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気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

斎藤兵庫県知事と百条委員会、第三者委員会の意見。 斎藤知事の無知が招いたのに未だ研修を受けない知事。

2025-04-17 14:07:25 | 呆れる

度々の斎藤知事に関する投稿で申し訳ありませんが、それでも言いたいですし、

事実を確認する為にも投稿します。

 

最終的判断になるのではと思った第三者委員会の報告でしたが、

知事にとっては耳の痛い内容だった為か、余程自分に自信があるのか、

はたまた謙虚さが不足しているのか、知事は第三者委員会の意見に反発しています。

斎藤・兵庫県知事 パワハラ10件認定、告発者探しは違法 第三者委「県政転換期、もの言える組織に」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

斎藤・兵庫県知事 パワハラ10件認定、告発者探しは違法 第三者委「県政転換期、もの言える組織に」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ラジトピ

 

纏めると・・・。※具体的な事は記事⇧を参照してください。

パワハラ認定は6件中10項目。

●告発した元県民局長の男性の告発は公益通報

●懲戒処分とした県の対応は違法

告発者探しは違法、告発は公益通報の“外部通報”

●文書を作成した元局長の公用パソコンを回収したことは公益通報者保護法に違反

●昨年3月の記者会見で斎藤知事が元局長を『公務員失格』『嘘八百』と非難したのは本人に精神的苦痛を与えパワハラに当たる。

知事に重用されたメンバーは次第に同質性が醸成され、その他の職員との間には分断が進んだ。

 

今回の混乱は一言で言えば、知事の仲間たち(牛タンクラブ)が重用され、

その事に不満を持った県職員がかつての上司だった元県民局長に不満をぶつけ、

元県民局長は退職前に何とか県庁内が纏まる様にと告発文をマスコミ等に送付したのではと思います。

ですから一部指摘している「クーデター」を企てた、は疑問です。

 

告発者が退職予定の1か月前のメッセージです。

兵庫県/令和6年2月 県民局長メッセージ(西播磨県民局長 渡瀬康英)

要点を抜粋すると・・・・。

組織の劣化はひとえに権力者の取り巻きの劣化が原因である。自分より優秀な者を讒言により権力者から遠ざけ、真実に蓋をし、判断を誤らせる。その組織はどんどんと腐敗し落ちぶれていく。

一握りの者たちが自らの栄達と保身に明け暮れ、気がつけば、権力者の周囲には二流、三流のイエスマンが主流を占めている状況に。権力者は好き嫌いで人を評価します。既に一部の者だけが居心地よい組織になってしまっていたとしたら末期ガンと同じです。余命はあと何年でしょうか。そして、そのような組織の腐敗・内部崩壊も外部にはなかなか伝わりにくく、不祥事、事件の発生といった出来事でようやく世間の知るところとなるのです。

最後は次の文章で終わっています。

人としての魅力って、なんなんでしょうね。どうしたら身につくのでしょうね。どうしたら人に優しく出来るのでしょうね。どうしたらいっぱい受け止められるのでしょうね。どうしたら素晴らしい上司になれるんでしょうね。
 ○上に立つものの矜持

手柄は譲り、責任は取る

仕事に厳しく、人に優しく

好き嫌いで人を選別するな

人を育てる視点を失うな

信用しない人は信用されない

任せたら、待つ

過去の自分と部下を比較するな

来る者拒まず、去る者追わず(頼られたら応え、軽視されても怒るな)

考え過ぎない(心配事の80%は起こらない。起きてしまう20%のうち80%は解決可能。つまり、全体の4%が本当に問題)

 

このメッセージを斎藤知事への進言と思えませんか?

渡瀬西播磨県民局長の心の叫びだと思えませんか?

そしてこのメッセージを知事は目を通していたのか。

第三者委員会の委員3人と調査員3人はこのメッセージの存在をご存知だったのか。

そんな事を考えます。

 

 

また、昨年12月26日の「百条委員会」に参考人として招致された弁護士は・・・

「“嘘八百”発言、処分が混乱を…」斎藤・兵庫県知事告発文書問題、弁護士が指摘 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

●噂話や憶測をもとにした通報は、不正な目的とはいえない

●「組織の評判を貶めようとするなど不正な目的」があれば公益通報に当たらない

●公益通報に当たらないと判断された場合でも、不利益な取り扱いがないよう配慮する必要がある

●(公益通報に)当たらない部分があるといって不利益な扱いをされると、怖くて誰も通報しなくなる

●通報内容の調査結果が判明する前の通報者捜しや不利益な取り扱いは許されない

●懲戒処分の為に退職を保留したことも不利益な取り扱いに当たる

 

また昨年9月の百条委員会に参考人として招致された2人の意見もほぼ同様です。

●山口利昭弁護士「告発者探しは一発レッドカード」

●奥山俊宏教授「公益通報に当たらないと判断したのは拙速」

 

この様に告発者捜しが問題であり、根底にあるのは県職員の知事に対する不満だったと推察します。

つまり知事の無知が招いた混乱であり、根底にあるのは「えこひいき」だったのではと。

ですからこの混乱を収束するには第一には知事が県職員や県民への訴えです。

その為には知事は公務よりもコンプライアンス研修を優先させ、自分の誤りを認めるべきでしょう。

中々発言を撤回しない理由に「無知」と「反発」もあるのではと思います。

また他の県職員もハラスメントや公益通報についての知識を持つ為に研修も必要です。

勿論、情報漏洩しても平気な県議もいるのですから県議も守秘義務についても理解して欲しいです。

 

 

 


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