関西ラーメンダービー2017 第2レース

ラーメンあおやまで限定濃厚豚骨を堪能した後、某友人から連絡があり14時頃に淀競馬場に向かうという。このイベントは、きっと複数で行って、ラーメンをシェアしたりする方が、一人で行くよりずっと楽しいものだ。そんなわけで自分も樟葉から淀へ向かうことにした。

第2レースのブースも10店舗。腹の具合と予算に余裕があれば、その全部を試してみたいのはヤマヤマである。

第2レース初日のこの日、天気予報はかなりの高確率で雨が降るとの予想だった。が、実際に行ってみれが昼過ぎにパラっとは来たがその後は結局降っては来ず、結果、暑くもなく、寒くもなく、強い日差しを気にすることもなく、と、屋外で過ごすのにはそう悪くないコンディション。だが、朝の予報が雨予報だったせいでか、来場者の数は極端に少ない様子だった。食べに行く身としては行列に並ぶ時間が少なくて大助かりだが、マックスの来場者を想定した数を仕込んでいる各ブースにとっては、きっと痛手であろうと思う。
先週の第1レースもそうだったが、それぞれのラーメンを食べてみた順番は決してブースの番号通りではなかった。が、記事として読むならブースの番号順に揃えた方が読みやすいだろうし書いている自分自身も整理しやすいのでやはりブース番号順に書くことにする。

ブース番号2「らーめんstyle JUNK STORY × 贔だしや feat.横山太一の麺馬鹿」という店名?の「鹿豚骨 with K〜炙りチャシュー麺〜」というメニュー。(はぁ、ややこし)
谷町九丁目の「らーめんstyle JUNK STORY」と西宮の「贔だしや」 、”feat.”とはフィーチャリングという意味ね。で、「横山太一の麺馬鹿」とは朝日放送「おはようコールABC」のコーナー「おきトク」で生まれた企画だそうな。いつもの朝の時間に朝日放送テレビを見ない自分はいちいち調べてみないと分からなかったが、確かに先週の第1レースでは競馬場の「緑の広場」に仮設のテントスペースで横山太一氏がラーメンのレポートをしているところを録画しているすぐ横でラーメンを食っていた記憶。と、こんな感じでスペックを並べると非常に長くなってしまうが、要するに豚骨と鹿と貝のラーメンということになろう。


チャーシューに相当するちょっと硬い肉っけが「鹿」に相当するのだろう。スープの味は豚骨に貝の風味がブレンドされたことで、食べ始めしばらくは貝の味が雑味っぽく感じられたが、食べ進むうちにだんだんとそれが美味く思えてくる不思議感。

ブース番号3、「らあめん 元(はじめ)」の琥珀煮干塩麺。

結論から言うと今回一番「!!」だったのがコレ。品のいい塩味に大粒の背脂で、一見ギタギタな感だが、なんのなんの。ふわぁ〜と立ち上る煮干しの味と香り、画像では確認しづらいがモッチモチの平打太縮れ麺がコレまた美味い!

ブース番号4、裏なんば「麺屋丈六」と日本橋の「清麺屋」のコラボによる「なんばポンバシ濃口醤油ラーメン」。
恥ずかしながら、「清麺屋」は未訪。丈六さんトコも一時「おはようラーメン」にちょくちょく行ったが最近はご無沙汰しているなぁ... 

で、実際のラーメンは高井田系な感じのところに刻んだ玉ネギの鮮烈な感じが冴える。青ネギの上からブラックペッパーは丈六さんトコのトレードマーク?

ブース番号6、京都市勢、「セアブラの神&あいつのラーメンかたぐるま」のウルトラ肉盛り豚骨醤油ラーメン。「ウルトラ」の名は「あいつのラーメンかたぐるま」のウルトラつけ麺とセアブラノ神チャック中野氏のウルトラマン時代(なんじゃそりゃ)に因むもの?

ラーメンのスープは「セアブラノ神」と「かたぐるま」のコラボとしては、両店の特徴がガツンと前に出た...というより、お互いで丁寧に豚骨醤油作ってみましたって感じ。一杯のラーメンとしては確かに美味い。が、第1レースの時の「にっこう・豚人・地考」みたいな”なんじゃこりゃ〜っ!”な、イベントならではの「華」みたいなのがもっとあればいいのにと感じた。

ブース番号9、京都・四条烏丸「麺匠たか松」の単独出展、「京都ポークの極厚!!炙り肉濃厚鶏豚骨スープ」。

タイトル通りに、ニクが、めちゃくちゃ分厚い。それゆえ連食には正直ツラい。が、この豪快さが好きな人にはたまらないものがあろう。濃厚に煮出したであろう陸上動物のスープは「セアブラノ神&かたぐるま」のスープと系統的には似ているが、タレの味が全く違う結果、味わってみた感じでは今回の「たか松」の方がなんだか深みのある感じだった。

 

以上、第2レースでは出展ブースのうちからその半分を味わうにとどまったが、さて成績発表ではどんな結果になることやら。タノシミタノシミ。

 

 

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