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気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

民主党の外交能力 西村眞悟氏の「時事通信」より

2010-07-09 09:24:33 | つぶやき
西村眞悟さんの7月8日付「時事通信」です。

http://www.n-shingo.com/



中国、ロシアと菅

 今年のサミットは、カナダのヘンツビルというところであった。6月25日から27日まで。
ところで、日本の菅総理大臣は、行って帰ってたようだが、何をしてきたのかどうもよく分からない。
参議院選挙を隠れ蓑にしてサミットでの馬鹿さ加減と恥を隠しているのではないか。
菅氏は、この参議院選挙で民主党が掲げている外交方針を早々に裏切って、
軍備拡張を続ける中国の不透明性を指摘するどころか、馬鹿じゃないだろうか、
中国に拉致問題でのご尽力にお礼を言ったらしい。

全く、こいつ何にも知らんのか、と呆れざるをえない。

言うまでもなく、中国は北朝鮮の邪悪な金正日体制を支えている国であり、
自由を求める脱北者を無慈悲に北朝鮮に送り返している国だ。

そして、菅氏の極めつきは、
この中国がサミットのメンバー国になるよう提案し、G8の国々に一蹴されていることだ。
この日本の総理大臣は、サミット参加国と中国共産党の国との基本的な違いも分からないらしい。
 
また次に、第一列島線を突破して西太平洋を中国の海の如く軍艦を遊弋させる
中国の傍若無人な軍事的行動にサミットで何も触れなかった菅氏は、民主党の選挙公約違反どころか、
総理大臣として国家に対する裏切り的不作為を犯したと言ってよい。

 その中国の行動を列挙しておくと、
 
2004年11月 中国原子力潜水艦が宮古島沖の我が領海内を潜没航行した。
我が国は、この潜水艦を無警告撃沈しても合法である。それほどの危険な我が国の主権侵犯である。
 
2008年9月 ソブレメンヌイ級駆逐艦ら5隻ガ尖閣沖ガス田附近を航行してガス田を周回する。

 
2008年10月 津軽海峡をソブレメンヌイ級駆逐艦等4隻が通過して太平洋に出て日本を周回する。
2008年11月 ルージョウ級駆逐艦等4隻が、宮古島と沖縄本島の間を抜けて太平洋に出る。

 
 このような艦隊行動を繰り返すようになった中国は、
本年四月には東シナ海で艦隊の大規模演習をして
艦載機が我が国の護衛艦に異常接近してロックオンしたり、
我が国の排他的経済水域で海洋調査にあたる
我が国の調査船を中国軍艦がつけ回して調査海域から追い出すに至っている。

 よって、菅氏が、日本の総理大臣なら、このような行動を我が国周辺で繰り返す
中国という共産党独裁国家の異常性をG8の各国に説明して
その脅威に対して連帯して対処するという方向に各国の意見を誘導すべきではないか。
 しかるに、菅氏は、その責務と正反対のことをした。
 この中国をG8の仲間に入れようと提案したという。
これほど国益の意識のない者はいないだろう。
全く、なかが空っぽの空き缶だ。
次にロシアは、共産党独裁体制が倒れてG8の一員となった。
しかし、未だに我が国の北方領土を不法占拠している。
 日本の総理大臣なら、サミットの度に、
ロシアが日本の領土を不法占拠していることをスピーチの度に枕詞のように繰り替えさねばならない。
 しかし、菅氏は領土返還要求に関して何も言っていない。
 そのロシアは、7月8日の今日まで、
極東と我が国の択捉島の基地を使用した今年最大規模の軍事演習を行っている。

この演習は、遠隔地への速やかな部隊展開などの機動力増強を最大の狙いとして、
ロシアが進めてきた軍事改革を検証するもので、
日本を仮想敵国とみなす姿勢を鮮明に打ち出したものである。
つまり、ロシアは北方領土の返還を要求する我が国を、ロシアの領土を狙う敵とみなしているのだ。
 こういう軍事演習をするロシアにサミットの場で何も言わない日本の総理は、馬鹿である。
それどころか、国益を損なう奸(菅)物である。

 一体、菅氏は、選挙に隠れてチョロチョロとサミットに何をしに行ってきたのか。
本日改めて不思議に思う次第。
貴重な国家予算を使って国益を損ねてきたのだ。

 以下略



中国やロシアに対する民主党の姿勢をあなたは支持しますか?

私は民主党政権があと何年も続けばドンドン国益を損うのでは?
と危惧します。

参院選は消費税問題だけでなく、外交能力も判断基準にしたいです。




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