「条件付き辺野古承認」を否定=菅官房長官(時事通信) - goo ニュース
菅義偉官房長官は19日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、仲井真弘多同県知事が基地負担軽減に関する政府の取り組み次第で、移設先の名護市辺野古沿岸部の埋め立てを承認する意向を政府側に伝えたとする一部報道について、「そうした事実はない。明快に否定する」と述べた。
菅長官は、仲井真知事が要請している普天間飛行場の5年以内の運用停止などについて「政府としてしっかり受け止め、最大限努力することを基本姿勢に検討中だ。沖縄の負担軽減に努めるのが政府の基本的な役割だ」と述べ、可能な範囲で応じる考えを示した。
________________________________________________
今朝の読売新聞1面に 「沖縄県知事、負担軽減策次第で辺野古承認の意向」と出ていましたが
菅官房長官は事実ではないと完全否定されました。
というものの実際は仲井真知事が同様の事を言ったのかもわかりません。
で、いわゆるオフレコの発言を関係者が漏らした可能性もありそうです。
菅氏としては内密の話を報道され、その結果仲井真知事がへそを曲げる可能性もありますから
慌てて否定した様に思いますが、どうでしょう?
ルーピー鳩山の無責任発言で振り回されたこの問題ですが
普天間の危険を一日でも早く取り除くには辺野古移設しか選択肢がありません。
そう思うと、とんだ時期に政権交代をし、とんでもない人物を首相にしてくれたものです。
テレビ報道では、地元は反対していると言い、労組の幟を持った団体の集会やデモの様子を映しますが
偏った報道の仕方ではないでしょうか?
真の地元は普天間飛行場周辺と、移設先の辺野古地区です。
地元中の地元辺野古地区の方々は 苦渋の選択ではありますが容認派も多いと聞きます。
しかし、辺野古地区の人達の意見をテレビで見た事はありません。
ですから、反対、反対と言っているのは県外の活動家や組合関係者、日教組で
そのまま、地元の新聞社が沖縄の総意だとか言って偏った報道をしている気がします。
最近ではやっと自民党沖縄県連も辺野古移設を認めるようになり本部と県とのねじれも解消し
何とかうまく進んでもらいたいところですが、
昨晩の日本テレビzeroで辺野古移設反対と取れる報道がありました。
その内容は
辺野古にジュゴンが棲みついている。
こんな綺麗な海を埋め立ててジュゴンの棲家を奪ってはいけない。
という事で女性キャスターを辺野古の海に潜らせ、最後に活動家が意見を述べるという構成でした。
沖縄在住のヘジャイさんがブログ「品格より民主そして自由」で辺野古沖でジュゴンが発見されたのは
1998年1月13日 で、その後誰も見ていないとの事です。
http://blog.goo.ne.jp/hijai/e/bbbdf6335c4a35918e9b15d5cc6a5f22
それをわざわざ現地まで行って、あたかもジュゴンが棲みついているかのような報道をし
辺野古沖を埋め立ててジュゴンの棲家を奪っていいのか?との主張をし
その後、活動家を登場させて埋め立て反対の意見を言う場を与えるという流れでした。
そこまでして、埋め立て反対運動を後押しするテレビ局って何なんでしょう。
テレビ朝日の報道ステーションやTBSのNEWS23よりマシかと思っていましたがガッカリです。
特定秘密保護法案でもそうでしたが、最近のテレビ局が劣化したのか
ネットでの知識で多角的に物事を見られるようになったのか、どうなのか・・・。
新聞やテレビの報道を鵜呑みにするのは、危険だという事が最近とみに感じられます。