今のお立場より自由になり韓国への謝罪旅行を考えているのではと思ったりしますが、それだけでは弱いですし・・・・。
山内昌之氏は「陛下ご自身がご存命のうちに皇太子さまが即位することで、皇位の継承をソフトランディングさせ、知識やノウハウを伝えたいと思われたのだろう。」と述べています。http://www.sankei.com/life/news/160715/lif1607150006-n2.html
しかし、今まで皇太子殿下に伝える時間はいくらでもあった筈。
皇太子殿下の即位はわかっているのに失礼ながらそれを怠ってきたのでしょうか。
ご紹介のサイトでの山内氏の考えは、女性宮家は将来の女系天皇への道筋ではなく、ただ単に天皇陛下の公務をサポートするだけ、の考えのようで深い意味はないような気がします。
ところでスペイン国王来日で雅子妃のカーティシーや2月のデンマーク展覧会での握手も変でしたね。https://twitter.com/tablue31/status/849954963128164352
公務を気分次第で取り止める気儘な性格だけでは説明できません。
雅子さまに皇后陛下はとてもじゃないけど務まらないのではないでしょうか。
政府が“お言葉”での世論の支持が多い事で、生前云々に動いてと,流されている様と受け止めてますが、
双方共の“真意”が捉えきれてないまま、着地点は不明瞭ですが、声が大きい方が手中に収める事に、
なるのかもしれません。
今も“摂政”という形で、収まる事がべストと考えてます。
野田政権時の山内氏の発言は、今回のお言葉前ですのでご紹介の産経記事との違いはあると思いますが、
本質的には[男系男子]という立場ではない事は、明らかな認識としてます。
(日本の新左翼 新左翼からの転向 で検索)
フィリピン訪問での記名場面での出来事がありました。今回も国王栄誉礼時の挙動も、以前、
今上が云われる、「手順を間違える」の範疇といえるような事が有りました。
式部職の秋元 義孝式部官長の誘導により場が整いましたが、その場には
総理初め、衆参議長も列席しておられ、現場でみられているわけです。やはり、摂政 をと。
https://www.youtube.com/watch?v=3YqM8JrOcPQ 5:30~6:00
他場面でも今上の表情に、心ここに非ず の感がします。
国賓としての来日ですので、恙なくとの思いはありつつも、晴れやかな感想は持てませんでした。
これも、平成の御世 と、暗澹たることです。
>皇太子殿下の即位はわかっているのに失礼ながらそれを怠ってきたのでしょうか。
MI后、ナルちゃん憲法やら、「次代は次代で~」という事があり、MA妃の入内前の御妃教育にも
難有りばかりだったと、いえるのではとしか。
次代の責任感への希薄さや自己反省には言及なしで、日本や戦犯云々する事には並々ならぬ事、
仰ぐべきお立場のはずが…と、辟易とします。
東宮妃すらの評価も出来ないと思ってますし、皇族としても如何な事と、常々思ってます。
天皇皇后の立場になれば、そこからは下ろせないのですから、真偽を問わねばならないことです。
貴重な動画のご紹介ありがとうございます。
こんな事があったのですね。
フィリピンでの記帳の混乱を思い出します。
今すぐにでも摂政をと思わずにはいられません。
ところが徳仁殿下がとなると、安心できないです。
やはり政治的な発言もなく、様々な行事への参加やその気品、振る舞い・・・秋篠宮殿下の即位を夢見てしまいます。
それに秋篠宮ご一家を尊敬し憧憬の気持ちを持っても、東宮一家にはそんな気持ちは全く起こりません。
天皇皇后両陛下、東宮ご一家は左翼系思想であり政治介入を辞さない様な発言ですから
何とか次代は秋篠宮殿下と思う国民も多いのではないでしょうか。
とはいうものの、皇位継承順位は変えられません。
それがなんともやるせない気持ちになってしまいます。
昨日皇室の直系と傍系について検索したら次のブログを発見し、成程と思いました。
(御深井さんにとってはよくご存じの内容だと思いますが)
https://blogs.yahoo.co.jp/umayado17/62394304.html
スペイン王室サイトの方が、色々見れてへ編集もなく、即時性もあります。
映像、やはりと、思えますね。
ご紹介のブログは存じ上げなかったのですが、系図が記載されていて、良い事と思いました。
この系図で説明が加えれる事がありますので、ご確認いただければと思います。
久邇宮朝彦様から分かれた東久邇宮稔彦氏は、聡子内親王(明治天皇第九皇女)とご成婚、そして
盛厚氏は、成子内親王(昭和天皇第一皇女)とご成婚されてます。
↓ ここからは、手元資料(ひと目でわかる昭和天皇と皇室の真実より)
そして信彦氏(男子1名)、壬生基博氏(男子2名)、眞彦氏(男子2名)()内は次世代方、
と、詳細が記載されてます。
この御三方は、東宮・秋篠宮殿下とは従姉妹の関係になり、血統は極近いのです。
少なくとも、男系男子の宮家の点からすれば正当に
評されて良い事だと思います。
旧宮家復帰では、最適な方々としてあげられると思います。
>ここで「昭和天皇」というならば、~
拙コメ(04-06 13:36:38)での、説明になれば幸いです。
本日も秋篠宮殿下の呼称について、「そのままで」との報道がされてますが、
呼称の持つ意味合いが軽く扱われている様で、賛同する気持ちにはなりません。
待遇は内廷というならば、皇太子、皇太弟 が整合性があるはずです。
とても勉強になります。
ありがとうございます。
早速水間氏の著書についてのチャンネル桜の動画を観ました。
旧宮家には男系男子が10家族が、そしてそのお子様たちに男子がかなりいるとか。
やはり旧宮家復帰は早急に考えるべきですね。
この事は今上陛下の退位よりもっと大事な事だと思います。
秋篠宮殿下ですが皇太子か皇太弟の呼称は止めるとの考えには賛成できません。
これは暗に愛子さまを近い将来皇太子にしたいという皇后陛下の意志を感じます。
秋篠宮殿下を皇太子にしたら、愛子皇太子の実現が難しくなるとの考えだと思います。
もしかしたら徳仁殿下の即位後早い時期に愛子さまを皇太子に、
そして10年もしたら徳仁天皇をさっさと退位させて愛子さまを天皇に・・・。
そんな道筋を考えているのではと思ったりします。
ちょっと考え過ぎかも分かりませんが、何か大きなことを考えての今上陛下の退位表明だったのかもしれませんね。