岸田文雄首相(自民党総裁)は岸田派を離脱する意向を固め、党幹部に伝えた。同派会長も退任する。関係者が7日明らかにした。党内派閥による政治資金パーティー収入の裏金疑惑浮上を受けて国民の批判が強まっており、信頼回復に取り組むには派閥と距離を置く必要があると判断したとみられる。

 自民党出身の首相は就任に伴って派閥を離れるのが慣例だが、岸田首相は派閥会長にとどまっていた。党内からは「派閥政治を引きずっている」(菅義偉前首相)などと批判が出ていた。 

クリスマスのライン「ツリー飾り」

自民党政治資金パーティ収入の裏金作り疑惑。

日増しに自民党に分が悪くなっている感がします。

そんな中、岸田総理は岸田派から離脱するらしいです。

慣例として総理になれば派閥を離れるのが常ですが、

なぜか、岸田さんは未だに岸田派の会長です。

また岸田さんは2021年12月20日13時時点では広島県日中友好協会会長でしたが、(拙ブログ記事によると)

2022年1月には宮沢洋一氏に代わっていました。

2021年10月4日に総理就任ですから少なくとも2か月は兼任していました。

今回は派閥の長ではまずいと思ったのかやっと派閥の長を辞める意向の岸田さん。

検討していたのか、それとも派閥の長でも問題ないと思っていたのか。。。

やはり決断力がないと思わずにはいられません。

即断すべきは検討し、熟考すべきは即断する岸田さん。

今更ですが、総理としての資質に疑問符が付きます。

 

ところで今回の裏金疑惑問題、安倍派の議員が突出していると言われています。

安倍派と言えば分かり易いからなのか、それとも未だに安倍さん叩きを止めたくないのか。

これこそ印象操作ではありませんか。

では安倍派の歴代会長は誰で、その期間はどれぐらいだったのでしょう。

清和政策研究会(安倍派)歴代会長

9 細田博之 細田派 2014年12月 - 2021年11月
10 安倍晋三 安倍派 2021年11月 - 2022年7月
- 空席※3 2022年7月 - 2023年8月
- 塩谷立※4 2023年8月 -

意外と安倍さんが会長の期間は短いではありませんか。

なんと安倍さんが会長だったのは8か月。たったの8か月です。

それに比べて細田博之さんは7年。 時効にならない期間だと3年間です。

会長がどこまで知っていたのかですが、資金の問題ですから事務担当者が内情を知っていると、

事務総長が最終的に管理していた模様です。

安倍派パーティー収入、会計担当「還流を事務総長に報告」…東京地検は歴代総長への聴取も視野 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

では公訴時効(5年)にかからない18年以降に安倍派の事務総長を務めたのは、

古い順から下村博文・元文部科学相、松野官房長官、西村経済産業相。

現在の高木毅国会対策委員長は22年8月から。

 

さてこの4人はどう関わってきたのか。

事務総長ですから誰にキックバックしたかは知っている筈です。

更には常套句の「秘書が」と言うのでしょうか。

いずれにしてもどんどん自民党に逆風が強くなっています。

せめての救いは野党に政権交代するだけの実力がない事でしょうか。

とは言え、私たちにとっては最悪の事態です。

今後、どうなるのか。

そして岸田降ろしが始まるのか。。。。

当分この問題から目が離せません。