「河野談話で一応の区切り」信じたのに…石原氏(読売新聞) - goo ニュース
石原信雄・元官房副長官は2日、参院統治機構調査会に参考人として出席し、いわゆる従軍慰安婦問題で日本政府が「おわびと反省の気持ち」を表明した1993年の河野洋平官房長官談話を発表することで、韓国政府が関係改善を図る考えを日本側に伝えていたことを明らかにした。
石原氏は、「意に反して慰安婦にされた人がいると認めることで、韓国側も『(慰安婦問題に)一応の区切りを付け、未来志向で行く条件が出来る』と言った。それを信じて談話を出した」と述べた。
石原氏は河野談話とりまとめの実務責任者で、2月の衆院予算委員会でも参考人として作成過程を証言し、韓国が現在も慰安婦問題で厳しい態度を取っていることについて、「当時の日本政府の善意が生かされていない」と批判していた。
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河野談話発表の経緯が石原元官房副長官によって明らかになっています。
「事実を歪曲した韓国側の主張に沿った談話を発表すれば もう慰安婦問題についてとやかく言わない。
それは未来志向でこれからは日韓の関係改善を図る条件になる。」
この言葉を信じた日本政府は、要するに韓国に騙されたのです。
良かれと思って出した河野談話。
見事裏切られました。
相手は詐欺師で恐喝するヤクザだったのです。
それを見抜けなかった日本。
当事者の一人として石原氏は国会という公の場に出て、証言しています。
しかし河野談話を出した当の本人は今のところだんまりです。
それで良心が痛まないのでしょうか。
自分は卑怯だと思わないのでしょうか。
石原氏は87歳というご高齢です。
かたや河野洋平氏は77歳です。
それも河野氏は最近も「サンデーモーニング」に出演していますので
十分国会証人喚問には耐えられる気力体力はあると思います。
是非、河野洋平氏を証人喚問に呼び出すべきです。
また同時に証拠となる資料を全て揃え喚問すべきです。
そうでないと、河野談話を見直さないとした閣議決定には納得できません。
しっかり検証し、当時 河野談話を出さざるを得なかった事情を明らかにしてもらいたいです。
それが国民対する政府の義務です。