菅義偉官房長官は21日午前の記者会見で、ロシアのスクボルツォワ保健相が18日に北方領土の色丹島を訪問したことを受け、在モスクワ日本大使館などを通じ「領土問題に対するわが国の立場と相いれず、極めて遺憾だ」と直ちに抗議したことを明らかにした。
日本のサケ・マス漁船が17日にロシア当局に拿捕(だほ)されたことについても、「北方四島周辺でのわが国漁船拿捕は受け入れられるものではなく、人道的な観点からも乗組員、船体の早期解放を求める」と申し入れたという。
18日にロシアの大臣が色丹島を訪問したようです。
北方領土はロシアのものだ。
北方領土は絶対手放さない。
その意思表示でしょう。
2010年7月の択捉島で大規模軍事演習をしたロシア。
2010年11月メドベージェフ大統領が元首として初めて北方領土(国後島)に上陸し、
2011年5月には副首相が択捉島に、
2011年9月には安全保障会議書記が国後島と歯舞群島に上陸と
民主党政権時に次々とロシア要人が北方領土に上陸しています。
民主党政権の外交能力の無さをあざ笑うかのように…。
北方領土、歯舞沖で北海道漁船が拿捕されたのが17日19時頃で、
そして色丹島にロシア保健相が上陸したのが翌日18日。
漁船拿捕とロシア大臣の北方領土上陸と何らかの関係がありそうな気がします。
そして安保法制が衆院で可決され、今月末から参院で議論される事とも。
「戦争反対」だとか、「アベ政治を許さない」とか
野党の喜ぶ単純なフレーズに誤魔化されず、
現実をもっと直視するべきです。
北方領土、尖閣諸島、拉致問題、竹島問題をどう考えているのでしょう。
中国、南北朝鮮、ロシア…。
日本周辺に「悪の枢軸」とも言える民主主義が通用しない国がある事を、
そして既にこれらの国に日本の主権が侵害されている事を知るべきです。
学者と名のつく学問の研究者や、自称文化人たちは理想の世界で生きている人達です。
「賢い」人達なのか知りません、
学問では優秀かも知れません、
芸術に秀でているのかもしれません。
でもそれだけです。
彼らの理想は 『世界中平和的で穏健な思想、侵略など全く考えていない人だけ』
そんな前提条件がなければ成り立ちません。
反対運動をしている人達は理想は理想、現実は違う事を知るべきです。
平和ボケの理想論者に騙されている事に早く気付くべきです。
机上の空論ではこの国の平和は守れません。