<2014衆院選>都内も低投票率 54.36% 「政治離れ」に与野党危機感 /東京(毎日新聞) - goo ニュース
14日に投開票された衆院選で、都内の投票率(小選挙区)は戦後2番目に低い54・36%となった。与党が争点として掲げた安倍政権の経済政策「アベノミクス」に関する論戦は盛り上がらず、与野党双方に、有権者の「政治離れ」に対する危機感がにじんだ。
2012年12月の前回選挙は、全国平均では戦後最低の59・32%だったものの、都内は知事選、都議補選と同時に実施されたため、62・20%と堅調だった。今回は前回を7・84ポイント下回り、現行の小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降、最低となった。
都内の戦後最低は79年10月の53・19%。大平正芳首相(当時)が一般消費税の導入による財政再建を争点に解散したが、今回と同様に論戦は低調で「理由なき解散」「争点なき選挙」と呼ばれた。加えて台風に伴う雨で有権者の出足が鈍り、低投票率につながった。
今回、最も投票率が高かったのは2区(中央、文京、台東区)の57・59%(前回64・96%)。最も低かったのは16区(江戸川区中南部)の49・06%(同57・52%)、次いで13区(足立区中東部)の49・96%(同57・28%)だった。この2選挙区では、半数を超す有権者が棄権したことになる。
低投票率の理由について、自民党のベテラン都議の一人は「自民が嫌でも他に選択肢がなく、若い人など無党派層が動かなかったのでは」と分析。自民は都内25選挙区のうち22選挙区で勝利したものの「この低投票率では、もろ手を挙げて喜んでいいのか分からない。慎重に政権を運営して、来春の統一地方選までに景気回復を実感できるようにしないと反動も大きいのでは」と懸念した。
一方、民主党都連幹部は「民主も安倍政権の批判票の受け皿になれなかったのかもしれないが、無党派層にあきらめが生まれてしまった」とこぼす。「与野党接戦になれば『自分が1票を入れれば情勢が変わる』と思えるかもしれないが、選挙前から自公の圧勝が報じられ、1票の重みを感じられず、棄権してしまったのではないか」と指摘した。【高島博之、川口裕之、竹内良和】
〔都内版〕
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今回の衆院選挙は投票率が低かったと盛んに報道されていますが
原因は何なんでしょう。
そして誰の責任なんでしょう。
盛んに政治家の所為、特に与党の所為のように言っていますがそうなんでしょうか。
特に反自民のテレビや評論家を標榜している人達は
「有権者の5割が投票し、そのうち4割が与党に投票した。
だから たった2割の有権者が支持しているだけだ。」と。
何という短絡的思考でしょう。
投票所に行けない理由もなく、
ただ何となく
面倒だから
入れたい政党が無いから
入れたい候補者がいないから
投票しても何も変わらないから 等々
政治に参加できる機会を自ら放棄し
国民としての責務を放棄した事の反省もせず
他人の所為にする無責任さを恥ず事もなく テレビカメラの前で言う有権者たち。
開き直りと責任転嫁。
これが大人の言う事かと情けなくなる。
そもそも義務教育で選挙の大切さ、政治に参加する意義など教えられていない日本人の不幸がある。
そのくせ、政治に不満があると文句は一人前に言う。
マスコミにも責任はある。
大義が無いやら 巨額の選挙費用が勿体ないとか と与党を批判するが
選挙の意義を啓蒙しようとしなかったではないか。
そして揚げ句の果ては
「与党が勝ったが投票率が低かったから 2割の支持しかない」と訳の分からない事を言う始末。
投票しないのが悪い。
国民の義務を果たさない方が問題。
と、なぜ言わない。
そもそも投票を棄権したのは現状でいいからという白紙委任でもある。
文句があるなら、投票しろよ。と言いたい。
負け犬の遠吠え、
敗者の言い訳と開き直り。
義務教育で投票義務を教えられなかった不幸な大人たちに
啓蒙するのも報道の在り方ではないだろうか。
そして、この低投票率は学校教育の不手際が一因だと現場の教師たちにわからす事も必要だと思う。