うらしま@和歌山県紀の川市花野: 中華そば

今回の和歌山で、同行者のリクエストは「美味い和歌山ラーメンが食べたい。」だった。
ならば、手っ取り早く井出商店か本家アロチ丸高とか、名の通ったお店に行っときゃエエようなもんだが、そんな一般観光客的選択は面白くないし、したくない。
そんな中、候補として浮上してきたのがココ「うらしま」。
日曜祝日は定休にして営業時間は11:00〜13:00。かつ、スープ無くなり次第終了という、自分にとっては京都・城陽の「俺のラーメンあっぱれ屋」より遥かにハードルが高いお店。
ド平日であるこの日、この機会に行っておかなければきっと後悔する!と向かってみた。現地に着いたのは丁度正午過ぎあたり。幸い、店前の駐車場に空きがある!迷わず車を停めて入店!(ちなみに店舗から約70m東に行ったところに第2駐車場もあるそうですねココ)もちろん、初訪である。
暖簾をくぐると左手に券売機。押すべきボタンはシンプル極まりない。
券売機のボタンには「肉増し」・「替玉」があるが、それすら廃止?なのか、選択肢は麺量と「めし」の有無のみ。今回、旅行で朝な夕なにけっこう色々食べている我々は「中華そば」のみを選択。いまどき600円とは、なんちゅう廉価な!
暫し待つ間、店内にBGMは一切なし。聞こえてくるのは先客がひたすら麺を啜る音。この「音」に限って言えば、京都山科の「夜鳴きや」で聞き味わう音世界と共通している。
しばし待つのち、できあがってきた中華そば。豚骨醤油のスープ、低加水ストレート麺、適量のネギ、メンマ、チャーシュー。ここにも虚飾は一切、ない。
啜ってみる。低加水ストレート細麺に濃密な豚骨出汁にばしっ!と醤油感効かせたスープが纏わりついて来る。600円にして、コレである。いやホント、来て良かった。
スープを平らげたあとのラーメン鉢には相当な量の骨粉が残る。単に骨粉が残ればよいというものではないとはいえ、このお店の豚骨出汁の濃密具合が端的に現れている。もう一度書く。600円で、コレである。スバラシイ。
ホント、今回訪れることが出来てヨカッタ。


うらしまラーメン / 打田駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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