NSCメンバーだけのはずが… 豪全閣僚と首相が会談(産経新聞) - goo ニュース
【キャンベラ=桑原雄尚】安倍晋三首相は8日、オーストラリアの連邦議会内で、豪国家安全保障会議(NSC)メンバーを含むアボット政権の全閣僚と意見交換した。当初はNSCの閣僚メンバーとの会合を予定していたが、豪側の強い希望により最終的に全閣僚が参加した。
安倍首相は、集団的自衛権の行使を限定容認する憲法解釈変更の閣議決定について説明。日豪首脳が防衛装備品移転に関する協定に署名したことを受け、日本の潜水艦技術に関する共同研究を実施していくことなども確認した。
豪側は、外相や国防相が外務・防衛閣僚協議(2プラス2)などの取り組みを報告した。
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当初の予定では安倍首相とNSC閣僚との会合でしたが
オーストラリア側の強い希望で全閣僚と会談しました。
午前中の議会での演説を聞いて、日本の取り組みを知りたいという閣僚も多かったのでしょうか。
(安倍さんの英語でのスピーチ、相変わらずぎこちなかった様に思います。無理して英語で話さなくても、日本語で話せばいいのにね)
興味本位も少しはあったかもしれませんが、日本は友好国としてどうか?
という見極めたいという意識もあった事と思います。
常軌を逸した中国の振る舞いは特に習近平になってから際立っています。
韓国も李明博の竹島不法上陸、その後の朴槿恵の異常な反日外交手法が続いています。
そういう今だからこそ、常識がある国家、民主的国家と友好的になる必要があります。
日本は仲間を増やさねばならないのです。
それぞれの国は事情があるでしょう。
太平洋戦争ではお互い怨み辛みがあったと思います。
特に東京裁判での不当な裁判を進めた裁判長がオーストラリア人でしたから
日本人としてオーストラリアに対して恨みが無いとは言い切れません。
しかし、現在日本がアメリカを執念深く恨んでいないと同じく
戦時中の事でオーストラリアを恨んでいる人は少ないと思います。
(強固に捕鯨反対の立場をとり、シーシェパードを支援している事がオーストラリアの印象を悪くしていますが・・・)
オーストラリアは中国、南北朝鮮のような執念深い国ではありません。
というか、70年も前の事を持ち出し、謝罪だ、賠償金だという国も中々ないでしょう。
その点、オーストラリアは民主的で平和国家として歩んでいますから、
信用でき、味方にしたい国のひとつです。
そりゃあ、国益を第一に考えるのは当たり前の事ですから、
場合によっては、軋轢が生じる場合があるかもわかりません。
しかし、それを乗り越えて協力できる国だと思いますので
安倍首相の訪豪を機会に、更に友好的な国になってもらいたいと思います。