<遺骨DNA鑑定>対象拡大の方針…厚労相が表明
2015年5月12日(火)19:21
戦没者遺骨の身元を特定するDNA鑑定を巡り、塩崎恭久厚生労働相は12日、参院厚労委員会で鑑定の対象を拡大する方針を明らかにした。民主党の白真勲議員の質問に答えた。
白議員は、収集した遺骨すべてからDNAを採取しデータベース化することを提案。塩崎厚労相は「すべてのデータベース化は難しいが、調査の規模を拡大することは検討したい」などとし、谷内繁厚労省官房審議官も「データベース化すべきではないかという意見もあり、その方向で検討している」などと述べた。【栗原俊雄】
******************************************************************
ご遺族の要望で国がDNA鑑定事業を始めたのが12年前だそうですが
今回 遺骨をより多くのご遺族の元に返還できるよう
収集された遺骨から採取したDNAをデータ化するそうです。
一日も早くご遺族の元に返還されることを望みますが
心配なのは、北朝鮮に残されている遺骨です。
他の戦地と同様に北朝鮮に残されている遺骨も返還が望まれますが
拉致問題解決より遺骨返還を優先させる事にならないのかと心配です。
政府には、拉致被害者を取り戻すことが先決だと、肝に銘じ一日も早い解決を望みます。