令和5年6月17日土曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1159号。
これもよく質問されます。
北朝鮮だけでなく本人も怖がりなので、色々なことができると思います。
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「金正恩をどうにかできないのか」
拉致問題解決を考えた時、金正恩をどうにかしたら解決できるのに。
そんな考えに行き着きます。
条件を付けずに向き合うだの、話をするだの言っても解決に繋がるとは到底思いません。
良くて、言い掛かりのような理由を無理やり作って、「一人に付き何〇千万円を払えば返してやろう」
と言って、何人か戻すだけで終わるでしょう。
そう考えるとこの金額が妥当かどうかよくわかりませんが。。。。
米朝首脳会談が実現する前には金正恩斬首作戦が噂されていました。
やはり自分の命が危険に曝されなければ、金正恩は動かないのです。
それはウクライナ戦争を仕掛けたプーチンにも言える事です。
そして軍事力の強い国だけが独裁者を怯えさせる事が出来るのです。
時々自衛隊が救出に行けばよい、との声を聞きますが現実的ではありません。
被害者をどうやって見つけ出し、それが被害者本人だと誰が判断できるのでしょう。
そもそも自衛隊機が北朝鮮に着陸する事も現実的ではありません。
確かに韓国は朝鮮半島全体は韓国領だと主張しています。
だから韓国の了解を得られれば、北朝鮮に自衛隊機は行けると。
しかし韓国の了解を得られたところで自衛隊機が北朝鮮上空まで侵入できるのか、
北朝鮮軍が自衛隊機が上陸する事を見す見す許すのかです。
ウクライナ戦争で独裁国家の恐ろしさを知りました。
国際社会が非難しようが目的に向かって突き進むプーチン。
国連があってもプーチンを止められず、早や1年4か月が来ようとしています。
誘拐事件では警察があり、刑罰があり多くは解決されます。
しかし国連があってもロシアが常任理事国である限り、拒否権を行使され思うように進みません。
つまり国際社会での警察の役目を追う組織がない為に、独裁者の暴走を止められないのです。
止めるためには独裁者が自分の命の危険を感じた時、もしくは独裁者を亡き者にした時でしょう。
金正恩の体重は140kgだと言われていますし、様々な成人病を罹患しているとも言われています。
またプーチンにも健康不安説が何度も出ています。
自分の病が原因か、それとも他者からの攻撃かにより、独裁者を亡き者にしない事には解決できそうもありません。
内部からの崩壊はロシアでは有り得るかもわかりませんが、北朝鮮では無理だと感じます。
なぜなら多くの国民が飢えに晒されている今、反乱を起こすほど体力があるのかです。
更には厳しい密告社会と残虐な公開処刑を知っている国民に精神的にも立ち上がる気力はないでしょう。
拉致被害者の救出の為、飢餓や恐怖政治で命を脅かされている北朝鮮の人達を助ける為にどうすれば良いのか。
金正恩が病に倒れるのを待つのか、
それとも反乱等で北朝鮮が崩壊するのを待つのか。。。。
難しい問題です。
しかし急がねばならない問題です。
被害者家族は勿論ですが、何より被害者本人の年齢を考えると一日も早い救出をせねばなりません。
金正恩を窮地に追い込むにはどうすれば良いのか。
日本として何が出来るのか。
LGBT法もいいですが、拉致問題解決をもっともっと国会議員は深刻に受け止め、真剣に考えて欲しいです。
拉致により人生を狂わされた被害者とそのご家族。
どうも国会議員は他人事に思っているとしか思えません。
荒木さんの話を聞き、拉致問題解決について考えてみました。
考えれば考えるほど虚しくなります。
考えれば考えるほど悔しくなります。
他力本願で金正恩の死を待つのか、それとも北朝鮮への圧力を更に強化するのか。
国会議員はもっとこの事について考えてもらいたいです。
LGBT法を議論するよりももっと拉致問題解決を考えてもらいたいです。
我が身に起こったら、自分の家族に起こったらどう思うのかを考えるべきです。
それが国会議員としての責務だと認識してもらいたいです。