涙

晩御飯の買い物に行った先に、震災で行方不明になった小さな家族達の絵の展示会がありました。

其々の小さな家族の顔は、みな可愛らしい顔をして描かれています。

観ていると我が家のラムが重なり、目から涙が溢れ出しました。

ボツボツ引っ越しの準備

明後日火曜日は、ホテルを発って普代村に向かいます。

今日と明日に必要なモノを残して、荷物の段ボール二つを車に乗せました。

今夜で冷蔵庫も空にして、明日の夜は外食にするつもりです。


選択をしながら、今夜はゆっくりとウイスキーをチビチビやって寝ます。

僕を支えているもの

子供の頃は身体が弱く神経質で気が弱くて大人しかった僕が、今こうしてやっていられるのは、いろんな修羅場を周りの助けも借りながら、自分自身が乗り越えたという自信があるからです。

僕は毎日鏡に自分を写し、特に自分の顔と目つきをチェックしています。


本当の僕は弱いのです。

昨夜、ある人と話した事

昨日は盛岡での最後の週末でした。

以前から相棒と飲む約束をしていたのですが、何故か相棒から連絡はありませんでした。

一昨日は相棒の新しい部所での歓迎会だと聞いていましたので、きっと飲み疲れだと思っていますが、彼はとても繊細な神経の持ち主なので、新しい部所と馴れない仕事で疲れているのではないかと心配もしたりしました。

この様な事は数日前から予想をしていたので、昨夜は一人でいつものスナックで、彼の20年来の馴染みのエリちゃんを相手に、閉店まで飲んでいました。

東北弁なまりの彼女は話し方からして、正直で良い性格だと判断しているので、僕の彼に対する思いや心配事をを包み隠さず話し、其に対して彼女から客観的な感想を聞きました。

一人で店に行った理由の一つにも、彼女とこうした話をしたかったからです。

閉店までの五時間、彼の話を中心にいろんな話をして、時間はあっという間に過ぎました。

相棒からの電話が無かったのは、きっと彼がいろんな悩みがあるからだろうという結論となり、僕自身も彼に対して気を付けてあげなければならない事も、彼女との会話の中で見つけました。

一人でスナックに行ったのはこの何年も無かった事ですが、昨夜は良い時間を過ごせました。


母の五平餅の味噌の話に涙を流してくれたエリちゃん、ありがとうございました。