俺のラーメンあっぱれ屋@城陽市奈島下小路:濁とろ塩ラーメン大盛

この日、ド平日だったが昼にチャンスが出来て、すかさず向かったあっぱれ屋。駐車場にはそれなりの台数のクルマが居たが、行列はお店の外にまで伸びてはいなかった。ということは、お店に入ってからほぼ確実に1時間以内で食事ができる、ということになる(経験的に)。
無論、店内に入ってからすぐ着席できるというわけではなく、たいていの場合は店内で順番を待つことになる。その時に、カウンター席に並ぶ少し背の高い丸イスが否が応でも目に入る。このイス...なんだか4サイクルエンジンのバルブのように見えてしまうのはワタシだけかもしれないが、それにしてもいつ行ってもピッカピカに磨いてあるのをお気づきだろうか。
そうこうするうちに、というよりこの日の場合はほとんど待つこともないうちに席に通していただいた。注文は濁とろ塩の大盛りで。
以前にも書いたことかも知れないが、このお店、いつ行っても行列はマぁ覚悟の上で行くべしではあるが、お客の回転が速いことでもよく知られる。
それは、店主仙度さんと、じゅんちゃんのチームワークのなせる技であるとともに、ラーメン鉢の予熱から麺茹で、小鍋によるスープの調整、具材の配列等々の動線に一切のムダが入る余地のないようシステマティックにレイアウトされた厨房での調理作業の手際の良さがあってのこと。この様子を見るのも、このお店でのお楽しみ要素だとワタシは思う。
そして出来上がってきたこの日の「濁とろ塩ラーメン(大盛)」。何度食べたか数えては居ないが、とにかく何度もリピートしていることは確実。
レアチャーシュー、黄身うるるんな半熟煮玉子、独自のジンジャーテイスト極太メンマとともに、自家製麺の力強い太麺と濃厚魚介豚骨スープの妙。
ずいぶん前のことになるが、あっぱれ屋のメンマには隠し包丁が施してあることに驚いたことがあったが、度々食べに訪れるうち、この隠し包丁はいつのまにか止めてしまわれたかのように誤解していた時期があった。この日、あらためて観察してみたら、今も変わることなく隠し包丁は施されてあった。一日に提供するラーメンの杯数と思うと、スープの仕込み、自家製麺に始まってレアチャーシュー・煮玉子・そしてこのメンマ一本一本に包丁を入れ、オリジナルの味に仕上げていく手間隙を思いながら、完食した。


俺のラーメン あっぱれ屋ラーメン / 山城青谷駅山城多賀駅長池駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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