麺屋 夢人＠御陵：こだわりらーめん焼き飯セット

山科区内にヤボ用発生。

さて、勧修寺の名門か、自分が山科に住んでいた頃にはまだ無かった華陽か、最近とんと御無沙汰の夜鳴きやか、はたまた新幹線のガード下で30年以上の歴史を刻み続けているラーメン天か、椥辻に移転してからその様子がどうなのかちょっと気にはなってるビッグラーメンか...あーそういえば薬大前の「風火なかまる」も、屋号を「豚人なかまる」に変えているが、麺屋風火にはいったい何が起こっているのだろうか？とかとか、いろいろなところに思いを巡らせながら、結局辿り着いたのはココだった。過日初訪し、つけ麺のクオリティの高さに再訪の必要を感じていたのだ。

このお店、ノレンにあるように「山科初つけ麺店」を謳い文句にしてはいるが、今回はあえてツケメンではないラーメンを選ぶことにし、メニュー上の表現ではスタンダードメニューっぽい位置付けに見える「こだわりらーめん」を注文し、

さらに「焼き飯セット」にしてみることにした。

出来上がりを待つ間、テーブルサービスの白菜キムチをつまむ。

さてさて、焼き飯セット到着。

かなり分厚くスライスされたチャーシュー様の存在感。先日いただいたつけ麺のときよりも明確に「チャーシューな時間」を堪能している気になるのは、スープとの組合せの妙かな。面白いもんだ。

鶏ガラベースの背脂醤油なスープ。つまり「ますたに」を源流とする京都ラーメンの古典ながら、なんていうのか、これほどまでにスッキリと押し付けがましくなく、それでいてしっかりと美味いスープは最近出会ったことが無い。語弊があるかもしれないのを承知でいうと、「ますたに」の系譜のあの味と言うより、むしろかつてのあの「福三ラーメン」をちょっとスッキリ仕立てにしたような感。完成期の福三ラーメンはどっしりとした分厚い濃厚さがあったが、むしろ夢人のこういうスッキリとした仕立てもいいものだ。麺にはつけ麺の麺にも感じられたモッチリかっちりとしたちょっと多加水気味のタイプ。

セットの焼き飯もしっとりパラッと具沢山で美味い。
御陵駅の傍らにある小さなお店ながら、二回目にして、期待していた以上の満足感を味わわせてくれる。

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【麺屋 夢人】
　11:30～14:00 L.O
　18:00～22:30 L.O（月火木金土）
　18:00～20:30 L.O（日祝日）
　水曜日定休
　075-591-8288
　京都市山科区御陵鴨戸町2-1
　Ｐ：なし（近隣コインパーキング利用推奨）


　

麺屋 夢人 （ラーメン / 御陵駅）

昼総合点★★★★☆ 4.0