表現の自由と信仰、溝深く…デンマークテロ(読売新聞) - goo ニュース
2015年2月16日(月)10:34
【パリ=本間圭一】フランスで1月に起きた政治週刊紙「シャルリー・エブド」本社銃撃テロ事件以降、欧州や中東では、表現の自由と信仰の尊重を巡る対立が顕著になっている。
14、15日にデンマークで起きた連続銃撃テロ事件の背景はまだ判然としないが、こうした事件が起きるたびに、対立が深まっていく可能性がある。
英紙ガーディアン(電子版)によると、デンマークのトーニングシュミット首相は15日、「団結する時が来た」と語気を強めた。フランスのバルス首相は14日、ツイッター上で「自由が攻撃された。デンマーク人に連帯を示す」と表明した。1月に続いて表現の自由が脅かされたとの認識を示したものだ。
欧州では1月のテロ以降、「報道の自由擁護のため、フランス国民と連帯する」(キャメロン英首相)、「テロは表現や報道の自由に向けられた」(メルケル独首相)など、表現の自由を守る意識が高まっている。パリで1月11日に行われた犠牲者追悼の大行進は、主要国首脳を含め国内外から370万人が集まった。欧州が一体となって表現の自由への脅威に立ち向かう姿勢を明確に示したといえる。
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フランス週刊紙「シャルリ―」社でのテロ事件に次いで、今度はデンマークでテロ事件が起こりました。
デンマークでの事件はシャルリ―社の事件と同様、イスラム教を侮辱する風刺画に端を発しているようです。
一番悪いのはテロ事件の実行犯ですが、日本人の感覚では侮辱する風刺画を紙面に載せる方もどうなの?
って思いますが、フランスではテロ襲撃後、欧州首脳が参加した大規模な抗議デモが行われました。
これはテロには屈しない、一致団結してテロに立ち向かうという意志表示でした。
それに対して、日本はどうでしょう。
安倍首相がテロ対策を支援する為資金援助する、テロには屈しないと表明したから後藤さん湯川さんは殺害された、
と二人の日本人が殺害された原因が安倍首相にあるかのような論調がまかり通り
マスコミだけでなく、野党政治家たちまでが安倍批判をしています。
テロに対するヨーロッパでの反応と日本での反応を比べると、安倍首相を批判する人の多くは
テロリストを安倍叩きに利用しているとしか思えません。
今、私達日本人含め世界中の人がテロの脅威に晒されています。
テロに立ち向かう為には 一部の国だけでは太刀打ちできなくなっています。
自国の首相を批判する前に、テロ組織を弱体化する為にはどうすればいいか
日本として何をすれば良いのか、そんな議論になって欲しいです。