河野太郎外相は31日の記者会見で、北朝鮮に拘束されて国外追放処分となった日本人男性から、事情を聴取したと明らかにした。拘束された経緯や北朝鮮当局の対応などについて聴取したとみられる。河野氏は「いろいろ話は聞いたが、公にすべきものではない。中身は差し控えたい」と述べるにとどめた。
一方、河野氏は北朝鮮への渡航自粛を改めて呼び掛けた。河野氏は「(北朝鮮とは)国交もなく、在外公館もない。事件事故が起こった際、日本政府として、俊敏に対応できかねる状況も予想される」と強調した。
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北朝鮮の軍事施設の撮影を疑われ拘束されていた杉本倫孝氏。
本当に人騒がせな事をしてくれたものです。
政府はこの軽率な男の為に時間と経費を使いました。
身代金の類のものを渡した可能性も否定できません。
北朝鮮に国際社会が経済制裁中のこの様な事件を起こした罪は重いです。
本来なら罰金刑を与えてもらいたいぐらいですが、該当する法律はなかったような。。。。
帰国後は外務省から厳しく、そして訪朝後の行動を聴取された事と思いますが、
もう二度と危険地域への渡航をしないとの誓約書を取り交わしたと信じたいです。
この事件を機会に日本人の訪朝はもっと厳しくするべきです。
3年前から少し厳しい表現の海外安全情報ですがそれでもまだまだ甘い表現です。
因みに米国は北朝鮮への渡航は「禁止」としています。
米国務省は30日、米国人の北朝鮮への渡航禁止措置を2019年8月末まで1年間延長すると明らかにした。
米国に比べて日本の危機感が足りなくないですか。
また東京に「株式会社ジェイエス・エンタープライズ」という旅行会社があり、
北朝鮮旅行を専門としていますが、普通に営業している事に違和感があります。
日本政府が北朝鮮への渡航自粛を言うなら、この会社にも何らかの指導をすべきです。
怖いもの見たさなのか、渡航自慢をしたいのかよくわかりませんが、
場合によっては北朝鮮に拘束される危険がある事、
またその場合は多くの人に迷惑をかける事を理解し、
しばらくは北朝鮮への渡航を止めてもらいたいです。
というか日本政府も米国政府を見倣い渡航禁止とし、
命令を破った場合は罰則を科して、この様な事件を回避する手立てをすべきだと思います。