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お料理 美松@高島市新旭町藁園:中華そば&玉子とじうどん&焼きめし
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二週間ぶりのまともな休日。どこに行こうかと朝からネットを漁っていたら、何やら気になるお店が浮上。思い立ったが吉日ということで行ってみた。実際に行ってみたら、おいおい、ホンマにこの先に繁盛している飲食店なんかあるんかいな???というような長閑な集落にそのお店はあった。車で訪れ、第二駐車場に駐める。こんな場所にあるお店なのに、妙に県外車が多かった。
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入口の引き戸(画面右に見える)を開けて店内に入ると、オープンキッチンのカウンター席。ここで靴を脱いで上がるシステム。お店の方は、「二名様ですか。今ですとお席はあるのですが、お料理のご提供は確実に30分以上はかかると思います。それでもかまいませんか?」とおっしゃる。空席はあるとはいえ、店内はお客さんでほぼ満席状態。注文をさばくのに厨房は大忙しの様子。けれども、そもそもこのお店に来るのが目的だったし、別に急ぐ用事があるわけでも無いので「ナンボでも待たせていただきますぅ〜」と答えて、店内に通していただく。
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店内、カウンター席の他にゆったりとしたテーブル席もたくさんあるが、そこを通過しお店の一番奥にある板張りの桟敷席に通していただいた。ワタシたちの他にも双子の赤ちゃんを連れたファミリーやカップルやが三組程度、みなさん注文が出来上がってくるのをゆっくりと待っていらっしゃる様子。
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「お昼ごはん」という名のメニュー冊子を眺めてみる。夜営業の時は違ったメニュー表になるのであろう。
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まず、セット各種。お値段それなりながら、なかなか魅力的な品々。
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お造りやだし巻き、鶏の唐揚げ、中華そばたちがセットもののメインキャストになっているセット内容。
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さらに、和食・洋食にとどまらず、パスタメニューや...
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ピザなんかもフツーにある。
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続いて、「昼呑みにどうぞ」と、一品料理。お造り揚げ物、おでんにだし巻き...
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そして、いよいよ麺&ごはんもの。
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さらにさらに、お寿司!
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「お昼ごはん」のメニュー冊子とは別に、赤い縁取りの「御飲物」の冊子もある。冗長になるので詳細は割愛するが、その最後のページには「自慢の粕汁」が紹介されている。
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そして、テーブル上には二次元コードをプリントアウトしたレシート?みたいな紙があって、注文は自分のスマホでこれを読み込んで行うという、最先端なセルフオーダーシステム!
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実際の画面がこんな感じ。手持ちのスマホが、注文用端末に早変わりするというのを、今回初めて経験しましたわ。
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注文してから、待つこと約45分。ようやく一品目が出来上がって来た。ほぼ満席の店内から飛び交うさまざまなオーダーをさばくわけだから、どうしてもこうなってしまうワケだね。だからこのお店、急いでいる人には絶対オススメできない。じっくり待つことを前提で、ゆったり過ごすココロの余裕は必須ですわ。
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注文した焼きめしは、特にリクエストしたわけではなくとも、同行者と二人でシェアできるよう、小さな椀とレンゲを添えて持ってきてくださった。こういうところをさりげなく配慮してくださる。イイね。
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次に出来上がってきた同行者注文の玉子とじうどん。特に何か変哲があるわけでもない卵とじうどん。890円は結構高めの価格設定。
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そしていよいよ出来上がってきた、ワタシが注文した中華そば。コチラも890円。メンマはなく、チャーシューじゃなくって豚コマ肉を煮たのがチャーシューの代わり。煮玉子はキモチ固茹で気味のやつを半分に切ってまる一個。
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いやあ、もうびっくりだった。スープを口にしたとたん、どぉーんとくる鰹昆布の深い旨味!!思わず「馬っ!」と呟いてしもうた。麺は麺で、特別な主張をしてくるわけでは無いようでいて、もっちりムチっとしたしなやかさと弾力を感じる艶かしい食感が素晴らしい。
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ここでちょっと、同行者注文の玉子とじうどんを味見させてもらう。と、鰹昆布出汁のボディは中華そばと同様ながら、うどんはうどん、中華そばは中華そばのチューニングがきちっとなされており、さらにうどんの食感も中華そばと違わず、サヌキティックなインパクトがあるとまではいわないにせよ、ちゃんとしたコシと弾力感を楽しませてくれるもので、端的に言えば「美味しい」。
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玉子とじうどんの味見から、再び中華そばに戻る。確かに、特に変哲のない中華そばなのだが、出汁と麺がまずちゃんとうまいのに加えて、豚コマも煮玉子も、すっかり一杯の鉢の中で馴染んでいて、食べている間はもう無我夢中になる。これまで、滋賀の湖西に、高島のあのあたりに美味いラーメン・中華そばは「完全にない」と思っていたが、そんな概念を完全に覆すことになった。ここの中華そばは美味い。うどんも、美味い。コレはまたぜひリピートして他のものもぜひ味わってみたい。そう思わしめるだけの惹きが、このお店にはある。
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さらに、ショーケースには「本日のデザート」までも。コレらも全て自家製なんだろうか?
とにかくココは、再訪必至。現時点で夕べ口ぐのポイントは3.13。いかにこの点数がアテにならないか(というか、数字だけを鵜呑みにしてないけないか)を、深く深く思い知った初訪の巻だった。
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