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 日本政府は最近、尖閣周辺での海警の活動について、ある変化を把握した。以前は波高が2メートル程度になると航行を中止し、尖閣周辺を離脱して帰港していた海警の船が、最近は荒天にも洋上で待機し、静まるとすぐに活動を再開するようになったというのだ。

 海保関係者は行動形態の変化について「海警が治安機関から軍事組織に移行し、指揮命令系統が本格的に機能し始めたことがある」と分析する。海警は昨年7月、武装警察部隊に編入。現在は6人の幹部のうち上位5人を軍人が占めるなど、この1年で人事、組織が完全に「軍」に改変された。

 自衛隊関係者は尖閣をめぐる海警の活動について、「領有」を主張する「示威」の段階を過ぎ、日本側の対応能力を試しつつ、船隊陣形を確認することで作戦能力の向上を図っている可能性を指摘する。重点を「軍事」に移した海警は今後、夜間、悪天候など条件を変えて領海侵入や接続水域航行を「訓練」として繰り返す可能性があり、日本側の対応も一層、難しくなる。海保幹部は緊張感を高めている。

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日本の対応はこれでいいのでしょうかね。

こんな事で中国海警局の船に対抗できるのですか。

石垣島にヘリコプター搭載型の巡視船が配備されても、

近付く中国船に警告するだけなら宝の持ち腐れになりませんか。

 

中国の出方を見極め、対応すると言うのはわかります。

事を荒立てたくないのもわかります。

でもね、尖閣に上陸されたらどうするつもりなんですか。

奪還作戦ですか?

日米で訓練をしているみたいですが、実際ゴーサインを出せるんですか。

 

かつて下野していた自民党は公約で

尖閣諸島に公務員の常駐や湾港整備をするとか言っていませんでしたか。

あれは選挙目当てだけの公約だったんですか。

手の内を見せる訳にはいかないのでしょうが、

それでもあの公約を取り下げた理由を知りたいです。

そして万が一の場合はどうするかも知りたいです。

とは言うものの、万が一の対応を言うのはマズいとは思いますが。。。

それでも公務員常駐や湾港整備をなぜしないのか。

中国が不法占拠した場合の手立てが十分に考えているのかを知りたいです。

竹島の二の舞になりそうで気が気ではありません。

 

今日は中国海警局の船舶は接続水域を離れたようですが、

<尖閣情勢>6月14日、中国海警4隻が日本の接続水域を出域

日にちを開けてまた来るのか、それとも明日また来て記録更新なのでしょうか。

この更新は日本にとっては屈辱的な記録だと私達は認識すべきです。

この事について、国会議員や官邸は一般国民以上に危機感を抱いてもらいたいです。

そして出来る事なら、公務員の常駐を一日も早く実現してもらいたいです。

南シナ海では中国がサンゴ礁を埋め立て、あっという間に占拠してしまいました。

国連などあっても何の役にも立ちません。

あんな中国を常任理事国にし、そして中国のやりたい放題を許しているのですから。

自国の領土は自国で守り抜く事を肝に銘じて次の手に出てもらいたいです。

石垣島に巡視船を配備した程度で中国が引き下がるなどあり得ません。

それこそ平和ボケです。

脳内お花畑状態では領土領海を守り抜けません。

まだ憲法9条を信じている左翼層はいい加減目を覚ますべきです。