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和dining 清乃@和歌山県有田市

5月19日。この日、予報では雨が降ることになっていた。かねてからソロツーリングで和歌山方面にも行きたいなぁと思っていたのだが、雨予報が出ているのにびしょ濡れ覚悟で出て行くのも億劫だ...とかとか考えている矢先、和歌山ツアーの誘いが実にタイミングよくやって来たのでライドオーン。JRにて待ち合わせの場所に向かい、そっから一気に目的地へ。
で、この日の一軒目がココ。私としては二回目となる。(初訪時の記録はコチラに。)
開店時刻20分前に到着し、ポールポジションは我々が貰う。
開店して席に通していただいた後、早速撮ったヲタどもの寄せ書きとなってしまっている「道」。それぞれに、超有名な大物ラヲタ様の御芳名で埋め尽くされている。いやいや、ワタクシなんざぁマダマダ駆け出しの青二才で御座いますのでw
さらに、一見メニューのように見える黒板にも、日頃から情報をいただいたりしている有名食べログレビュアーさんやマイミクさんのお名前が。「京都から来た」ヒトが、目立ちますねえw
ところで、ここだけ見ていると、かなりコアでマニアックなお店なのかという誤解を却って生じさせてしまうかもしれないが、実際の店内は実に凛とした清潔さのある客席。そして、和食の経験豊かな岡山県笠岡市のあのお店や、石川県金沢市のあのお店や、富山県高岡市のあのお店に共通するような、味に関する知恵について、実に豊かな引出しをもっていることをビンビンと感じさせてくれる店内。
今回は4人で訪問し、同行者Z氏は「有田ブラック」、同行者P氏は「濃厚つけ麺」、同行者V氏は「鶏そば塩」、そして私は「角長 醤油「匠」」をそれぞれに注文。
最初にやって来たのはワタシが注文した「角長 醤油「匠」」。
やって来るやいなや立ちのぼるふくよかな和のだしの香り。具の多彩さとひとつひとつの丁寧にな仕事、ストレート細麺のサクリとした感触、非常にバランスに長けている。前回の初訪時にいただいた「有田ブラック」のインパクトに比べれば大人しいが、一杯のラーメンとしては非常によく出来た感。
強いてきびしい言い方をすると、命名が命名だけに「角長」の生醤油感を期待してしまう。その醤油感より出汁の良さを中心としたところから来るトータルバランスが優れているので、ラーメンの名づけとはこれまた難しいもんだ。
同行者V氏注文の「鶏そば塩」。ニク系の具にはチャーチーに鶏そぼろ、と鶏で統一。ちょっとスープの味を見させていただく。まあるいトリの旨味を湛えた清湯。 先ほどの「角長 醤油「匠」とは青物の使い方もまた変えてあり、芸が細かい。
続いて同行者Z氏ちう悶wwwの「有田ブラック」。やはりコレ、醤油感と太麺で明確な主張がある。コレにホルモンのお下品な脂身感が強烈な印象に拍車をかける。インパクトという点ではこのメニューが一番はっきりしてるかな。
そして同行者P氏注文の「濃厚つけ麺」。具の器、麺の器、つけ汁の器とそれぞれに分けて出して来るのはひとつ見識だと思う。
近頃は販売勢力を広めた結果、「工場長の目は完全に行き届いているのか?『棣鄂だから美味い』とは限らんぞ!」と麺屋棣鄂製の麺にはウルサイP氏とZ氏。「これやったら、まあエエやん。」
今回いただいた4種は、一本の汎用スープであれもこれも、というものでは当然なく、それぞれのスープづくりの土台からして全く別個の材料をそれぞれの煮出し方、煮詰め方、置き方で作るものである。それぞれを高いレベルで提供することは、作り手自身がより美味いもんを作ってやろうという気持ちから来る探究心や好奇心がなければ成立し得ないことだと私は思う。そういう点で非常に高いものを感じさせてくれるお店だ。また、是非来よう。
それから、アフターラーメンに注文すれば無料でシャーベットが付いて来るのも清乃だけ!
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【和dining 清乃】
お店HP
11:00~14:00 17:00~22:00
火曜日定休
0737-83-4447
和歌山県有田市野696
P:あり
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